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見えない点を撃ちまくれ

とTHE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)の歌の歌詞の様なタイトルになってしまいました。

多分生き方バイブル書的な奴には、良く良く登場する例え話(誰でも思い付く話)なので、想像が及ぶ方もいらっしゃるかとは思いますが、
「点」とは経験の事ですね。

お一人お一人が各各然々しながら、◯◯年間と言う時間を、時に必死に、時に堕落しながら(失礼!笑)生きてきた中で、様々な経験をされてきたと思うのですが、
その一つ一つを点として捉えて、ちゃんと刻み込んでいく事が大事だなと。
ただ、この時に無意識に経験してきた事は、あまり後々役に立たない(点としてカウントできない)事を自覚する事も大事だなと思っております。

人は意識で滅茶苦茶変わります。

気がつけます。

例えば、僕が「車欲しいなぁ。ワゴンRいいなぁ。買いたいなぁ」と思いながら街に出た時に、想像以上に街中にワゴンRがブンブン走っている事に気が付けます。

そう。今までも全っ然走っていたのです。(変な日本語ですいません。)

走っていたのに気が付いていない。見えていない。もっと言うと、見ようとしていなかったのです。

皆様もそんな経験があると思います。

それぐらい、意識するって事は、見えないモノもみえる様になる事であり、逆を返せば無意識でする経験は、案外身になってない場合が多いのです。

で、そうやって意識して生きていると、案外全然関係ない世界で、昔の自分が活きてくる瞬間があります。

僕だと、飲食の世界に飛び込んだ時に、料理も何も右も左も分からないので、取り敢えず店をステージに見立て、

「カウンターの中はステージだ!」

「お客さんを楽しませる事が僕の正義だ!」

なんて言い張り、飲食店としてのスタンスをそっちのけで邪道も邪道、ジャンケン大会や掴み取り、黒髭危機一髪に剣玉とイベントを打ちまくり、「あの店何かヤバイよ」「何かよく分からないけど楽しいよ」と認知され、気が付いたらその界隈でプチバズリしていきました。
(ちなみに、そうやってイベント性や僕と言うキャラクターを知ってもらう間に、料理は何とか覚えていきました。あと、イベントでふざける分接客の面では本当に気を使いました。「ふざけてるだけで、感じ悪い」と言われない為に、抑えるところは抑える必要はありました。
その辺の抑えるべき意識みたいなのは、今後どこかで書いてみたいと思います。)

全然異種である様に思える飲食の世界で、僕が経験してきたステージの世界での目線や意識が花開いた瞬間でした。

その瞬間こそ、僕の過去の経験「点」と新しい自分の「点」が「線」になった瞬間だと思います。
こう言う「点→線」の瞬間瞬間の繰り返しで、人は自信と確信を身につけて、成長していかれるのだ僕は信じています。

で、僕はロマンチストなので、詩人らしい表現で締めようかと思いますが(笑)

自分と言う空に撃ち込む「点」は星みたいなモノだと思っています。
その状況によって見える「点」、見えない「点」、大きな「点」に、数えるほどもない「点」。
その人生という果てしない空を見上げた時に、きっと自分だけの幾つかの大切な「点」、大切な「星」が浮かび上がってくると思います。

そして、きっとその大切な「点」と「点」を、「星」と「星」を「線」で結んであげた時に出来た星座こそが、貴方だけの個性なのだと思うのです。

比べる必要もない。
生きてきた中で作られた自分だけの星座。
それを探せたらなら、凄く素敵な事ですね。

歪でも、拙くても、見上げればそこに、それぞれが誇るべき個性が瞬いているものだと確信しております。

これからも、まだまだ星は増え続け、星座も形を変え続ける事を願って。

めでたしめでたし。


#点
#線
#星座
#個性


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