アコーディオンの発表会

今日は、ひょんなことから、アコーディオンの発表会に出陣することになりました。
MORIYAMAさんの勧めで、あおきゑみさんとユニットで、生まれて初めてアコーディオンの発表会に参加。

高円寺の立派なステージ小屋で、お昼から夕方まで40組近くのアコーディオン奏者が出ました。
お笑いのフリーライブも40組くらいでやりますが、自分の出番が終わったら他の組は見ないで皆すぐ帰ります。

今回私は初のアコーディオンだけの発表会ということで、興味津々。最初からけっこう見てしまいました。
トップバッターは5歳くらいの赤いドレスの女の子。小さなアコーディオン背負って。でもよく見たら自分のアコーディオンと同じサイズでした。
今までアコーディオン界にいなかったから気づきませんでしたが、大人は皆、大きいアコーディオンを使っていました。
まあメルヘンの総長だから今後も小さいアコーディオンでいいやと思いましたが‥。

女の子はそれはそれは美しく朗らかに『かっこう』など3曲演奏してお辞儀して帰りました。
なんか勝手に親心というか涙出そうなくらいちゃんと弾いてました。
かと思いきや、大苦戦しているご年配の方から達人級の女子高生まで、幅広い演者が次から次へと赤や水色や緑や金色のアコーディオンを持って登場、こんなにいろんなアコーディオンや、アコーディオンをしている人を見るのは生まれて初めてだったかもしれません。
勝手にテンションあがりました。
芸人界ではアコーディオンはハイパー色物の存在ですが、待て待て、こんなに仲間がいるゾ!と。日本のどこかでこんなに仲間がいたんだ、と感激してしまいました。
楽屋にあるたくさんのアコーディオンケースも印象的でした。
アコーディオン戦士たちの宴。

また、みんなトークはほとんどせず、演奏一本で勝負しているのも、しびれました。
自分がいかにトークや小ネタで本質から逃げていたのかを知りました。
高まる緊張感。場違いじゃないかしら・・いや、場違い上等で行くしかないっしょ!
自分の番では、やり方を今さら変えられないので、発表会にもかかわらず、『どうもー!』と元気よく入ってネタまでやらせていただき、これがやはり同じ楽器の芸人だからか、皆さんとても優しく暖かく迎えてくれたのが嬉しかったです。
あおきさんともお陰様で楽しく素敵なステージを過ごせました。

最後、出演者みんなで客席や舞台で自由に合奏する時間あったのですが、大迫力で、アコーディオンの天国みたいなひとときでした。

アコーディオン仲間と出会えたので、これから少し練習の励みになりそうで、貴重な機会に感謝です。

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