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働く目的

この仕事をしてなかったら何をしてるか。

最近、就活が終わった常連さんや、転職を考えてる人の話を聞いた時に、ふと考えた。

何をするかな。

18歳からこの仕事を続けて、今はもう32歳。

新しい事をするには歳をとりすぎた気もするけど、全てを諦めるのも早い気がする。

この仕事を辞めて、また飲食ってのは無いな。

ただ、特にやりたい仕事ってのも無い。

大学生の時からそうだった。

どうしてもこれがいい。

ってのは、無い。

本が好きだったから出版社がいいなって思った事はあったけど、募集人数の少なさを見てすぐに諦めた。

ESすら出さなかった。

この狭き門をくぐる為に労力をかけるなら、他にしよう。

やりたいと思ってはいても、熱量は伴わなかった。

生きていく為に必要だから仕事をする。

根底にはこの考えがある。

楽しむ為とか、誰かの為とか、社会を良くする為とか、世の中を変えるんだとか、無い。

だからきっとどんな仕事でも出来る気がする。

その場所でやれる事をやり、必要とされる人材になる。

労働と報酬の割合があえばどんな事でも続けられる気がする。

働くのは嫌いじゃないし。

でも、激務は嫌だ。

毎日映画を観る時間、本を読む時間は欲しい。

仕事を家に持ち帰るってのも嫌だ。

(わがままだ、ゆとり世代)

昔、ある上司に「労働と報酬は比例する」と言われた事がある。

もっと給料上げてくれって冗談で言った時かな。

この言葉を返されて、じゃあ今のままでいいですってその時は答えた。

バイトだったし。

全ての仕事が当てはまる訳じゃないけど、間違ってない気がする。

それから労働と給料を考えた。

そうか、給料を上げると仕事量が増えるのか。

今のお気楽ポジションのままじゃ無理なのか。

じゃあ他で稼げばいいんじゃないか。

今のポジションと仕事量は気に入っている。

あと10万ぐらい他で稼げれば。

何があるかな。

投資の勉強してみるか。

そこから僕の投資ライフが始まるのでした。

こっちで稼げれば好きな事が出来る。

そんな夢を抱きつつ。

簡単な事じゃないけど、会社員で給料増やすのも大変だからな。

特に飲食なんて上のポジションは限られてるし。

上のポジションにいてもたかが知れてるし。

って事で、何でこんな話になったんだ。

仕事を探すのも大切だけど、目的が収入だったら他の考え方も出来るって事を知ってほしかったんだ。

FIRE(Financial Independence, Retire Early movement)

こんな言葉が流行っていますが、そんな事を昔から考えていたのでした。


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