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「伝えたいこと」4年 米倉深雪

こんにちは。
A類幼児教育選修 4年マネージャーの米倉深雪です。

始めに、2020シーズン東京学芸大学蹴球部を応援してくださった皆様、ありがとうございました。

今シーズンは全ての試合が無観客となってしまい応援してくださる方々に選手たちの姿を会場で見ていただけず本当に心苦しく思います。

ですがチームとして関東リーグ復帰という目標を達成できたのは皆様のご支援・ご協力のおかげです。

保護者会の皆様、サポーターやOBの皆様、そして蹴球部のポスターを貼ってくださったお店の方々、広報誌を買ってくださった方々、蹴球部に関わってくださった全ての方の応援が選手の力になっていました。

2021シーズンも東京学芸大学蹴球部の応援を宜しくお願い致します。



それでは、南帆からの質問に答えます!

1.ももいろクローバーZの好きなところを教えてください。
語りきれませんが一番は4人の人柄です。本当にいい人の集まりで、いつ見ても元気をもらえます。疲れた時はももクロの動画を見ることをおすすめします。

2.国分寺高校の好きなところを教えてください。
個性が強いところです。南、耕平くん、そして厚木を見てもらえればわかると思います。個性の集まりです。「これだから国分寺高校は~」と出身校で一括りにするのはやめてください。

3.蹴球部の好きなところを教えてください。
部員のチーム愛の強さと仲の良さです。みんなが仲良く話しているだけで微笑ましいです。いつも選手同士がじゃれ合っているのを見て心の中で「かわいい~」と思っています。園児を見守る幼稚園の先生の気持ちです。


先に蹴球部1の滑舌の悪さを誇る福島成に質問をします。

1.後輩からもらった横断幕に”復活の「F」”と書かれていましたが、どういう意味ですか?
2.同期の中でお笑いコンビを組むとしたら誰と組みたいか、どんなコンビ名にしたいか教えてください。
3.来年度から富山県で激アツおもしろ教員になるみたいですが、どんな教員になりたいですか?



書きたいことをそのまま書いたら長くてまとまりのない文章になってしまいましたが、是非最後まで読んでいただけたら嬉しいです。





大学4年間を振り返ると、蹴球部での思い出ばかり蘇ってくる。

特に最後の1年。

新型コロナウイルスの流行で誰も考えていなかったようなスタートになった。すぐに課外活動が停止になって、チームの活動はオンライン上のものだけに限られた。

4月に開幕予定だった都リーグも9月に延期になった。

試合会場で販売しようと4月の開幕に合わせて制作していた広報誌“Stones.”も一旦お蔵入り。販売方法を会場からオンラインに切り替えて、蹴球部のオンラインショップを立ち上げられるように色んな人が動いた。

広報誌の編集を担当している私はその間、販売が4月から9月に変わったために差し変えなければいけなくなったページの作成に取り掛かった。
前例がない取り組みで探り探りやっていたから時間もかかったし、何が正解かも分からなかった。

当時は自粛期間で時間は沢山あったはずなのに、就活にも卒論にも追われていた。


そんな中、少しずつ練習が再開されたが、感染リスクを考えてマネージャーは参加することができなかった。

マネージャーの練習での主な仕事はボトルに水を入れて選手に渡すこと。感染症対策のためにそれぞれがペットボトルを持ってきている練習ではたしかにマネージャーは必要なくて、感染リスクを考えたらマネージャーの練習帯同禁止は当然の決定。

誰も悪くないし練習に行けなくて当然だということは理解していたけど、やっぱりどこかでショックな気持ちもあった。

今思うと考えすぎだったと思うが、いつコロナが収束するかもわからない状態で、当時のわたしは大真面目に「このまま練習出られなくてみんなにグラウンドで会えないまま引退かも」とネガティブなことを考えて一人で落ち込んでいた。

きっとこの頃はみんなも大好きなサッカーが思うようにできない状況で、それぞれ色んな不安を抱えてつらかったと思う。
私にとっても、この練習に行けない時期と広報誌の編集を始めとした部の広報の仕事に追われた時期が重なって、つらい数か月だった。

ちなみにこの時期にたまたまキャプテンとzoomで話す機会があって、自分も大変なはずなのに「大変だよね、お疲れ様」って励ましてくれて、遼太郎は何気なく言ったかもしれないけど私はそれがすごく嬉しくて救われました。

シーズンが終わった今、部員が口を揃えて「遼太郎ありがとう」って言うのは、ずっとチームの中心として目標を示し続けてくれたからっていうだけじゃなくてみんながこういう風に少しずつ遼太郎に助けてもらった場面があったからじゃないのかなと思います。
改めて、本当にお疲れ様。ありがとう。


話を戻すと、シーズンの前半は練習にも行けずに一人でパソコンに向かう日々で、本当にこのまま何もできずに引退になるんじゃないかと思っていた。

でもそんな不安はすぐに吹き飛んだ。

大学サッカー4年目にして、しかもコロナ禍の中で、私は沢山の新しい挑戦をすることができた。

マッチレポートは、世の中がこんな状況になる前からやろうとしていた取り組みだった。でも試合が無観客になって、応援して下さる方に試合の様子や選手の声を届けるという部分でこのマッチレポートはより大きな意味を持ったと思う。

私は画像の編集を中心に携わったが、2回だけマッチレポートの文章を執筆した。入部した頃はサッカーのルールも用語もよく分かっていなかったのに、マッチレポートを書けるようになるなんて、と一人で感動した。(私が書いたと言えるのか分からないくらい選手に助けてもらったけど)

あとはPlayer!Talk、Twitter速報用の得点画像の作成、またこれまでTOPチームの公式戦のときしか作っていなかったスタメン画像や交代画像をBチームの試合でも作ったり、応援してくださる方の声を聴いて広報をよりよくしようと“ご意見箱”を作ったり。
広報誌の編集も、練習に行けなかったからこそ沢山時間を割いて良いものが作れたと考えることもできる。


リーグ戦は開幕したものの試合数が半分になって、声を出して応援することもできなくて、試合後にみんなでご飯に行くこともできなくなったけど、

こういう状況になったからこそ挑戦できたこともあったし、この試練をみんなで乗り越えられたから昇格の喜びも一入だった。



蹴球部に入って、色々な経験をすることができた。

この4年間素晴らしい経験をさせてくれた選手には感謝しかない。
降格したときの悔しさと昇格したときの喜びは、一生忘れられないと思う。


選手が真剣にサッカーに取り組む姿に何度も元気をもらいました。
本当にありがとう。




ここからは、お世話になった方々への感謝を伝えたいと思います。


おとうさん、おかあさん。
わたしがサッカーに関わるきっかけをつくってくれたのは間違いなく2人です。小さい頃からスタジアムに連れて行かされたりして、当時は興味無いのにって思っていたけど、結果大学で蹴球部のマネージャーになって本当に良い経験をさせてもらいました。

入部してからも朝早く起きてご飯を作ってくれたり車で送ってくれたり費用を出してくれたり、保護者会の役員までやってくれて感謝しています。

4年間ありがとう。



先輩方。
人見知りで自分からなかなか話せなかったわたしにも沢山関わってくださりました。面白くて優しい先輩方が大好きで、毎年4年生の引退が寂しかったです。

特に1個上の代の先輩方には本当にお世話になりました。これからもお世話になりたいです。

また、はるかさん、よっしーさん、桃子さんからはマネージャーとしても人としても多くのことを学ばせていただきました。仕事ができない私にも最後まで優しく教えてくださり本当に感謝しかありません。

ありがとうございました。



後輩のみんな。
来シーズンの関東リーグ、本当に楽しみにしています。ピッチ内で結果を残すことももちろんだけど、ピッチ外の取り組みもどんどん発展させていってほしいです。これからもずっと応援しています。

そしてゆり、あかね、みどり、ゆうなちゃん、はるかちゃん。
リーダーシップのないぽんこつな最上級生だったけどみんなのおかげでこの1年なんとかやって来れました。みんなの妥協しない姿勢は本当にすごいです。これからも蹴球部のSNSの更新楽しみにしてます。今までありがとう。




同期のみんな。
入部したときからずっと仲良しでチーム愛に溢れていてサッカーにすべてを捧げるみんなを尊敬しています。

私にはみんなにとってのサッカーみたいなものが無いから、一つのことに全力を捧げている姿がとてもかっこよくて、羨ましく思います。
みんなの人生の中での大切な4年間に関わらせてもらうことができて本当に良かったです。

関東復帰という目標を達成できたことももちろん嬉しかったけど、最後にみんなの喜ぶ姿が見られたことが一番嬉しかったです。

みんなのおかげで楽しい4年間になりました。
本当に本当にありがとう。



そして最後に、蹴球部の保護者の皆様へ感謝を述べさせていただきます。

私自身、毎年保護者の方とお話しできる懇親会が大好きでした。
私なんかよりもずっとサッカーが好きで試合をすごく楽しみにされているのを感じて「私も頑張ろう」と励みになっていたし、今シーズン一緒に昇格を見届けられることをとても楽しみにしていました。

しかし、未曾有の事態で試合を無観客で行うことになってしまい色々なことを考えました。

会場に来ていただけない分、他にできることはないか。
毎週マネージャーでオンラインミーティングをして、応援して下さる方々に選手たちの様子を届けられる方法を考えました。

「ライブ配信は絶対したいよね」
「配信するなら部員が実況したほうが分かりやすいかな」
「できるだけ画質を良くするためにはどうしたらいいか」

この頃は“試合を楽しみにしている保護者の方のために”というのが、本当に、私たちマネージャーのモチベーションになっていました。


そして東京都リーグ第8節、選手の協力も得て初めてライブ配信を行いました。

初めての試みで、ビデオ用の三脚も忘れてブレブレの配信だったのに、広報の改善のために作成した“ご意見箱”のフォームには「配信してくれて嬉しいです」「本当にありがとう」「これからも頑張ってください」と温かいメッセージを沢山いただきました。

配信や速報をこんなに楽しみにしてくださる方がいるのだと再認識し、より広報活動にも力が入りました。本当にありがとうございます。

また、東京都リーグ第6節まで、そしてBチームが出場していたリーグ戦は大学からの指示や大会の規則により試合情報を公開することができずライブ配信等が行えない状況でした。申し訳ありません。

本来ならば直接お会いして感謝の気持ちを伝えたかったのですが、残念ながら今シーズンは懇親会も開催できずに終わってしまったのでこの場を借りて伝えさせていただきました。
まだまだ収束の光が見えず、いつ試合が有観客で行えるかも分からない状況ですが、関東の舞台で戦う選手たちをこれからも応援していただけたら幸いです。



蹴球部に関わる全ての皆様、4年間ありがとうございました。





米倉深雪

#紫志尊々 #jufa #大学サッカー

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