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読書は直接反映されづらい

おはようございます。毎日投稿26日目になりました。

読書に意味はないのか?

   もう切り抜きでお馴染みのひろゆきが、これまたある切り抜きで、こんなことを話していました。
 
「自己啓発とかビジネス書とかの読書で成功している人を見たことがない」
 
   僕はなるべく切り抜きは見ないように思っているのですが、僕の好きな本についてだったので思わず見てしまいました。。そこで話していたことなのですが、未熟な僕でもちょっと違うんじゃないかなぁと思いました。いくつか理由があります。

読書は呼吸をするが如く

   1つ目は、「読書するのは当たり前」というのが成功している人の常識なのではないか、という点です。そのため、わざわざ言うほどのことでもないのではないでしょうか。
 
   しかし、公表している成功者も実際は何人もいます。科学において貢献したあのファラデー(ファラデー定数の人)は、自己啓発書を読んで常にモチベーションを保っていたと言っていたことが残されているらしいですし、
 
今の人で言うと、あのビル・ゲイツは自宅に1万数千冊を抱える個人図書館を持っているほどの読書家、「投資の神様」と称されるウォーレン・バフェット、日本ではユニクロの柳井正などの超成功者が読書家で有名です。
 
   こういった人たちは、数時間で何百万、何千万ものお金を動かせる人たちですが、それでもそんな価値ある時間を割いて読書に当てています。意味が無いはずがないですよね。

読書の間接的貢献

   2つ目の理由は、本で学んだことを直接生かそうとしても効果が薄いということです。本の著者というのは、往々にして、普通の人より濃い人生を送ってきた人が多いです。そんな人の人生が数冊程度で全て語り尽くせるわけはありません。
 
   しかし、そういった人が書いた様々な本を読み続けていくことで、学んだことが自分の考え方に時間をかけて馴染んでいき、色々な知識が重なりあって大きな力になります。読書して実践してるけど長続きしないというのは、その知識や考え方がまだ「他人のもの」だからです。
 
   その中で僅かにでも自分の中に吸収し続け、薄い層を塗り重ねていくことで、そのうち厚くて丈夫な地盤になります。本は、周り回って役に立つわけです。

読書は最高の投資である

   例え睡眠に8時間、食事や入浴に2~3時間、仕事や学業に8時間を費やしても、まだ1日に5時間くらいは残されています。そのうち20%、つまり、1時間くらいは読書に費やしてみてはどうでしょうか?その当てた1時間は、将来何時間分もの価値になって戻って来るはずです。

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