読書感想文 「CHANGE 未来を変える、これからの働き方」

起業家・建築家、谷尻誠さんに興味を持ってから 「1000%の建築」、や「“山"と“谷"を楽しむ建築家の人生」という本や Youtube などのメディアでいろいろ情報を得てきた。


個人的に最近は、心理学や経済学の本を読んでいたので、違うインプット、実利的じゃなく、もっとメンタル的なインプットが欲しくて、漸くこの本を手にとることができた。


実際、Youtube、雑誌、など様々な媒体を調べまくるとこの本に書いてあることは、ほとんど載っている。

そのため、この本はある意味谷尻さんの自己紹介・哲学書として捉えるのがいいと思った。



そういうことで、新しい気づきは一旦置いておいて、なぜ僕が谷尻誠さんに興味を持っているか、を思考分解してみる。


1. エリートじゃない
2. チャレンジャー
3. チェンジャー


この3つの点で僕は谷尻さんに魅かれている、と仮定する。


まず  1. エリートじゃない


谷尻さんは専門的な建築の教育を受けてはいないものの、建築家をしている。

安藤忠雄さんもそうだ。

エリートじゃないことに何の意味があるかというと、彼の話を聞いているとまるで自分にもできるんじゃないか、という気持ちになってくる。

エリートじゃないなりに、自分の生きる道を探して、自分の強い場所で勝負することで、自分の居場所を得ている。


僕も含めてそうだが、エリートがいたらどうしても比較してしまうのが、世の常。


ただ、エリートを分解したら、エリートはエリートなりの強いところで勝負しているだけなのかもしれない。


もしそう考えるのであれば、ノンエリートの自分が自分の強みを出せる場所で勝負しない、というのはただの言い訳に成り下がり、負け犬の遠吠えになる。


"エリートは結果だ、原因ではない。" と信じるものがいつか何者かになっていくのではないか。



次に 2. チャレンジャー

1.とも関連すると思うが 、自分が弱い立場にある限り、すべてのものがチャレンジになる。


赤ちゃんがその代表例だ。


その赤ちゃん状態からなんとか成長しよう、抜け出そうとする姿勢は、心を打つものがある。


のび太への共感もその一種だ、と思う。


彼の場合のチャレンジは、とても軽く感じる。

一世一代の大勝負をする、というよりも疑問を持ったら、やり方を考えて、提案する、というとてもシンプルな考え方で多くのチャレンジを回している。


むしろ一世一代だと思っていたら、そんなにたくさんのチャレンジは一世一代ではなくなってしまう。


むしろここにヒントがあるのではないか。


チャレンジを重く捉えすぎない、チャレンジを毎朝トーストを焼くがごとく捉えると、僕らはそれを日常の習慣と捉えられる様になるのではないか。



最後に 3. チェンジャー

そもそも変化が必要である、という疑問を持たない限り、チェンジャーにはなれない。

そして疑問を持ったとしても、それを行動に移さないとチェンジャーには慣れない。

例え行動したとしても、単発で終わっては何も変わったことにはならない。仲間を集めて、持続的行動ができるようになると、変化は起きる。


最近よく思うが、持続的な行動には、仲間が必要だ。


一人でやっていると当然、体力や気力にも波があるので、挫けそうになることがある。


そこで仲間が一人でもいると、なんとか盛り返すことができる。


谷尻さんは、いろんな人に頼ることによって、様々な変化を起こしている。


仲間を作るのは、怖いこともあるかもしれないが、意外と世の中の人は優しい、と僕は思うし、なにより、チェンジャーは見ていて希望が湧くし、ワクワクする人を魅きつける魅力がある。






なんか僕なりの考察がたくさん入りましたが、ここで終了。

よい思考整理になりました。

またどんどん勉強して、出力して、豊かになっていきたい。



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