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【UXデザインの現場から#3】 競合調査とプロダクトの成長

競合調査を進める中で、プロダクトを成長させるのは「誰」だろう?そんな疑問が生まれたので、この問いを元に、頭の中を整理してみました。

競合調査とは?

プロダクト分析の過程で、競合調査を行います。同じようなサービスを提供しているものはないか?あればどのように展開しているのか?差別化できる箇所はあるか?市場規模は...など対象となる項目はたくさんあります。
競合調査は、プロダクトを可視化することができ、温度感を確かめることができます。

しかし、競合がこうだから、ここが使いづらいから、ここで差別化をして…としていると、何か忘れている気がします。

利用者を忘れています。環の中心に利用者がいないと、満足する結果は得られなくなります。

「競合」は一つの指標ですが、プロダクトの「競争相手」ではありません。

「競争相手」は、利用者がプロダクトを通してやり遂げたいと望んでいる体験だと考えます。どうやって利用者が満足し、サプライズを届けられるかを考え実現するのがプロダクトをデザインする醍醐味です。

なぜ利用者を中心に置くか

利用者を中心に置く理由は簡単です。プロダクトの利用の経験から新しい気づき、戦略の創出ができるからです。

プロダクトを成長させるのは「利用者」

利用者の中にある「欲求」と共に歩めばプロダクトは自ずと成長します。利用者を拒めばプロダクトの成長は止まり、たちまち使われなくなります。

ただ、利用者の「欲求」にフォーカスするあまり、その欲求に丸呑みされてしまう危険もあります。この「欲求」を線引し最適化するのがUXデザインであると考えています。競合調査の過程からこんな事を思いました。

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