読書感想文 『13歳からのアート思考』

読む前

この本は、後輩に紹介された本である。

以前読んだこの本に続いて、” アート ” という言葉が入っている。

僕はいまアートに興味がある。

表現したいことはたくさんあるけど、音楽では最近ロクに表現してない。

こいいうテキストなら幾つかアウトプットしたが。

いま一度、どこかで音楽を表現する機会を作りたい。

もとい、アート思考、前回は " 自分らしさ " を如何に大切にするかを学んだが、
今回は何を学べたのか。


気づき

自分なりのモノの見方 を持ってそれを表現すること、がアートとの関わりでは大切である。

(数学は好きだが)数学のように一つの答えに頼ること、それを積み重ねていく
こと、それはアートではないということ。(僕的には数学とアートは繋がると思っています。)

今の現状に対して、自分がおかしいと思っていること、を相手に考えるキッカケを作る表現とも言えるので、アートにはエネルギーがいるし、普段から当たり前を
疑っていなければいけない。

アーティストに厄介者が多いのは、これが原因なのか?

ともかく前回に引き続き、自分 はどう思うのか、が求められる。

これは、アートの世界ではなくても求められる。

この本を読んだイマ現在、アートという概念が溶けていて、すべてのものがアートと言えるし、アートと言えないという状態になっている。

アンディ・ウォーホルの Campbells のスープ缶をアートと捉えるかどうか、
問いとしては、おもしろい。

それ自体がアートとも言える。

また、アートを鑑賞する上で、そこからどう思うかどこからそう思うか、という
問いを自分自身に投げかけ、言語化していく ” アウトプット鑑賞 ” も非常に有用だと思った。

目の前にある絵画を見て、なんとなくキレイだとか、癒される、で終わるのでは
なく、どこから癒されると感じるのか、を言語化していくことで、思考の深化が
でき、自分が表現する側に回った際、自分が表現したいことを確信犯的に表現できるようになるのであろう。


やること

1.  他の人と違うことをするのではなく、自分の軸で考える。

他の人と違ったことを狙っていると、違ったことをする、ということで人と被る
ことがある。

自分の軸で考えていれば、例え一部が他の人と被っていても自信を持って
オリジナリティを出せるし、むしろそれで繋がった人と分かり合える度合いは
大きいのだと思う。


2.  アウトプット鑑賞

何かが気になったり、感動した際、そこからどう思うか、どこからそう思うかを
自分に問いかけて、思考の深化を図る。

その結果、自分の気持ちや感動を相手に伝える能力としてもついてくれば良いと思う。

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