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モノを買うよりコト消費・ヒト消費の時代

今日はこの記事から。

モノを買うよりコト消費・ヒト消費の時代

僕もこの筆者と同じで、最後は人の差別化しかなくなると言い続けてきました。

でも、これってなかなか酷ですよね。

特にこれからお店をやろうと考えてる人にとっては。

人でしか差別化出来ない。

って言われると、

自分が何者なのか。

ってのが大事だと考えると思います。

でも、大抵の人って何者でもないですよね。

多分。

バリスタ世界チャンピオンみたいな肩書もなく、

星付きのお店で働いていた訳でもなく、

本場で修行した訳でもなく、

フォロワー数も多い訳ではなく、

って凹む人もいるんじゃないかと思ってしまう。

何者でもない自分がお店をだしてもうまくいかないんじゃないか…

とか。

そこで何者かになろうと努力するのも一つの手段だと思います。

人でしか差別化出来なくなるってわかってるなら打つ手はある。

努力の道筋も見えてるから本人のやる気次第で何者かにはなれます。

ただ、

そういう事したいんじゃないんだよなーって思う人もいるんじゃないかな。

ラテアートチャンピオンになりたい訳じゃないんだよなー。

ストイックすぎるなーとか。

競技をしたいんじゃないんだよーとか。

分かるわ〜。

僕が本当に何者でもなかったので。

それらに興味もなかったし。

未だにラテアートはやらないし。

こんな事に自信もってどうするんだ。

って思うかもしれないけど、事実ですからね。

もうお店だしちゃったから後戻りも出来ない。

今から有名店で修行だったり、海外で経験を積む事も出来ない。

ちょっと憧れるけど…

っで、何が言いたいのか。

人での差別化って別に難しい訳ではないって事です。

そんな大仰に考えなくて大丈夫。(考えてなかったらすみません)

肩書だけでお店は成功しないので。

お店は常連さんの多さで長続きするか決まります。

肩書だけで何度も通ってくれる人はいません。

結局はそこでの最所の体験が良かったかどうかってだけ。

味なのか接客なのか雰囲気なのかはお客さんによるけど。

それに満足してくれたらまた来てくれるし、そうじゃなかったら二度と来ません。

単純。

ただ、何者でもないって事は最所の来店数は期待出来ません。

認知してもらうのに時間はかかります。

そこを乗り越えられるかどうか。

その覚悟があるかどうか。

飲食店の廃業率の高さはこれのせいじゃないのかな。って最近思います。

期待値が高すぎなのと、諦めが早い所。

もしかしたら10年かかって人気店になれるかもしれなかったけど、それまで待てなかった。続けられなかった。


って事で、人での差別化が必要になると思います。

でも、それはそこまで難しい事ではなく、特に新しい事でもありません。

当たり前の事を継続してやるだけです。

何者でもない人は、努力と我慢が必要です。

僕は何者でもなかったから、長くやろうと決めました。

あの激戦区で10年続いてる。

っていう事実が何者でなくても特別な事になると思ってるからです。

まだ5年目。

ようやく折返し。

あと5年は頑張ります。多分。

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