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幼稚園生の悲しい思い出。おいてけぼり

こんには...

中原よしおです


今回は私の幼稚園生の最後の思い出。しかも
とても悲しい思い出を自己開示させて頂きま


繰り返し伝えさせて頂きますが、私の不幸な
話で皆さまの気持ちを下げたり、同情しても
らうのが目的ではなく...


同じような体験をした方にとって、何か、考
えるキッカケのような。そんな前向きなメッ
セージを込めて伝えさせて頂きます。。


幼稚園生で味わった、悲惨な置いてけぼりの
の体験をしたのは、ある日曜日でした


私の父は普段は家にいない人です。仕事?い
いえ違いますギャンブルです


そんな父が家にいます。幼稚園生の私は...


何か、イベント的なワクワクした事が始ま
る。。


そう胸を躍らせ続けていました


それくらい父が家にいるという事は特別な意
味合いがあったのです


幼稚園生の私は親が頼りです


母親、父親が休みの日に2人して家にいる~


パッピー気分!超~の絶頂!とはこの事です


わかりますか?


この気分。どれくらい嬉しいか。ニヤニヤが
止まらないんです


今日は良い事しか起きない。これから何が始
まるのか。期待・期待・期待...


体は踊り出し、踊っている私を見て両親はニ
コニコしています


お出かけのお着換えも終わりました。そう、
どこかへお出かけです


ノリノリ気分で駐車場に向かいます。私には
姉がいましたが、その姉も嬉しい気分を隠せ
ません。ノリノリです


家から少し離れた駐車場へ着いた私は車の周
りをグルグル・グルグル周っています


嬉しくて、嬉しくて、グルグル・グルグル
回っています


両親へ向けて喜びの舞を披露していました


車に乗るように促されていたようですが、耳
に入りません


グルグル・グルグル回っています。すると、
車のドアは「バタン」と閉められました


私が乗っていません


そして、車は立ち去ってしまいました


私は慌てて、車の後を追いかけました。でも


車が戻ってくる事はありませんでした


交差点で左折していく車。そして目の前から
いなくなった家族。その光景は今でも鮮明に
覚えています


駐車場に置いてけぼりになった私は、悲し
さ・不安・そして独りになった恐怖で大泣き
しています。しかし


誰も手を差し伸べる人はいません


私はしばらくその場で泣き崩れながらも、独
りトボトボと家に帰るしかありませんでした


その後、家でどのように過ごしたのかは覚え
ていません


家族が帰ってきたのは夕方でした


今振り返るとおそらく、車に乗らずに周りを
グルグル回って、親の言う事をきかなかった
制裁だったのだろうな。と、しかし


車に乗るように促された記憶がほぼありませ
ん。嬉しさのあまり、その言葉は私の耳に
入っていませんでした


天国から地の底の気分を味わった。悲しい気
持ち、残念な気持ち。親のいう事をきかない
とこうなるぞ。という私にとっては理不尽な
制裁...


この事から学べる事は、小さい子供がはしゃ
いでいる時は


その世界に完全に入っている


という事です


いう事をきかずにはしゃいでいる子供に手を
焼く親は沢山います


私も子育てを経験していますので、大変なの
もわかります。しかし


子供の世界がある。という余裕をもった目で、
その世界の事を理解してあげる事も必要なの
だと今では感じています


社会からの執拗なストレスに余裕を無くして
いる人が、今、沢山います


そのストレスのしわ寄せが、小さい子供に向
けられないよう


未来の子供達の精神の保全、健やかで、生き
生きとした人生を歩んでもらうために


私達がストレスの原因を突き止め、それに
ノーを言う


そのような変革を起こす時にきているのでは
ないかと


私は感じています


最後まで読んで下さりありがとうございまし
た。

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