2020年はイラストの年にしたい→マンスリースケッチ講座にいきました
イラストへの興味。はじまりは文具から
仕事では書類や契約書を読み、PCで資料を作り、スマホでニュースを拾って、という毎日を過ごしています。
たぶんほとんどのサラリーマンはそうだろうし、私も普通のサラリーマンなので当然の毎日。
仕事のPCとスマホだけでインプットとアウトプットが完成するし、メモや予定をいくつかの場所に分散させるとどこに書いたかわからなくて探すのに時間を使っちゃうから、手書きの情報は排除して過ごしていました。
ペンを丸1日持たないことなんて、普通。ペンを1週間握ってない週もたくさんあったんじゃないかな。
それでも、ペンが必要じゃないことなんてなくて、必ず持っていなくてはならなくて、普段あんまり使わないからこそ、使うときにすごく気持ちのあがるペンだけをきちんともっておきたい。
会社の備品じゃ味気ない。自分だけの、自分が大好きなものを使うことで、たまに書くサインだって、自信をもって書くことができるんじゃないかなぁ
文具が気になるようになったら、今度はきれいな字とか、楽しいビジュアルが気になるようになってきて、もっと自由に、思ったことを表現したいなと思うようになりました。でも絵を描くことなんて、もう20年以上はやってないんじゃない?自由に描くって言われても棒人間すら怪しい。
正確な模写をしたいとかそういうのじゃないから、油絵とかを描く教室にいきたいわけでもなく、気になったことをぱぱっと絵にしたり、描くものにリズムをつけたりしたいなぁと思い始めました。
イラスト好きな人はもちろんイラストを簡単に描くけれど、ワタシにはすっごい難しいと思っていて、でも難しいからやらないんじゃなくて、はじめてみたいなあ。
敷居が低くて、自由で、シンプルで、会話の延長みたいな絵を描きたい。
スケッチ教室にいきました
ハヤテノコウジさんというイラストレーターさんがやっている、スケッチジャーナル/ひとこま手帳スケッチ。
半年ぐらいずーっと迷っていて、でも、今しかない!やるぞ!
とやっと思い立って、参加してまいりました。
たくさんのハヤテノさんの過去の作品をみながら、どうやってスケッチするかのレクチャーを受けます。
A5見開きのマンスリースケジュールの1日分を額縁にして、その額縁をどうやって埋めていくか、テーマやリズム、描き方をひとつずつ丁寧に教えていただけます。
ワタシの生活や、気になること、使っている文具、それがなぜなのか。
一つずつ会話しながら、描いてみる。
一ヶ月の思い出や、気になること、気になる言葉。
思い出すことで、懐かしいような不思議な感じになります。
イラストに表現することに集中すると、「第5チャクラが開く」という状態になるらしいです。
誰もチャクラに詳しくなくて、それがどんな意味を示すかわからなかったけど(笑)
でも、日常で感じない、新しい感覚が芽生えるかんじというのかな?
第五チャクラとは→→自己の真実の声をみつけ自由に表現するコミュニケーション能力・表現力
単なるおしゃべりではなく目的をもって考え語ることで、自己表現をすることを意味しているそうです。
ちょっと楽しかったこと、気になったこと、日常の何気ないひっかかりを絵にするために思い出して、それを表現すると自分の記憶が、すこしだけ価値あるものに感じてきます。
たぶん、これを繰り返して続けていたら、自己効力感と自己肯定感がぐっとあがりそう。
ビジネスの場でも内省に使えそう~とおもってみたり。(部下に薦められるなら、薦めて描いてもらいたい!けど仕事と思ったら無理かも)
描いてみるとへたくそで、思ってることとペン先が連動しないけれど、誰かに見せるものでもないし、私が良ければそれでいいんだと思えば、気になるものを描く訓練になるからとてもいいなと思いました。
文章とイラストの違い
文章って、一応、誰でも書くことができて、あんまり中身がなくても形にするってできるとおもう。
たくさんの文章を長々書くと、すごいように見せかけるようにもできる。
たとえば、大学卒業の時の論文なんて、〇千文字の論文を仕上げる、というタスクだったから、大した内容じゃないのに必死で引用をつなげて、小さな内容を膨らませてどうにか仕上げた。(あの卒業論文。。内容は今考えてもひどいわ。。笑)
でも、何かをビジュアルで表現することは、本当に言いたいことをちゃんととらえて、どこを切り出して強調するか、何が大切かをしっかり考えて表現する必要がある。
誰でもできることではなく、中身が伴わないとできない。
だから、イラストや絵で表現ができることって、すごくスマートで賢いことだと思います。
仕事は論理的に組み上げたプロセスを、文章にしたり、パワーポイントで文章を枠に囲んで書き上げたら何となく形になる。
だからずっとその方法だったけど、ビジュアルシンキングやグラレコ、インフォグラフィックを知ると、伝えたいことをもっと効果的に伝える方法があることに気付きました。
イラストを組み合わせることで、パッと印象に残したりとか、たとえば共通のゴールイメージが共有できて、仕事にありがちな「こういうはずじゃなかった」っていうあとからの勘違いも防げることもあるんじゃないかな。
センスは持っているものじゃなくて磨くものだと信じて
いつも友達としか話さなければ、Twitterで140文字ですらまとめられないのに、いつのまにか簡単に140文字に埋められるようになる。
140文字しか書かなかったら、noteやブログで長く書くのは苦しいのに、続けていたらいつのまにか少し長い文章を楽しく書けるようになる。
絵はきっと、小学生を卒業してから描かなかっただけで、描きたいなと意識したら、目の前にあるものをどうやったら線と影で表現できるかとか、形をマルとシカクと線に分解できるようになって、昨日より今日のほうが意味の分かる絵を描けるようになる。
センスがないからできないんじゃなくて、そうやって表現したいなと思って過ごしていると、表現方法が豊かになって、つながる世界ができて、広がっていくんじゃないかなあ。
きっと、2020年はイラストや文具を通じて、もっと世界を広げていきたいな、そう思っている今日この頃です。いや、思ってるとかなまぬるいことではなく、今年の決意だ!がんばります。
講師のハヤテノコウジさん
ハヤテノコウジさんは、「東京 わざわざ行きたい街の文具屋さん」という本で知りました。
たしか、八重洲ブックセンターでぶらぶらしていて、文具本のコーナーでふと目に留まった。
すごくかわいいイラスト。単なる地図でもなく、文具やさんをならべているだけでもなく、ひとつひとつのお店の特徴や扱っているものがとてもよくわかって、そこに集まる人のこころの温度とか、店員さんの文具へのこだわりがよくわかって。
今すぐ行きたいところ、今は何となく興味がないジャンルだけどいつかそのエリアに行けたら見てみたいな、とか、想像をかきたてるイラストで、わくわくしてしまったのでした。
イラストから人柄がにじみでてると思っていたら、やっぱりお会いしじっくり話したら、そうでした。
もっとお話ししていたかった!
それで、帰ってからたくさん写真をとらせていただいたイラストを眺めてたら、共通で好きなものが多くてびっくり。
でも、好きなものが似る(似すぎているw)っていうのは、運命のようなものじゃないかな、と思います。笑
いつか、おいしいものたべにいきましょう〜
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