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【最終回】SaaS未経験のアラフォーオッサンが1年でMGRになり、新しい領域を任される様になるまで。

こんにちは。株式会社ギブリーのConversation Tech事業部でマネージャーをしております濵田と申します。

第1回第2回第3回に引き続き、入社2年の振り返りをしていきたいと思います。

第4回は今まで使えた経験・姿勢をまとめて最終回となります。
よろしくお願いいたします。

<目次>
①他業種での絶対的な経験
②やり抜くための姿勢 
③自分に正直に嘘をつく事


他業種での絶対的な経験
前職は製造業で正に安定した職場で、
数十年働いている方も多く
新卒入社から定年退職までずっと働いている方もいました。

一つの日本の会社の美しい形です。

ただし成長機会や自身の手で拡大するには
あまりも成熟しすぎた市場なのも事実でした。

かわってSaaS国内市場は年13%で成長しており、
またコロナにより追い風であります。


この市場に転職をしてすぐに感じたのが

人生の中で
【急速な市場拡大+時代の後押し】
の二乗で進める機会はそうそう来ない。

これは断言できます。

少なくとも次の機会では、自分がむしゃらに働く事は出来ない時だと思います。
だからこの機会の貴重さを大事に感じ、泥臭くもハングリーに働けたのです。
(これからも変わらずですよ笑)


そして日本には成長する機会を成熟市場により
チャレンジ出来ない人が多く

以前の自分の様に機会がある事すら知らずに終わる事も十分にあり得るのです。


他業種から転職してきた者しか分からない、
絶対的な経験の差は常に自分を強く突き動かしてくれました。



やり抜くための姿勢
話が少し逸れます。
私は社会人になってからキックボクシングをずっとやり続けており。

もう15年になり、試合も10試合程しました。
(アマチュアですw)
ずっと同じ趣味をしていると見えてくるモノがあります。


15年の中で多くの人がキックボクシングを始めて、
すぐに辞めていきました。

もちろん誰しもに合っているスポーツではありません、それは会社も同じですね。


長続きをしなかった人が必ず言っていた言葉があります。
『キックボクシング、楽しいです!』

どんな事でも最初は学べる事が多いので楽しいです。
大事なのはその次で、楽しい中でしっかり学び方を見付けられるか?

多くの人が痩せたい、試合に出たい、挑戦したい、
意気込みを語り、そして現実から目を背けて辞めていきました。
(定量では言えませんが、どうしようもない事情でやめた人より圧倒的に多いです)

趣味ですので大なり小なりですが、結果を出し続けていた人は
自分なりの学びを見付けて、自身の出来なさを必ず認識していました。


閑話休題。
仕事も同じで最初の3ヶ月~半年は学ぶことが多く、
その次は自分でやり方を見付けなければいけません。

でなければ環境の責任にしてしまいます。


弊社は新卒、中途、業界経験者と多くのキャリアを持った人がいます。

残念ながら全員が結果を出しているわけではなく、
すぐに退職してしまった方もいます。
(もちろん会社が悪い部分もあるのも承知しています)

自分は楽しさに驕るのだけは嫌でした。

そして一度も仕事を出来ると思った事はありません。

仕事上、自信を持った振る舞いは必要です。
ただしまだ歴史の浅いSaaSビジネスで未熟さを常に認識しておく事
継続して結果を出すための必須事項だと思います。



 自分に正直に嘘をつく事
この2年で多くの経験をさせて頂き、
成長する機会も沢山ありました。

ただ当然社会は自分の都合良く動いてくれませんので、
もちろん厳しい状況、辛い環境もありました。


この2年間で大きく市場が膨らんだ代わりに、
仕事上、納得出来ない事象はどうしても起きます。
その時は難しくても出来ると、自分に嘘をついて鼓舞していました。

つめられて泣いた事もありました。
(アラフォーのオッサンが笑)

SaaSビジネスは群雄割拠の戦国時代なので、
当たり前の様には働けないのです。

でなければすぐにビジネスルールは変わってしまいますし、
生き残って行くことは出来ません。

全てが納得出来ない中で進む
そこに価値があるのです。

理不尽な中で素直に自分に嘘をつける事
成果や慣れは遅れてやってきます。

少し居心地が悪いくらいが
未経験でSaaS業界を生き残るのには丁度良く
それが成長となります。


楽しいから成長出来るのではなく
成長出来るから、楽しいのです。


◇最後に

『インサイドセールスが架電をして・・・』
「は?テレアポって言えや!」

『で、フィールドセールスが商談をして・・・・』
「何それ?営業って言えや!」

SaaSやザモデルを何も知らなく
このやり取りを入社前にしていたのが、
遥か昔に感じます。

それほど駆け抜けた2年間でした。

このnoteを見て少しでも多くの人に
SaaS業界でチャンスが訪れるきっかけとなれば幸いでございます。

乱文ではありますが、最終回までご覧頂き頂きありがとうございました。

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