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【最近読んだ本27】儲けのしくみ

こんばんは、ひよこぶちょーです!

今回はなかなかインパクトのある題名の本です。この手の本は正直あまり好みでは無いのですが(著者の経験や主観のみで書かれていることが多い)、手に取り、読んだ理由は比較的新しいビジネスモデルを紹介しているからです。MBAでの競争戦略やマーケティング講義で取り組んだビジネスケースもどんどん古いものになってしまいます。常に最新のビジネスモデルを知ることで実務でも活かせるヒントをたくさん得ることが出来ます。

こんな方におすすめ

・最新のビジネスモデルについて知りたい
・ビジネスアイデアを得たい
・今話題になっているサービスの仕組みが気になる
・スキマ時間を活用したい

この本を読んだ感想

やはり優れたビジネスアイデアやイノベーションの源泉は既存の知×既存の知であると本書にも書かれており、とてもしっくりきた。なぜならWBSで習ったことそのものだから。まったく新しいものを生み出すことはこれだけ様々なサービスが充実している現代においては大変難しいと考えます。今流行っているようなサービスも一見真新しく見えますが、既存のサービス×既存サービスを組み合わせたものが多いと書かれています。

本書で紹介されている新しいビジネスを生み出す発想法

1点目

対立概念。たとえば外食 vs 自炊 から有名レストランの味を自宅で簡単に実現出来るサービス(レトルト等)。

2点目

シーケンシャル。並び順を変えてみる。たとえば高価格→低価格、低価格→高価格にしてみる。あるいは長時間かかるものを短時間で提供する。

3点目

ビジネスプロセス。企業側のプロセスと顧客側のプロセスに分かれる。
たとえば、企業プロセスではバリュー・チェーン。バリュー・チェーンの工夫。顧客プロセスではAIDMAの工夫が挙げられている。

4点目

カテゴリー。地域や産業、種類といったカテゴリーを、今属しているものとは別のものに置き換えられないか。

この本の良いところは実際のサービスを実例に挙げているところです。流行っている仕組みを理解することで、自身の仕事にも大いに転用することが可能だと感じました。

本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました!それではまた明日!


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