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店主の考え

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2021年1月の記事一覧

グルメサイトやレビューについて

自分の価値観が周りの評価に左右されるのはダサい。 今日はこの記事の振り返り。 この頃からグルメサイトであったり、レビュー的なのが嫌いでした。 これは自分でお店をやってるからだと思います。 一方的なレビューはフェアじゃない。 これに尽きます。 ただ、これは覚悟していた部分でもあるので、文句を言っても変わらない。 受け止める所は受け止め、無視する所は無視をする。 これを徹底する。 それしか対策が無い気がします。 ただ、凹みはするんですけどね。 そんな人の意見

フードデリバリーが嫌い

「ちょっと味が落ちたぐらいだったら気にしないよって人が注文するから問題無い」という同業者が周りにいて驚愕しましたが、それは違います。 何でもいいならコンビニで買ってくれってのが本音です。 『Uber Eats』をやらない理由の振り返り。 コロナが流行る前に書いた記事ですが、この1年でUber Eatsは大きく伸びましたね。 Uberだけでなくフードデリバリーが大きく伸びた1年だったと思います。 こんなにも需要があるのかと驚きました。 お店でも何度か言われました。

目の前の売上に目を眩ませないように

思い入れがない商品を提供したくないってのもあります。 喜んでくれるお客様がいたとしても、当店でやる意味、僕が作りたい理由がなければやりません。 今日はこの記事の振り返り。 タピオカ。 そんな商品あったなーと、遠い目をしそうですが、1年前は流行ってたんです。 まだ1年ですよ。 飲食の流れの速さって怖いな。 本当に手を出さなくてよかった。 今でもたまに見かけますね。 流行ってた当時に手を出し、今でも止めるタイミングが見つからずズルズルと提供しているお店が。 そ

毎日の営業とnote

カフェはよほどの人気店ではない限り、暇な時間の方が長いと思います。 独立を考えている方は、その時間との向き合い方を考えといたほうがいいです。 僕がお店でどんな1日を過ごしているかを書いた記事です。 今も大して変わっていません。 午前中にnoteを書いて、午後はネタを収集。 これを毎日やっています。 そう、毎日やっているんです。 僕はこのルーティンを作るという事がストレスを減らす一番の方法だと思っている。 毎日営業する事。 毎日noteを書く事。 「休まない

価格へのこだわりを振り返っていたら、コーヒー遍歴を紹介していた

コーヒーチェーンのカフェ・ラテでは満足出来なくなった人が次に行く場所。 今日はこの記事の振り返り。 450円という価格へのこだわりを書いた記事です。 このこだわりにどれほど苦しめられているか。 消費税の増税、キャッシュレスの波、原価の高騰… 5年間で色々な事がありましたが、未だに450円という価格でベーシックなカフェ・ラテを提供しています。 それはやはり冒頭で書いた事が念頭にあるからかもしれません。 コーヒーチェーンのカフェ・ラテでは満足出来なくなった人が次に行

ドリンクのサイズの振り返りをしたら、スリーブの話をしていた

僕にとってのコーヒーは嗜好品ではなく、あくまでも日常の飲み物。 大事に大事に飲まれるよりも、量が多すぎて飲みきれませんでした。 今日はドリンクのサイズについて書いた事の振り返り。 今やすっかり小さめのカップが市民権を得ていますが、僕は未だにしっくりきていません。 というのも、これじゃ足りん! 素直にそう思ってしまうのです。 コーヒーは嗜好品ではなく、あくまでも日常の飲み物。 僕はこの考え方が他のお店さんよりも強いのかもしれない。 小さい量で提供する事に申し訳無

「何を言うか」じゃなくて「誰が言うか」

好きな事をしていて、それを発信していると、たまに同業者に批判される。 それについて反論したり、周りが煽ったり、それぞれに味方がいたり。 まあSNSではよく見かける光景ですね。 そんな光景を今朝見かけたので、それについて少し書こうかと。 というのも、コーヒー関係のお話だったので。 コーヒー関係の仕事をしている人が間違った情報を発信。 同業者が、そんな初歩的な事も知らないのかとコメント。少し煽る。 周りがそのコメントに反応、色々と飛び火。 そんな感じでした。 そ

ラーメン屋の店主の言葉が響いたから、ダブルショットが無料になった話

今日は振り返りに戻ります。 いつまでも不満を述べていても精神衛生上よくないですし、そればかり聞いてるのもしんどいですよね。 ちゃんと当店の紹介もしないと。 という事で、今日はこの記事の振り返り。 当店はエスプレッソを無料でダブルショットに変更できます。 (他のコーヒー屋さんだと、100円〜200円が相場) それについて書いた記事。 特に書き足す事はないんですが、この記事で書いた事の裏話というか、なぜ僕がこんな考え方になったのかを書こうかと。 以下の文章について

声を上げるという事

声を上げるという事。 受け取る人にとってはノイズになるかもしれない。 お店のそんな情報なんていらないよ。 そう思う人も沢山いると思う。 同情で人を呼ぼうとしてるのかと穿った見方をする人いるかもしれない。 かっこ悪いと蔑む人もいるかもしれない。 でも、僕は声を上げる事にしました。 自分のお店が大変だから。 というのはもちろんありますが、 自分と直接関係の無い事に対して、あまりにも興味がなさすぎる。 それが悲しいし、悔しいからです。 お店が閉店するニュースが

何度も言うけど、協力金は貰えません。

当店の新しいパッケージです。 今の政府に何を言っても無駄だ。 迅速な支給の為という大義名分を掲げ、何を根拠に制度設計をしたのか分からない特定の業種業態への6万円の支給。 これによって飲食店に対しての憎悪、飲食店同士の分断、これらが起こる事を微塵も想像できていない。 メディアは詳細を伝えない。 6万円を貰えるお店に行っては、 「これでは足りないですよね?」 「お店は続けられそうですか?」 誘導尋問をする。 「足りません」 「お店は続けられません」 この応え

好きな物を使うという事

「東京牛乳を使ってます」 なぜ東京牛乳にしたのか。 なぜ牛乳にこだわるのか。 そんな事を書いた記事の振り返り。 牛乳にこだわったカフェ・ラテ屋を始めて5年。 競合が出てこない事に胸を撫で下ろしてます。 それと同時に、もう出てこないかもと思いました。 コーヒー屋さんは牛乳をないがしろにしている。 大袈裟かもしれないけど、僕はそう思う。 どこも同じメーカーの牛乳を使い、 たまに加工乳を使用している所すらある。 それが色々と飲み比べた結果、美味しかったから。

簡単な言葉を使う理由

僕の好きなカフェ・ラテは酸味が少なくて、コクが深いものです。 今日はこの記事の振り返り。 なんて分かりやすい説明なんだ。 (自分で言うな) 酸味が少なくてコクが深い。 当店が使用しているお豆の説明をする時に使う言葉です。 コーヒー専門店では逆に聞けないんじゃないかと思います。 こんな簡単な言葉は。 当店に来るお客さんと話していて気づいた事があります。 それは、「コーヒーは好きだけどギークではない」 コーヒーの薀蓄を聞きたい訳ではない。 コーヒーについて熱

変わらない理由を思い出す

一年前の記事の振り返りをしよう。 思いついた時は我ながら素晴らしいアイディアだと思った。 天才かもしれない。 (これは言いすぎだ) これで書くことに頭を悩ませる必要がない。 何を書こうかと、朝、色々な記事に目を通す必要がなくなる。 長い記事を読んだ後、 いや、これについて書く事はないな。 みたいな事が沢山あった。 お昼のピークタイム前には書き終わらなければいけない。 時間のプレッシャーもあった。 一文字も書けていない状態で12時を迎える恐怖。 あれから

自分が好きな物を提供して、喜んでくれる人がいる。

緊急事態宣言の事についてグダグダ考えてもしょうがないので、振り返りに戻ろうかと思います。 カフェ・ラテのお店になった理由について。 「浅煎り」「スペシャリティ」「ハンドドリップ」 これらが全盛の時に何でカフェ・ラテのお店にしたのかってやつです。 この時も今も全く考え方は変わっていません。 僕はあまり変わらないんだろうな。 振り返りをしていて思う。 柔軟さに欠けるのと、頑固なんだろう。 酸っぱいカフェ・ラテが苦手な僕は、自分が美味しいと思うものが飲みたくて、カフ