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CHERRY

春ってのはなんだか“NEW”って感じがめちゃくちゃに出ちゃうから自制していないと超えちゃいけない線をゆうゆうと越えるぞ。気をつけろよな俺。
最近の俺は春だからってめちゃくちゃにイキってる。
このイキってる根本の理由をみんなに説明したい。

引っ越しをしまして住居が変わったんですが電車通勤になったんですね。
最寄りの駅は車両の両側にホームがあるパターンで、かつ終点になったりするんですよ。
んで今日乗った電車が終点でみんなこの駅で下りるんですが、この場合片側しかドアが開かないんですよ。
でもみんなさも当然のように開くであろう片側のドアに体を向け下りる準備をし始めたので、「あぁ、これが生きるってことだな」って思いました。
どっちが開くのか分からないので真ん中に立ってました。

会社も今期の施策を打ち出しちゃって。
社内SNSってのが始まりまして、これをみんなコミュニケーションツールとして使用しているんですけど、これに社長掲示板ってのがあるのね。
んで今回朝9時にピコーんって通知ありまして、これが
「来期から勤務中禁煙とします。」
なの。
まぁびびったね。速攻タバコ吸いに行ったもん。
弊社はコーヒーを扱う商社なんだけど、コーヒーって嗜好品じゃん?タバコも趣向品って考えが社長もあったらしく、嗜好品の制限はできないってことで今まで喫煙に対して苦言はなかったのになぜここで突然の発表。
ついに僕も禁煙を本格的に始めようかなって思う。
禁煙治療がタダでできるんならもちろんやる。
タダより安いものはないって言葉があるけど、会社のタダって言葉は無限に信じる。

マツコDXがこの前「人間の抱えることができるものは一定である。」って説いてたんだけどこれは本当に納得できる理屈で、表舞台に立つ人はそこらの人よりも抱えるものがとてつもないので些細なことでもそこにプラスで引っ掛けられる欲望ってのは小さくなる。だけどそんなに抱えるものがない人たち(俺みたいな独身もまさに)はもっと抱えることができるからプラスで引っ掛けたいと思う欲望は大きくなる。
つまりスペースのハナシ。
そう僕は今ガバガバってこと。

CHERRY
https://youtu.be/oOjuuyKNXXM
アップルTVでトム・ホランドとルッソ兄弟で映画化されてんで。
この原作読んでて一回感想書きましたが、まぁ本の方がいいです。
https://note.com/tetsupeeee/n/n08a15afbfd31

んでこの映画はどうかっていうと僕の噛み砕いた内容に一切すり寄ってくれないので幻滅です。
これはちげえよってなってます。

「チェリー」の何が良かったかっていうと「そのまんま」ってこと。
何にもやりたくねぇよな。わかる。
もうどうしようもなくね?わかる。
そっから何か新しく自分は変わらなくちゃとか全くなし。
ずるずると落ちてく。

それをさも愛すべきパートナーのために改心しましたなんて嘘っぱちはいらねぇ。
クソッタレなっことにはクソって中指立ててぇし、そういうもんだろ。
トム・ホランドはダチにはなれねぇよな、だってスパイダーマンだから。
(まぁでもネトフリの「悪魔はいつもそこに」や本作といい王子さまキャラじゃなくても全然行ける。アクモンのアレックスを彷彿させる。)

Drug
なめだるまの二人が逮捕されたらしいけどそれも含めて彼らの日常だったんかな。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1e209cb8a3b1ce9c5f532dc19b33c973cbf3ebe
まぁそうだろって感じで埼玉県熊谷市ってのもまんまだし、「あ、本物だったんだ」って感じです。

大麻がどうかってのは難しそうなのでコメントしてできませんが、俺も毎日ドラッグはやってる。
そうハゲ薬だ。
明らかに効果を感じてきたのでここら辺でみんなにレコメンドする。

まずは昔話から始めるんですけど、昔から生え際にリスクがある。
先に断っておくんだけど、これは昔話だ。
つまり自身の生え際には後退はない。生え際にリスクがあっただけの話。
家系的にもリスクはない。親父もふさふさだし両家の祖父母どちらもまだ生えてる。
遺伝的リスクはゼロだ。
ただ昔からジュード・ロウだった。

親も認識しているので誰もリスクと感じていなかった。
俺自身もそうだ。

ただ周りが早かった。
友人Aは生え際、友人Bはトップ。先輩Cもトップ。周りには4割ぐらい毛の悩みを抱えている人物がいる。
君もそうだろ?
この友人たち(ここでは先駆者と呼ばせていただく。)がすでに対策を講じていた。
オ○サカ堂である。
あえてここではリンクを貼りません、自身で調べてくれ。
1日2錠、これを実践していた。
これは個人輸入サイトなんだけど、ラインナップはバイアグラ、生理用品、なんでもござれ。
ネットで注文、海外から直送。輝かしい未来がすぐ手元に。
先駆者たちは皆口を揃えてこのサイトを使えという。
確かに彼らの生え際及び頭部は前より心なしかふさふさしている。
すでに彼らは策を講じていた。

狭いコミュニティでここまで同時多発的に発生する問題はそうそうない。
同コミュニティ内での話題は文脈がある。それぞれが同時に人生を似た視点から見ているので、問題は共通する場合が多い。
ただ別コミュニティから同様の話題が発生した場合、それは世代間での共通の話題の認識するべきである。
そうこれは90年生まれのセンシティブな問題であると言える。

上にも述べたが俺のジュード・ロウは先天性のものである。
彼らとは違う。
ただ最近のスマホの写真技術は先進的、時に残酷である。
Air Dropで送られる半強制的な写真は殺戮的でもある。

もちろん自分が目に行くのは素敵な笑顔、ただ周りが注目するのは圧倒的な生え際である。
ここら辺で「あ、やべ。。」と気づき始める。

年が明け、年末年始、いつものメンバー、いつもの話題。
新年ということもあり、ここから再スタートを切った。
毎日お風呂上がりに2錠、出張のヘアケアセットの中にもドラッグを忍ばせ携帯のタスクに毎日アラームをセット。
ここ3ヶ月毎日摂取した。
チェリーのトム・ホランドはエミリーと初めて会ったとこもヘロインをやってた。目が血走っていたがその目に映るエミリーは輝いていた。
エミリーは講師の仕事の際にも休憩中に注射を打ってる。毎日のルーティンにドラッグが組み込まれている。
俺も毎日iPhoneが通知してくれる。出張先でも自宅でも友人宅でもずっと。
チェリーでは薬物依存の結果堕落していく人生が描かれる。
一方、3ヶ月間薬物に依存した私は生え際を手に入れた。


この春、俺はめちゃくちゃにイキってる。
それは生え際を手に入れたからだ。
風に髪がなびかれようが気にしない。だって俺には生え際があるから。
シャワー浴びた後でも人前でドライヤーをかけれる。だって俺には生え際があるから。
パーマを当てた。だって俺には生え際があるから。
商品が欠品しようが関係ない。だって俺には生え際があるから。
上司と全く馬が合わない、小さな問題だ。だって俺には生え際があるから。
老後の貯蓄がないけど気にしない。だって俺には生え際があるから。
彼女がいないから今後の人生が不安。大丈夫、俺には生え際があるからモテる。

ドラッグの怖さはそれによる健康被害よりも依存による精神不安であると思う。
ヘロインが切れた、このままだとやばい、ヘロインを仕入れないと、ヘロインを買おう。
ヘロインが切れた、このままだとやばい、ヘロインを仕入れないと、お金がない、銀行を襲おう。
全てがドラッグ中心になってしまう。

俺は今サイコーにハイの状態になっている。なぜなら生え際があるから。
この生え際は薬がもたらしてくれている、じゃあこの薬がなくなったら?
俺はサイコーにやばい状態になってきている気がする。

Black Country, New Road
https://youtu.be/u3H8O8RJp3M

最近通勤という手段を手に入れた私は、ずっとこれを聞いてる。
ヒリヒリするような感覚はやったる!ってモチベーションを上げてくれるし、一方ひたすらなメロディループは毎日をこなしていく作業性があって良い。
ジャンルが何なのかは全くわからないし、The Pop Groupみたいで気持ち良い。

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