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「きまじめ姫と文房具王子」を読む秋の始まり

大人になると読み返せる漫画は意外と少ない。

ここ数年、文具に関する漫画が増えているみたいだけど、その中でLinenが見つけた「きまじめ姫と文房具王子」に軽くはまってる。とにかく、作者の文具愛を感じる。漫画だけどなんとなく専門書。

ペリカンの万年筆や、ポストイット、コクヨのキャンパスノートなど、身近な文具からアンティーク知識がいるものまで情報をぐいくい落とし込んでいく感じ。作者が気持ちを抑えきれなくて文字だらけのページもある笑

初めて読むときは軽く流し読みして、次に読み直すと、なるほど、そうだったのか!と読み落としてる点に気がつく。そして、数ヶ月経ってから読み直すと、興味や知識の対象に少し変化が出ていたり、商品に触れたりしているため、あぁ、あれはそういうことだったのか!と再発見させてくれる。

大人になると一冊の漫画を買うためにお小遣いを貯めたりしない。だから一冊を何度も読み返す人が少ないと思う。少なくとも私はそう。だけど、これは漫画であり専門書なので読み返したくなる。

そんな楽しい漫画。文具好きのためにある漫画。これからも深く掘り下げて欲しいなーと楽しみにしてる。

(追記)

この漫画、タイトルのラストにピリオドが付いているのだけど、付けるのが正解なのか付けないのが正解なのか不思議に思っていて、Instagramに書いていたら、作者の藤原先生自ら返信くださいました!わー。

"付けない"、が正解とのこと!スッキリ。ありがとうごさいます!



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