熱量の差をどうするか。
今日はお客さんから聞いた悩みにについて書こうかと思います。
って事で、不特定多数ではなくその人に向けて書いてます。
自分で何を言ったか忘れない為でもあります。
お店で色々とお話したのですが、その中で『従業員の熱量の差』がある事について少し悩んでいました。
自分は会社や仕事に対して真摯に取り組んでいるのに、周りにそうじゃない人がいる。
これはどんな職場でも当てはまるんじゃないかと思います。
僕も会社にいた頃はこの事で少し悩む事もありました。
ただ、僕はパッション全開じゃない方だったので、逆にそういう人達と上手に付き合うには。
だったり、
それはやる気なさすぎだろ。
って人にどうやってやる気をださせるかだったり。
上の立場になると仕事の8割は人のマネジメントだなー。
とつくづく思ってました。
それが嫌になって今は一人になったんですけどね…
あと、もうこれは出来る!なんなら得意だ!
って思ったのも大きいな。
これはちょっと自慢。すみません。
っで、熱量の差をどうするか。
きっとちゃんとそういうのに特化した本があると思いますが、僕がやってきた事を書こうかと。
まず、僕の前提として、
『自然と同じ熱量になる訳がない』
と思ってます。
企業理念に共感して入社する子ばかりではない。
自然とまとまる訳がない。
と考えてます。
そもそも働く動機が様々なのに、同じぐらいの熱量を期待するのは無理な気がする。
・どうしてもその会社で働きたかった人
・家が近所だからって人
・時給が他よりもよかったからって人
・就活に有利だからって人
僕も採用をしてた事があるけど、その場ではみんな調子の良い事を言うんです。
でも、後々本音を聞いてみると理由は本当に様々です。
そんな人達が自然と同じ熱量になる訳が…ないですよね。
だから、「なんでみんな私ぐらい頑張ってくれないんだ…」
って思うのは止めよう。
考えるだけしんどいから。
深呼吸して肩の力を抜きましょう。
気持ちはわかるけど!
でも放置する訳にはいかないのでどうするか。
ここでも観察かなって思います。
(最近観察観察うるさいな)
一人一人、何をどうすればモチベーションが上がるのかを観察します。
っで、実行する。
それだけ。
上昇志向なのか。
お客さんとの関わりなのか。
探究心なのか。
スタッフ同士の関わりなのか。
………
その人が何を楽しみに働いていて、その人が『気持ちよく働ける場所』を提供する。
今まではお客さんとの事に集中して取り組んでればよかったけど、上の立場になったら従業員でもお客さんみたいな感覚で接するのがいいのかなと思います。(大げさに言うとね…)
それが結果的に良い雰囲気のお店を作り出し、お客様にも伝わると思うので。
ただ、これだけを見ると甘やかしてるだけって思われそうだけど、そうではないです。
まずはその会社の理念なり、行動指針みたいなのを理解する。
それに沿った行動を出来てない人は是正する。
この時に感情的になって注意する人もいるけど、それはなし。
ただ怒ってるって思われると、その人の前でだけ怒られないように行動するようになって、根本的な解決にならないので。
恐怖で縛るタイプの上司についていく人を見た事ないし。
それよりも、少しでも良い行動をしている人を見たら積極的に褒める。皆の前で。
見てくれてるって思うと、人は結構頑張れるもんです。
見られてるって思うと、気の抜けた行動もしなくなるもんです。
褒めてもらう為に行動するってどうなの?
って思うかもしれないけど、それが結局はお客さんの為になるんで。
いずれその褒めてもらう行動も、そんな動機がなくても自然に出来るようになるんで。
ここまで書いて気づいたかもしれないけど、
ゴールは『お客様に喜んでもらう』です。
そのゴールを達成する為に、下の子にどう働いてもらうか。
『熱量の差』を何で埋めなきゃいけないのか。
自分がイラつく、もどかしくなる。
ってのは、あくまでも自分の気持ちであって、それの解消が目的になると共感して協力してくれる子はでてこない。
それは自分の為だから。
何でそんな事に協力しなきゃいけないんだ。ってなる。
でも、お客様に喜んでもらうというゴールを達成する為に協力して。
だと、協力してくれる子はいる。
そんな気持ちにさせる為に、僕は『気持ちよく働いてもらう』
ってのに行き着きました。
その為に観察する。
想像じゃなくて、事実に基づいた観察を。
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