これから始まる終末について

人間の歴史を参照しつつ、既に始まっている「文明の終わり」のかたちについて想像したりする…

これから始まる終末について

人間の歴史を参照しつつ、既に始まっている「文明の終わり」のかたちについて想像したりするアカ。  エブリスタで書いたものを転載したりしています → https://estar.jp/users/153744291

記事一覧

望田幸男著「ナチス追及」を読む

 講談社現代新書。  ベルリンの壁崩壊直後の1990年に描かれた本作では、当然のことながらユ…

専門家の知見やデータによらずとも、何が正しいか判断できると考えるのが反知性主義だ。特定のイデオローグの思想が正しいものと前提して、事実を参照することなく行動する人々は、反知性主義に近い。そうした人ほど、対立する人々を反知性主義と呼ぶのだが。

一夜にして正しい施策に方向転換する権限を、政府は持っていないし、持つべきでもたない。歴史と伝統を踏まえて合意を得ながら一歩ずつ進んでいくのが保守というものだ。

解雇自由化ではなく解雇規制緩和。正規と非正規の格差は、もう正規を下げる方向でしか埋められない。問題は、セーフティネットと再挑戦の場をセットで考えるべきなのにできてないこと。プランがなくても考えているというべきなのだが……

米大統領選はひどいありさま。中ロともに崩壊寸前。ユーロ各国も失敗続きで権威なし。いま、大きな時代の変わり目にいる。

なぜクルド人は野放しなのか。埼玉県警は刑法犯認知件数全国4位、刑法犯検挙率が下から五位。クルド人に対して弱腰というよりも、もともとパワーが足りていない様子。転職サイトで41件の退職理由を確認したが、激務、官僚主義(無駄な仕事)といった理由が並ぶ。まずは予算の拡充が急務だろう。

中国のスパイとして逮捕された元ニューヨーク州知事補佐官、DEI責任者だったとか。答え合わせができた感じ。

次の次くらいに来るのは、
「自己決定や自己の定義をAIが代行する時代」
AI抜きの決断が拒絶される社会。
グーグルウォッチに毎日「あなたの幸福度は78です」とか、確認する生活。

天候不良によるコメ不足があったなら、去年報道されていないはずはないし、2023年の作況指数は101、と普通。その時点でマスコミはうそをついているとわかる。

基本的にここで私は、意見の違う人に向けて文章を書いてます。そういう人が間違って開くようなタイトルの付け方をしています。喧嘩を売るつもりはなく、事実ベースの実のある議論ができればいいと思っています。

戦後のナチ戦犯狩りについて。そもそも彼らが有罪とされた法的根拠があやしい(遡及法だったり)のだが、それをモサドが逮捕拘禁したり処刑したりするのは合法なのか。どこのどういう法律に照らして、それは正しいのか。正義って怖い、っていう印象しかない。

中国は治水ができておらず、自然災害が頻発。加えて農村に人がおらず、いんふらもなく、農業をやるモチベーションもない。中国の食糧自給率は8割程度と言っているが、ごまかしがあると思う。飢餓寸前でも驚かないし、日本の米を大陸に流す動きがあるかもしれないと思っている。

何故ナチスを許してはならないか

 ロシアのウクライナ侵攻がはじまったとき、ユーロ圏のテレビ放送で、アナウンサーがこんなこ…

世界のゴミ問題概観:公共サービスの危機とコミュニティの自律

 中国のある都市部では不況のためにゴミ回収が滞り、市中に積みあがったゴミが炎天下に悪臭を…

個人対個人の議論は有効であると信じる。異なる意見を持つもの同士が話し合うことで、互いの意見、自分自身の意見に対する理解が深まる。議論の目的は勝者を決めることではない。合意に至ることでもない。自身と相手への理解の深化と、敬意を深めることができればそれでよい。

日本の国会には議論がない。質問と回答、そして直ちに評決にうつる。議論は与党内で事前に行われている。英国の政治は選挙による独裁というが、それでも議論は活発だ。日本の国会の質問は、単なる国民へのアピールタイムだ。時間の無駄だとずっと思っている。

望田幸男著「ナチス追及」を読む

 講談社現代新書。  ベルリンの壁崩壊直後の1990年に描かれた本作では、当然のことながらユ…

専門家の知見やデータによらずとも、何が正しいか判断できると考えるのが反知性主義だ。特定のイデオローグの思想が正しいものと前提して、事実を参照することなく行動する人々は、反知性主義に近い。そうした人ほど、対立する人々を反知性主義と呼ぶのだが。

一夜にして正しい施策に方向転換する権限を、政府は持っていないし、持つべきでもたない。歴史と伝統を踏まえて合意を得ながら一歩ずつ進んでいくのが保守というものだ。

解雇自由化ではなく解雇規制緩和。正規と非正規の格差は、もう正規を下げる方向でしか埋められない。問題は、セーフティネットと再挑戦の場をセットで考えるべきなのにできてないこと。プランがなくても考えているというべきなのだが……

米大統領選はひどいありさま。中ロともに崩壊寸前。ユーロ各国も失敗続きで権威なし。いま、大きな時代の変わり目にいる。

なぜクルド人は野放しなのか。埼玉県警は刑法犯認知件数全国4位、刑法犯検挙率が下から五位。クルド人に対して弱腰というよりも、もともとパワーが足りていない様子。転職サイトで41件の退職理由を確認したが、激務、官僚主義(無駄な仕事)といった理由が並ぶ。まずは予算の拡充が急務だろう。

中国のスパイとして逮捕された元ニューヨーク州知事補佐官、DEI責任者だったとか。答え合わせができた感じ。

次の次くらいに来るのは、
「自己決定や自己の定義をAIが代行する時代」
AI抜きの決断が拒絶される社会。
グーグルウォッチに毎日「あなたの幸福度は78です」とか、確認する生活。

天候不良によるコメ不足があったなら、去年報道されていないはずはないし、2023年の作況指数は101、と普通。その時点でマスコミはうそをついているとわかる。

基本的にここで私は、意見の違う人に向けて文章を書いてます。そういう人が間違って開くようなタイトルの付け方をしています。喧嘩を売るつもりはなく、事実ベースの実のある議論ができればいいと思っています。

戦後のナチ戦犯狩りについて。そもそも彼らが有罪とされた法的根拠があやしい(遡及法だったり)のだが、それをモサドが逮捕拘禁したり処刑したりするのは合法なのか。どこのどういう法律に照らして、それは正しいのか。正義って怖い、っていう印象しかない。

中国は治水ができておらず、自然災害が頻発。加えて農村に人がおらず、いんふらもなく、農業をやるモチベーションもない。中国の食糧自給率は8割程度と言っているが、ごまかしがあると思う。飢餓寸前でも驚かないし、日本の米を大陸に流す動きがあるかもしれないと思っている。

何故ナチスを許してはならないか

 ロシアのウクライナ侵攻がはじまったとき、ユーロ圏のテレビ放送で、アナウンサーがこんなこ…

世界のゴミ問題概観:公共サービスの危機とコミュニティの自律

 中国のある都市部では不況のためにゴミ回収が滞り、市中に積みあがったゴミが炎天下に悪臭を…

個人対個人の議論は有効であると信じる。異なる意見を持つもの同士が話し合うことで、互いの意見、自分自身の意見に対する理解が深まる。議論の目的は勝者を決めることではない。合意に至ることでもない。自身と相手への理解の深化と、敬意を深めることができればそれでよい。

日本の国会には議論がない。質問と回答、そして直ちに評決にうつる。議論は与党内で事前に行われている。英国の政治は選挙による独裁というが、それでも議論は活発だ。日本の国会の質問は、単なる国民へのアピールタイムだ。時間の無駄だとずっと思っている。