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急に決まった取引先との会食を、「奥さんに帰るって約束してるので」とお断りしたら、上司からチクっと言われてモヤモヤした話。

急遽決まった、グループ会社との会食。

「奥さんに帰るって約束してるので、今日は帰らせていただきます」と、一言謝って帰宅させてもらった。

上司から「その約束ってやっぱり変えられないの?」といろいろ含みを持った言葉を帰り際にいただいて(普段そんなことは絶対言わない家族思いの人なので、きっと今日は機嫌が悪かっただけなはず)、とてもモヤモヤしてるので、ここに思うところを書いてみようと思います。


まず、今日は〇〇時に帰るねと伝えて、帰りが遅れるくらい良いじゃんと思われたかもしれないけど、そこが全然違う。たしかに小さい約束だけど、そういう小さな約束も守れるなら守りたい。(もちろん時には飲みに行くこともあるけれど...)

こちらからすれば、たかだか帰りの時間。でも待ってくれている人からしたら、その日に話したいこともあるだろうし、一緒に食べる夕飯を楽しみにしてくれている(かもしれない)わけで。


もう少し賢い人なら、「今日は夜レストラン予約してて…」とか、もっともらしい理由を言えただろうし、一瞬そんな言葉も頭をよぎったのも事実。でもあえて、正直に「帰る約束をしてるので」とだけ伝えた。

ひとつは、そんなつまらない嘘をつきたくなかったから。もう一つは、予定がなきゃ飲み会も断れない空気を、うちの会社に作りたくなかったから。


空気を読んで「こうあるべき」に従う方がラクだなとは思うことはよくある。でも、多少の波風を立てる覚悟で正直に言葉を伝えることが、自分にとっての誠実さであり、大げさに言えば信条でもある。

もちろん、その際の伝え方ってめちゃくちゃ大事なんだけど、相手に対して最大限の敬意を払った上で、思うところを正直に伝えて間違ったことは、この短い人生の中であまりない。

空気読めてなくても、常識がないと言われても、自分に素直になれなくなったらダメじゃないかな?なんてことを日々感じたりしています。


...と、こんなことを本当は上司にちゃんと伝えたかったのですが、面と向ってお伝えする時間も勇気もなかったので、ここに長々と書いてしまいました。

特にオチも何もありませんが、今日はここで終わろうと思います。

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