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#003サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい


読書日 :20210211~
ページ数:205
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【気になる目次】
■「人生100年時代」は資本家になりなさい
pick①箱があれば利益は倍増
■だから企業はやめておきなさい
pick②実はすごいサラリーマンのOJT
■飲食店経営にてお出したら「地獄が待っている」
pick③買収素人でも買ってとくするの?
|売りに出るのは価値のない会社?
◎優良な会社は高くて手が出ない?
|どう値段をつけつかという大問題
■中小企業を個人買収せよ
■100万の中小企業が後継社長を探している
■「大廃業時代」はサラリーマンは大チャンス
pick④購入する中身を見極める
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【pick① 箱があれば利益は倍増】


・時間を切り売りする稼ぎ方では収入は知れている。経営者になって成功してもせいぜい報酬は数千万円。会社のオーナーで、不動産、ビジネスモデルという箱を使えば桁違いのキャピタルゲインで富裕層の仲間入りも可能。
・0→1で箱を作るのは超ハードモード。うまくいくかもわからない事にコストと労力を大量投入する。信用を作れていない会社には銀行も取引先も疑いのまなざし。サラリーマン生活ではこの段階を乗り越える経験はほとんど得られない。孫正義だって成功確率を高めるために分散投資している
・仮にうまくいって創業しても5年で半分、10年生き残るのは25%という生存率
そこで既に産みの苦しみも信用もついている箱を手にする選択肢
・現在生き残っている会社は、社内外のリスクにさらされながらも生き残っている。知ってか知らずか既に組織として耐性を身につけていたり、修復や低減の方法を実行しているわけだ。

【pick② 実はすごいサラリーマンのOJT】
(大企業の経験値は喉中小企業ではお宝)

・大企業が当たり前にやっている販売、回収、調達、管理の手法は中小企業では超レアな革新的なやりかた。自分では大したことがないと思っていた知識や体験も中小企業ではブレークスルーになる事が多い。
・とくに人材管理や事業管理のマネジメントは効果大。数字は税理士に聞かないとわからないが当たり前の中小企業では最新モデルを知らないがゆえに、20年前のやりかたが今も、これからも変わらず行われる。あなたの当たり前の行動で箱の価値を上げることが出来る。


【pick③ 素人でもよい買収ができるの?】
(儲けてる会社でも格安で売りたいことも)

・中小企業の半分は黒字でも休業や廃業している。儲かっていたとしても経営をしたい人はなかなか見つからないのが現状。大企業と違い将来の見通しが見えずらかったり、見る能力を持ってなかったり
・創業者は自分が生み出した会社だから本当は誰かに引き継いでもらいたいけど、不確かなものを後継者に渡す意欲がなかったり、適正者がみつからなかったり
本当は意欲ある人に頼んで続けてもらいたいと思っている
だから値段はつかなくても続けてくれるだけで喜んでくれる。上場会社のような適正価格で譲渡されない事も
・実はいまは手元にお金がなくても会社が変える環境になっている。「LBO」で買収資金を銀行から調達して買収したり、借入金を切り離して承継できる中小企業庁の創設スキーム「第二会社方式」もある
・買収後だって、「経営者保証に関するガイドライン」が策定されて、法人と個人が明確に分離している場合は経営者保証を求めない事となっていて、いまは社長の個人補償は必要ない。

【pick④ 購入する中身を見極める】
(とはいえ不良案件を掴まない為に)

・買収時点ですべての会社の状況を確認することは難しい。シンプルで確実なのは「プレで会社経営をしてみる」こと。リスクを把握するに取締役専務の肩書で2年務め、潜在的なリスクがない事を確認したら2年後に全株式を買い取る契約を結ぶ
・その間に顧問弁護士と顧問税理士を社長のお抱えパートナーから、自分で見つけたパートナーに変えて公平な情報収集に努めよう。


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