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店主の考え

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2020年5月の記事一覧

今後の対応に大きく差がでると思うので、より一層広い心を。

noteで見つけたこの記事から。 「これからの働き方」議論のズレた感じ この記事の中にこんな文章がありました。 「自分とか自分の周りの恵まれた状況にある人たちでなくて、大勢の普通の人たちのことに頭を使ってくれないだろうか。」 これは本当にそうだな。と思いました。 この記事ではリモートワークの事について書かれていたのですが、カフェでも当てはまると思います。 一部の恵まれた状況にある人たちの施策が正解。 それをやっていない所は駄目だ。意識が低い。 みたいな風潮は勘

コーヒー屋だけど、町中華への憧れ。

「ラーメン一杯1000円以上は高い」論がもはや時代遅れと言えるワケ マネー現代にこんな記事が。 今の時代700円〜800円とかだと利益が出ないから厳しいんだよ。お客さんも理解してね。 ざっくり書くとこんな感じ。 海外との比較で日本の外食の安さはよく語られますね。 ワンコインでこんなに美味しい外食が食べられる国はない。 いつからこんな貧しい国になってしまったんだ。 などなどポジティブなのかネガティブなのか、色々と語られます。 それぞれの懐事情によって捉え方は違う

カフェをやる為に修行するんだ!って意気込むのも大事だけど、収入源を確保するんだ!も大事

Double Famousの坂口さんが以前、「“ライスワーク(RICE WORK)”と”ライフワーク(LIFE WORK)”を分ける」って云っていて。 この言葉はnoteで見つけました。 タイトルは『音楽で飯を食わなくてもいい。toe山嵜と考えるアーティストとお金の関係』 凄い腹落ちする内容だったので、是非読んでほしい記事です。 特にカフェをやりたいって考えてる人は勉強になります。 昨日も書いたし、もう何回も書いてるけど、カフェって暇な時間が結構あります。 常にピ

カフェを続けるには、対外的な事だけじゃなくて、内向きな個人的な楽しみも大事

緊急事態宣言が25日に解除されそうですね。 解除された後はどうなっていくのか、最近はこんなニュースが多いです。 すっかりおかしな日常に慣れてしまい、それはそれでマズいなと思っている今日この頃です。 暇に慣れてしまう事ほど怖いものはない。 現場の肌感覚ですが、GWが明けてからお客様は少しづつ戻ってきています。 近隣のオフィスも出社する人が増え、6月からは週5で出社します。という声も多く、国や都が何をどう決めようが、日常は少しづつ戻ってくるんだろうなと思っています。

今、ゆたかさの次にくる単語で一番しっくりもの。ついでに二番目も。

豊かさの指標は物ではなくなった。 ある時代では肉が食べれる人が豊かだった。 またある時代では銀シャリが食べれる人は豊かだった。 それから三種の神器があり、3Cへと豊かの象徴は移り変わった。 豊かは分かりやすかった。教科書に載るぐらいだし。 でも、僕が生きてきた31年間に豊かさの象徴ってあったのかと言うと、無い。僕の知る限り。 何も調べずに思い浮かんだのは、ヒルズ族、あとはiPhoneか。 ヒルズ族は誰しもの憧れではない。なんならお金持ちを揶揄している響きすら感じ

テイクアウトのお店で質問や相談をするぐらいなら。

昨日のような、カフェをやりたい人に向けての文章を何で書くかと言うと、カフェやりたいって人が本当に多いからです。 これはお店を始めてからびっくりした事の1つでもあります。 カフェやりたいと思っていて、、、 カフェをやる為にはどうしたらいいですか、、、 マシンはどこで買いましたか、、、 お金はいくら借りましたか、、、 何から勉強すればいいですか、、、 漠然とした質問から具体的な質問まで。 知っている人から、初めてお店に来る人まで。 色々な質問や相談をされる。

本当に東京でやらなければいけないのか。今一度考えよう。

今日はたまに書く、カフェやりたいって考えてる人に向けて。 ちょっと前の共同通信の記事にこんなのが。 『東京圏の半数が地方暮らしに関心』 東京圏に住む20~50代を対象に、1月30日~2月3日に実施されたアンケートの結果、約半数が地方暮らしに興味があり、若年層ほどその割合が高かったというデータが出ました。 アンケートの時期がコロナの影響前なので、恐らく今もう一度アンケートをとったらもっと高くなるんじゃないかと思います。 これは今後カフェをやりたいって人は少しだけ頭の片

目線を下げるという事。尖りすぎず、媚びすぎず。 ビジネスだけど、趣味でもある。

先日紹介した、伊坂幸太郎さんの新作を読み終わりました。 ちなみにこの記事。 短編集で一話70Pぐらい、伊坂さんらしいウィットに富んだ会話が多めの取っつきやすく誰もが楽しめる作品でした。 前回も書きましたが、デビュー作から最新作までずっと追っています。 ずっと追っているからこそ途中で異変にも気づきました。 それは伊坂さんの代表作『ゴールデンスランバー』を読んだ時。 個人的にもトップ3に入るお気に入りの作品で、ページを捲る手が止まらないとはこの事か。 という貴重な体

不安を消すには動くだけ。腰が重い人が一番厄介。

昨日の続き。 具体的な対策がないと不安な人はどうすればいいのか。 これはもう動くしかないと思います。 他のお店がやってる事を徹底的にパクりましょう。(TTP) 何か動いていないと不安を感じる人は恥を捨ててパクるべきだと思います。 飲食だったらデリバリー、テイクアウト、クラウドファンディング、ドリンクチケット、、、 やれる事は無数にあるし、既にアイディアは出きってるんじゃないかって思うほど新しいサービスが生まれてるし、こんな事を書いてたらインスタがまた新しいサービス

対策が思いつかない時にしてる事。あとは相談に乗る時に気をつけてる事。

昨日の続き。 対策は多い浮かばない事の方が多いです。 これは考えて仕方のない事を考えてる場合が多い。 昨日書いた、 ・補助金はこれからも出るのかなー。 こんな悩みははっきり言うと意味がない。僕がコントロール出来る事じゃないので。 でも、考えちゃうし、悩むし、ストレスの原因の1つなのは事実。 まあこれを細かく分解すると、お金の問題な訳で、結局は運転資金だったり、廃業のライン決めとかに行き着くんだけど、まあ置いておこう。 この、悩んでも仕方のない事にぶつかった時、

心が折れないようにしてる事。感情の把握。

先日、閉店する事を決断した記事に対する無責任なコメントについて書いた時、「先の事を考えるのは辛い」 って書いたら、ちょっと心配されてしまったので、釈明しておきます。 大丈夫です! ちなみにこの記事。 ただ、最近は心が折れて廃業する人が増えてきています。 なので、今日は僕なりの心が折れないようにする為にやってる事を書いてみようかと。 何で僕が今の所大丈夫なのかと言うと、自分の感情を理解出来てるからです。 考えるのは辛いけど、辛いって理解出来てるからです。 理解出

降ってきたお金はちゃんと使う。お店を選んで。

先日のニュースで10万円給付に6時間!みたいなニュースが騒がれましたが、ふと思った事があります。 お金が貰えるってめちゃめちゃ貴重だなと。 当たり前か。 たかだか10万とか文句を言う人もいるけど、僕にとって金額が問題な訳じゃない。 ただ、お金が貰えるって事が貴重なんです。 会社にいた頃はお給料を貰ってました。 それは労働の対価なので、働いた分、自分を労う為に消費をしていました。 頑張った月は使う金額が増えるし、そうでもない時は減る。 労働の対価って言葉が本当に

今までの真面目さが問われる時がきた。それだけだ。

タイトルにある「それだけだ」は、時がきた(正確には「時はきた」ですが)と書くと、どうしてもその後に「それだけだ」をつけたくなってしまうから付けただけです。 特に意味はありません。でも、分かる人は分かると思います。 すみません。変な始まり方をしてしまいました。 毎日新聞にこんな記事が。 「お金回らないと死んでしまう」支援申請に追われる居酒屋 給料支払い間に合わず タイトルはなかなか強烈だし、記事の中身も店側の苦労が語られてます。 最近は飲食店の嘆き記事が多いですね。

飲食店経営者が無責任なコメントに背中を押されないように。

昨日バズってたnoteの記事について書こうかと。 タイトルはこちら。 『全店舗閉店して会社を清算することに決めました』 東北で飲食店を経営していた人が閉店の判断をした記事です。 何でこれについて書こうかと思ったのかと言うと、変な後押しにならなければと思ったからです。 この経営者を批判したい訳ではありません。 勇気ある決断だと思います。 物凄い頭を悩ませたのは容易に想像つきます。 でも多分想像を超えてるとも思います。 僕には出来ないかもな、、、 こんな事を書