働きながら写真

働きながら音楽活動をするというイベントを続けている理由

前回の投稿で書きましたが、
僕は「働きながら音楽活動をする」というイベントを2017年からやっています。
かつ
oaqkというメタルのインストバンドを2002年から続けています。

(活動のペースは緩やかですが、アルバムがiTunesで聴けますのでご興味あれば)

なぜそのイベントをやろうと思ったかは京都の音楽メディア「アンテナ」さんでも取材していただいているので、こちらも合わせてどうぞ。

簡単にいうと、自分自身が迷ったという原体験からなのです。

それで、調べてみたら海外にも日本にも他に職業をしながら、それで生計を立てて、音楽活動も続けている人が結構いたのですよね。

そういう人の話を聞いてたら興味深くって、これはもっと多くの人に知って欲しくて、イベント化して、きちんと記事化して来れない人にも広げようということにしました。

この記事がなかなか読まれてまして、
リリースした時は広告とかプロモーションなしなのに、SNSで拡散されて3日で4万人が見てくれたり、
今の新記事がない状態でも毎日なかなかの数の人が見にきてくれています。
それも検索からの流入が多いです。

おそらく 働きながら 音楽活動 というワードでネットで調べてなんとか活路を見出したい人がきているのだと。

※一番最初の記事でかなり多くの人に読まれたのはこちら。
  トップバッターを引き受けてくれたENDZWECKの上杉さん。
 その姿勢、尊敬しています。
 
余談ですが、本当に悩んでいる人にしっかり読んでもらえばいいという想いなので、余計な編集なしで全文書き起こしにしています。
かなりの文量ですが困っている人は隅々まで読みたいはずなので。
そういう内容になっています。

別の仕事をやりながら音楽活動やっていると「本気じゃない」という意見もありますが、
どんな状況でも作品やライブで証明されるし、
もっといえば、自分が楽しむというのが音楽活動の原点だと思うので、
色々言われようが、楽しんでやればいいと個人的には思っています。
多様な選択肢が取れるのが幸せなのではないかと。

全ての記事に思い入れがありますが、その中でいくつか紹介を
バンドマンの実情を赤裸々に色々語ってくれたATATA鳥居さん。
一緒に京都のイベントにも行ってくれました。

次は、イベントで100人以上集まったこのお三方の回。
先駆者である先輩たちの言葉は沁みました。

生き方、生き様、発する言葉が素敵なATATA奈部川さんの福岡での会。

マイクが止まらないぐらい熱い言葉が出まくったmouse on the keys川崎さんの回。
LITEの武田さんも出てくださいました。


最後に、「よく他の人のために色々できますね」ってこの活動していると言われるのですが、慈善事業でやっている感覚は全くないです。

この活動を通じて、少しでも音楽活動をやめない人ができる

音楽一本で食べていけないかもしれないけど面白い音楽やっている人が増える

日本に多種多様な音楽が溢れ、面白い音楽シーンになる

それを聴いて音楽活動を始める人が増える、リスナーが増える

というようなループになるのだと。

僕は面白い音楽が溢れる世界の中ですごしたい。

そうすればoaqkを色々な人に聴いてもらえる機会も増えるし、面白いバンドと一緒にライブできたりするし、何より生きてて楽しい。

僕らの全部自分に返ってくるものだと思って続けてます。

そして、この活動は自分一人では到底できません。
立ち上げる時に協力してくれた人たち、登壇者してくれた人たちに、支えてくれた方々、読んでくださった方々に最大限の感謝を。
(もうそろそろ次回もやりたいです)


サポートをいただけると様々な活動がさらにできるようになります。応援してあげようという方がいたらお願いします!