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Covid-19における最後のパズル(BCG仮説)

Covid19に関してどうしても解けなかったパズルの一部が見事なまでに解けて全体像が見えてしまい拍子抜けしています。

ヒントは「ドイツ」でした。ドイツの死者数の低さは異様だと思っていたのです。私はドイツが東西に分かれていた頃を覚えている世代だけれど、すっかり「ドイツ=NATO」って思いこんでしまっていました。
が、「旧NATO vs. 旧ワルシャワ条約機構」と言う構図で見た場合、旧ワルシャワ条約機構における感染者数の増加は他と変わらないにせよ、圧倒的に死者数が少ない。NATOはほぼ全滅に近い。唯一と思しきドイツは、東ドイツ、と考えるべきだったので、旧ワルシャワ条約機構陣営。

まあ、こういう仮説を元に、
https://www.jsatonotes.com/2020/03/if-i-were-north-americaneuropeanaustral.html
↑これを見ればもう明らかで、「BCG接種の社会的な有無」による相関、だな、と。

例えば、スウェーデン。グレタちゃんも感染して話題になっているようですが、スウェーデンは70年代に強制接種をやめているらしく、以降の世代はBCG接種の経験がない場合が多い。従って、スウェーデンの「感染者」には、小学生も結構います。発症すると言うよりも発症が見つかりやすいと言うべきでしょう。BCG接種があれば無自覚程度の感染で終了し、BCGがなければ自覚症状を伴うから感染者として発覚しやすい。
これを日本に当てはめれば、さらにわかりやすく、特に、タイの感染者が、日本への旅行から帰ってきたのちに発覚する事が当初はとても多く、とても謎だったんですが、日本で「無症状感染」してる人からうつされた人がタイ人では多かったと言う事、なんだと思われます。

よって、BCGと言う仮説はほぼ正論に近くて、そうなれば、今後の未来の予想図は作れそうです。

経緯は省きますが、東京五輪は2021は無理で、2022かあるいは2024になる、と言うシナリオ。暫く、重症化しやすい「ヨーロッパ人(NATO)」はアジアに来れないけど、アジア人はアジア人で団結することができるはず。

NATO軍とアジア人がウィルスに打ち克ったと言う記念に、2024年に東京+パリ合同五輪、でケリをつけては?w

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<まとめ>

BCGワクチン仮説を通じてわかったのは、

1. 欧米(含:中央アジア)に関しては、旧NATO vs. 旧ワルシャワ条約機構 と言う対比軸で見るのが一番良いです。

2. ウィルスの変異は(幸いな事に)まだ起きていません。
3. 東アジア、東南アジア、旧ワルシャワ条約機構各国は、少なくとも、「潜在的な」感染者(~~回復済み)はかなりいます。
4. 3.と今後の(全世界的な)経済的活動を考えれば、「抗体の有無」を素早く確認するメソッドの確率は必要。おそらく、「国家封鎖」よりも、抗体の有無での入国制限や、なんらかの要請の有無が生じるはずで、各医療機関の証明が必要となるでしょう。
5. 西欧(=NATO)は西欧、アジアはアジア、などで、ブロック経済化する可能性も。ブロック経済圏化と言うよりは、「人の移動」の制限の対象がBCG対象国か否かで変わってくるはずです。
6. WHOは速やかにこの「仮説」の信ぴょう性を測定し、かつ、BCGが適切に全世界で行われるよう勧告をすると言う責務を負っています。日本政府も、特に70歳以上の高齢者のBCG接種率についてチェックすべきでは。
7. ウィルスをアメリカ合衆国の軍が中国大陸に持ち込んだ、と言うのは、「デマ」「プロパガンダ」です。ありえません。寧ろ、旧ワルシャワ条約機構+社会主義の国々を疑う方が適切(ただし、陰謀論を信じたいならば)。
8. 重症化率・顕在化する発症者に関して、「若者か老人か」は相関ありそうで実はありません。BCGを何度も打っていた「世代」であるか、などと言った軸で見る方が大事でしょう。日本の場合は70歳以上が注意。西欧の〇国なら30歳以下が要注意で老人はそれほどでも、などなど。
9. 過剰なパニックになる必要はないけれども、死者が増えている各国の現状を踏まえ、そして世界の構成国の一つと言う自覚をもって、自粛すべきは自粛されては?

cf.


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