僕なりの新年の目標の立て方

2020年1月5日 23:10

さて、今年も始まってもうすでに5日が過ぎようとしているわけですが、今更ながら新年の目標について、少し語らせてください。

そもそも、１年というスパンは、目標を立てる期間としては長すぎます。

僕の過去の経験上、年始に立てた目標を年末まで覚えていた試しがない。環境も変わるし自分の興味も変わるし、あらゆることが変化するから。

商社に勤めていた頃（と言っても先月まで勤めてましたが）の目標管理もそうでした。年度始めに立てた目標は、環境変化が激しすぎて、年末になる頃にはほとんど原型を留めてないことばかり。

きっと今の時代は、それくらい変化が激しいのです。だからこそ、僕たちは目標の立て方と、この機会にしっかり向き合うべきだと思うんです。

ここ最近新年の目標をどう立てるか考えてるんですが、具体的な細かい目標よりも、人生の方向性を見直して、大まかな進むべき方向を定めるくらいがちょうどいい気がしてます。
— 上田哲也@著書『時短省力私の英語勉強法』 (@English09040) January 4, 2020

僕は目標の大きさを３つに分けて捉えた方がいいと思っています。少なくとも、現時点ではそれが僕の中のベストなやり方です。

①１年間の目標（大目標：人生の方向性）

目標を立てるには１年は長すぎる...という話をしたばかりではありますが、人生における方向性はしっかり決めておくべきです。自分の大切にする価値観であったり、こういう生き方をしたいというライフスタイルのだったり。

ここで決めるのはあくまで方向性。具体的な行動は次の段階で考えていくものとします。

あまり具体的すぎると、これからお話しする中目標になってしまうので注意が必要ですが、KPIをはっきりさせるためにも、ある程度の数値は入れるのもありです。

【例: 僕の2020年の目標】
　・カナダへのプチ移住 (2020年夏頃）
　・IELTS overall 9.0 (現在は8.0)
　・体重 60.0kg (現在は65.0kg)
　・プログラミングを学び、仕事を受注する
　・PDCAを毎日回す（計画・実行・振り返り）
　・自分が心から納得できる仕事をする（お金のための仕事をしない）

②１〜３ヶ月ごとの目標（中目標：具体的な目標）

ここからやっと具体的な目標を立てていきます。

このレベルの目標の期間は、それぞれの状況に合わせて調整すれば良いかなと思っています。資格試験のためのテキストを１冊仕上げるくらいであれば１ヶ月もあれば十分ですし、セミナー等に参加してがっつり勉強するなら３ヶ月くらい必要かもしれません。

ここで大切なのは、先ほど定めた人生の方向性に沿った目標を立てること。その方向性を辿るようなマイルストーンを作っていきます。

ちなみに僕は、飽きっぽくて興味がコロコロ変わる性格なので、ここら辺の目標は１ヶ月程度で考えるようにしています。そしてできるだけ皆んなに公言して、逃げ道がないようにしておきます。

【例: 僕の1月の目標】
　・カナダへのプチ移住 (2020年夏頃）
　　　→ワーホリビザの申請に着手する
　・IELTS9.0 (Overall)
　　　→毎日のオンライン英会話 (25分/日)
　　　→文法書を5冊読み切る
　・体重 60.0kg
　　　→週5日以上5~10km走る
　・プログラミングを学び仕事を受注する
　　　→PHPのテキストを一冊読み切る・実践する

③毎日の目標（小目標：日々の計画）

ここからさらに細分化して、毎日の目標にまで落とし込んでいきます。ここまできたら「目標」というよりは、ほぼ「計画」ですね。

まず日常生活の中のタスクとして、先ほどの中目標を一口サイズに分けて、どんどんTO DO LIST（僕は Apple のデフォルトで入っているアプリを使っています）に放り込んでおきます。

そして、朝一で今日やってしまいたいものをピックアップします。ポイントは、タスクをたくさん選びすぎないこと。やりきれないと罪悪感しか残らないので注意してください。やりきってテンション上げていった方が精神的に良いです。

そうしたら、あとはそれらを一つずつこなしていくだけ。ここで大事なのは「一つずつ」というところ。いくつも同時進行でやろうとすると集中力が散って、何も進まなくなります。たとえ並行して取り組んでいなくても、他のタスクが頭から離れていないと、それだけでエネルギーを消費します。ですから、やると決めたものを付箋か何かに書いて、机にはって、それが終わるまではわき目も振らずにやる。それくらいの気持ちが大切だと思っています。

【例: 僕の今日の目標】
　・カナダへのプチ移住 (2020年夏頃）
　　　→ワーホリビザの申請に着手する
　　　　→ビザの申請方法をググる
　・IELTS9.0 (Overall)
　　　→毎日のオンライン英会話 (25分/日)
　　　　→オンライン英会話を受講する
　　　→文法書を5冊読み切る
　　　　→ロイヤル英文法を読む (P751~P800)
　・体重 60.0kg
　　　→週5日以上5~10km走る
　　　　→20:00~21:30でランニングをする
　・プログラミングを学び仕事を受注する
　　　→PHPのテキストを一冊読み切る・実践する
　　　　→PHPのテキストを読む・実践する (P1~P50)

さいごに

さて、目標の立て方について、いろいろお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。

目標って話になると「具体性を〜」とかよく言われるわけですが、その具体さの加減がすごく大事だと思うんです。１年スパンで具体的すぎる目標を立てると、それを継続するのはすごく難しくなります。だから年間目標はあくまでざっくり、細かい目標は月単位くらいで立てておくのが良いと思っています。

正直なところ、僕も毎日試行錯誤です。これがベストだろ！と思ったやり方を、翌日に覆しちゃうなんてざらにあります。でもこの記事では、今の所このやり方がベストなんじゃないかという、暫定一位の方法をシェアさせていただきました。

THE BEST WAY TO PREDICT THE FUTURE IS TO CREATE IT.
最も確実に未来を予測する方法は未来を作り出すことだ。　
Peter Drucker

僕の大好きなドラッカーの言葉です。こんな言葉を胸に留めながら、今年一年を過ごしていけたらと思います。

この記事が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

最後の最後に宣伝を少しだけ...

この note を書き始めたときは宣伝なんて一切する気はなかったのですが、よくよく考えたらここでいうところの中目標って、僕が2020年1-3月で開催する短期集中セミナーとめっちゃ相性良いのではないか...と思い立ってしまったので、少しだけ宣伝させてください。

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