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「挽肉と米」ができるまで  前編

「挽肉と米」ができるまで 前編

2020年6月1日、吉祥寺にグランドオープンした「挽きたて、焼きたて、炊きたて」がコンセプトの炭火焼きハンバーグと炊きたてごはん専門店「挽肉と米」。LAMP Inc.代表の清宮としゆき、俺カンパニー代表の山本昇平、POOL inc.代表の小西利行の異業種3名が集まり、このプロジェクトはスタートしました。POOL inc.はコンセプト開発からブランドロゴ、すべての関連ツールのデザイン店舗のデザインデ

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【月刊】喫茶食堂kenohiの振り返り(2021年4月)

【月刊】喫茶食堂kenohiの振り返り(2021年4月)

東京の武蔵小山、住宅街で小さな喫茶食堂kenohiを一人で営んでおります、
ひかるです。
このnoteでは、月次収支の振り返りを書いています。

・カフェや喫茶店をいつか個人で開業したい人
・kenohiや店主の僕に興味がある人

そんな人に、このnoteが届くと嬉しいです。

●このnoteに書いていること
・前月の収支結果と、その考察
・実施したことについて
・いま考えていること等

<はじめ

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「儲かる駅ナカビジネス!」なぜか駅だけでよく見るお店を徹底調査!駅そばで最新ロボットがそばを作る!駅ナカのお花屋さんには保存用冷蔵庫がない!?

「儲かる駅ナカビジネス!」なぜか駅だけでよく見るお店を徹底調査!駅そばで最新ロボットがそばを作る!駅ナカのお花屋さんには保存用冷蔵庫がない!?

今回のがっちりマンデーは…
「儲かる駅ナカビジネス!」

「鉄道の駅」と言えば、とにかく人が集まる一等地。

特に今!
コロナ禍で、街なかのお店に買い物に!という人が減る中、
通勤で必ず通る駅ナカのお店は、お客さんが集まる
儲かりの激戦区に!

そんな駅まわりで
「最近急に増えたなぁ」とか
「ずっとここにあるなぁ」という

なぜか駅だけでよく見るお店を調査!

すると、どのお店も駅ナカならではの

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スケルトン天井のふるまい

スケルトン天井のふるまい

天井のない空間のことを、[スケルトン天井]と言います。最近はやってますよねー。

日本では、店舗デザインからその流行ができたんじゃないかなと思っています。はじめてDEAN&DELUCAの内装を見に行った時に、なんて清潔で開放的な空間なんだろうと感じた記憶があります。

直近のプロジェクトで、スケルトン天井の賃貸オフィスを設計しましたので、そのデザインプロセスの中で考察したことを共有します。

経緯

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【ストリートバー開業記④:グラフィック】お店のイメージを形作るグラフィックデザイン

【ストリートバー開業記④:グラフィック】お店のイメージを形作るグラフィックデザイン

こんにちは。井澤卓です。

仲間とデザイン会社を経営しながら、会社のメンバーで飲食店"LOBBY"を経営しています。

このnoteは、僕達が新店舗"nephew"を立ち上げるに当たり、構想段階から作り上げる過程を書き連ねるシリーズです。

第一章〜第三章はこちらをご覧ください。

第四章の今回は、グラフィックデザインについて。

お店のビジュアルブランディングにおいて、グラフィックデザインは非常

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オランダからのスツール

オランダからのスツール

前回の投稿で意気揚々と「僕が大きく関わった店内家具の話を書いていきます」と書いていますが、よくよく考えてみると店内で主に使うディスプレイ什器や接客テーブルなどはまだ製作中で、完成品の写真なしでは僕の拙い文章で伝える自信がありません。。 なので、今回は店内の家具ではほぼ唯一の既製品のスツールと、それにまつわるお話を書こうと思います。

Stool by Sho Ota2020年の師走、店内の床が流

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【ストリートバー開業記③:内装デザイン】飲食店の経営を成り立たせる内装デザインとは

【ストリートバー開業記③:内装デザイン】飲食店の経営を成り立たせる内装デザインとは

こんにちは。井澤卓です。

仲間とデザイン会社を経営しながら、会社のメンバーで飲食店"LOBBY"を経営しています。

このnoteは、僕達が新店舗を立ち上げるに当たり、構想段階から作り上げる過程を書き連ねるシリーズです。

第一章、第二章はこちらをご覧ください。

前回までに、開業目的と、収支計画について書いてきました。
今回は、その「目的・計画をいかに達成するか」という運用フェーズにおいて最も

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フードクリエイター坂本英文が語る、日常とコーヒースタンドの距離感。

フードクリエイター坂本英文が語る、日常とコーヒースタンドの距離感。

コーヒースタンドを起点としたサービスを展開するHYPHEN TOKYO。

OPEN NAKAMEGURO〔中目黒〕、000Cafe〔渋谷桜丘〕、SWITCH KOKUBUNJI〔国分寺〕の直営店運営の他にも、クライアント様の「やりたい!」に寄り添い、コーヒースタンドをきっかけとした場づくりのプロデュースやサポートも行っています。

▼ HYPHEN TOKYOとは
コーヒースタンドを起点とした場

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世界中を渡り歩いてきた「ACE  HOTEL  KYOTO」総支配人が語るホテル経営哲学

世界中を渡り歩いてきた「ACE HOTEL KYOTO」総支配人が語るホテル経営哲学

国内の個性的なホテル経営者の方々にお話を聞かせていただく同連載。2021年最初の対談のお相手は、なんとACE HOTEL KYOTO総支配人のニコラスさん。2020年にオープンし、ホテル業界内外から大きな話題となったACE HOTEL KYOTOですが、その支配人としてブランド作りを担ってきたニコラスさんのこれまでの経験と、ACE HOTEL KYOTOにおける組織論・ホテル論まで、貴重なお話を幅

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店舗でモノを買う理由

店舗でモノを買う理由

本屋はAmazonよりもリアル店舗が大大大好きです。

あらためて、リアル店舗とは何なのか?どういう場所なのか?ということを考えてみると、真っ先に思い浮かんだのが新たな偶発的な出会いを生む場所でした。

やはりセレンディピティを起こす場所であり、情報リテラシーの外にあるモノを気づかせてくれるのが店舗であることは間違いなく、これは以前からも言われていたことで、今もリアル店舗の価値だと思っています。

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明治から続く、老舗工務店のリブランディング

明治から続く、老舗工務店のリブランディング

Webディレクター・プランナーの平藤(へいとう)です。新築から、マンションリノベ、店舗内装を手掛け、東京板橋区で明治10年(1877年)より続く株式会社古谷野工務店(以下、古谷野工務店)のリブランディング事例をnoteにまとめました。

「歴史と経験に基づいた実装力があり、美意識のあるデザインができる」これが私が古谷野工務店にもった第一印象でした(偉そうですみません・・)。この印象が他の工務店との

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オンライン時代のD2CものづくりブランドのUX(vol.1)

オンライン時代のD2CものづくりブランドのUX(vol.1)

コロナ禍でのMinimalの1年間の振り返りとして、

「オンライン時代に、リアルとECをシームレスに体験できる、ものづくりブランドをつくるためのUX」について、全3回でお伝えします。

***

2020年2月。

何かがおかしいぞと社会がざわめき始めたタイミングはチョコレート店にとって一年で一番大切なバレンタインとホワイトデーでした。
その忙しい時期にコロナ禍が直撃し、あれよあれよと世界は未曾

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自分たちに何ができるのか

自分たちに何ができるのか

花屋さんを始める際に(もちろんそれぞれだとは思いますが)
最初からそれほどお金をかけずにスタートすることが多いかと思います。
自己資金とあと足りない分は少し融資を受けるなど。

今回私達が選んだのはしっかり融資を受ける形でした。
自己資金がさほど無かったというのもありますが
(自己資金はでも、全く無いと融資は難しいです。。。)
立地や近隣住宅の客層などから鑑みると
ある程度の空間の作り込みは必要だ

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飲食店の未来のために、建築・デザインチームが今できること

飲食店の未来のために、建築・デザインチームが今できること

株式会社NODの溝端友輔と申します。
僕らNODは、建築マネジメント・空間プロデュース・不動産コンサルティングの3軸をベースに、場作りをサポートする空間設計・デザインチームです。 僕らはこれまで、 広い意味で「場」という存在に真っ直ぐ向き合ってきました。

そのひとつとして、【飲食業許可】と【製造・加工業許可】を兼業した飲食店の形をつくるプロジェクトを夏の開業に向け進めています。

ここでは、飲食

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