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音楽レーベルPenguinmarket Recordsを引き継ぎ、未来に描きたいもの

僕は今Penguinmarket Recordsという音楽レーベルの副代表になってから3年になります。
そして今年頭までは僕1名で運営していました。
(今はありがたいことにサポートいただける仲間が増えました)

Penguinmarket Recordsは10年以上続く歴史あるレーベルで所属の8割がインスト(唄がない)バンドという、かなり独特のレーベルです。
レーベルについては古い記事ですが、5周年のOTOTOYさんのインタビューのこちらをお読みください。

僕のバンドoaqkもこのレーベルからフルアルバムを出しています。
(Apple musicで聴けますので検索してみてください)

レーベル業をやったことがない自分が、10年以上続くこのレーベルを引き継ぎ、悪戦苦闘しながらもここまで続けてきています。
元々HMVで音楽バイヤーをやっていたので、音楽レーベルとは非常に近い関係でした。しかしやってみると色々と見えない部分に考慮/配慮が必要で、仕事もかなり細かいところまであります。

なぜ引き継いだかということを詳細に書くと相当量になるので省きますが、一言でいえば

「自分の好きなこのレーベルを無くしたくなかったし、所属アーティストをもっともっと多くの人に知って欲しかった」

ということです。

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冒頭で述べたアーティストの8割がインストゥメンタル(略称インスト、ヴォーカルがいなく歌がない)ということですが、僕は特段珍しいと思っていなくて、クラシックもジャズも、それよりもかなり昔の太古の音楽も歌がないものがスタンダートで、ここ100年ぐらいで歌があるものが当たり前になったのだと。

一方で、歌がないということは言語の壁を超えることが出来るので、世界中どの国の方が聞いても入り口としては同じものが聞こえるというのは、非常に広げる可能性もあり、夢があるなぁと思っています。
言語があると理解できる人とそうでない人とではその時点で感じ方が違います。(ただし、歌があるものを否定しているわけではなく、歌というものを僕は好きです。)

Penguinmarket Recordsでは
Music has no borders (音楽に国境はない)
を今年から掲げることにしました。

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<写真>sgt.
Penguinmarketの長い歴史には素晴らしいバンドが多くあり、まずはその代表と言えるのがsgt.です。
僕自身、このバンドを15年前に観てから非常に好きで、いつしかPenguinmarket第一弾リリースのこのバンドと同じレーベルでリリースしたいと思うようになりました。

他にも
L.E.D
MAS
旅団
wooderd chiarie
Clean Of Core
UHNELLYS
middle9
egoistic 4 leaves
などがリリースしています。

そして2017年。僕がレーベルを引き継いだ後の初リリースは日本のインストゥメントメタルバンドの中でも屈指の世界観を持つOVUMがリリース。

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演奏の鋭さには注目です。


まだまだ新生Penguinmarketはこれからですが、所属アーティストが海外の人たちに聴いてもらえる機会を作りたいですし、海外でライブができる環境も整えて行きたい。
そのためには日本でもエージェント機能を充実させて、海外市場に合うアーティストがどんどん海外にいけるようにし、逆に世界のアーティストで僕らのレーベルに合うアーティストは可能な限り招聘していきたいです。

そして海外でPenguinmarketのアーティストたちのライブに多くの方が足を運ぶようにするのが、当面の僕の目標です。

最後に
Penguinmarket Recordsは運営などで何か関わりたい人を大募集中です。
メインは別の仕事をしても構いません。できるところから一緒にやりましょう。
また、Penguinmarket Recordsに関わりたいアーティストも大募集中です。
ぜひ、お気軽にご連絡ください。
日本のアーティストや音楽ファンにとって明るい未来を一緒に作っていきましょう!

サポートをいただけると様々な活動がさらにできるようになります。応援してあげようという方がいたらお願いします!