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今さら聞けない? レンズ名の読み方のキホン

今回はちょっとした小ネタ。

昨日アップした記事で、レンズ名の話をちょこっとしました。

F値は、小さい方が明るく写ります。レンズ名に入ってる数字がありますよね。例えばレンズ名が「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2」だとしたら、この「F/5-6.3」の部分。この数字がそのレンズの持っている一番小さい値なので、この数字に近くなるようにしてください。

ていう部分ですね。これ、書いたときに「ちょっと不親切やな」とは思ってたんだけど、そこで詳しい説明を追加しちゃうと逆に読みにくくなりそうで嫌だなと思ってそのままにしてました。

というわけで、せっかくだから別記事としてレンズ名の読み方の話をしてみます。知ってる方はスルーしてください。

F/5-6.3ってどういうことやねん

要は、F/5-6.3ってどういうことやねん、て話なんですけど、まず「/」は無視してください。「/」の入らないレンズもたくさんあります。F5-6.3、みたいにね。これはどっちもおんなじ意味です。

で、F5-6.3ってどういうことやねんと。5なのか6.3なのか、はたまた引き算して-1.3なのか? 知らないとなんだこれってなるよね。

結論から言うと、これはズームレンズ特有の書き方で、ワイド側の開放F値が5、望遠側の開放F値が6.3、っていう意味なんです。「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2」ってレンズなら、150mmのときの開放F値が5、600mmのときが6.3ってことです。意味わかった?

単焦点レンズのときとか

なので、単焦点レンズの場合は例えば「EF300mm F2.8L IS II USM」みたいな感じで、開放F値は2.8のみってことになるわけですね。ちなみに2.8LのLはまたぜんぜん違う話になるので無視していいです。

ズームレンズでも、「EF70-200mm F2.8L IS III USM」みたいな感じで、F値がひとつしかないものがあります。これは、70mmでも200mmでも、開放F値はどっちも2.8だよ、ということになります。

以上がFなんとかって数字の部分の読み方でした。もちろん、それ以外のアルファベットの羅列もすべて意味があるわけですが、これはメーカーごとにめちゃくちゃで、めんどくさすぎて説明できない(というかよく知らない)ので各自調べてください・・・と思ったら、ちゃんとそういうことをまとめている方がいらっしゃったので、興味のある方は以下のサイトを参考にしてみてください。

今後はたまにこういう小ネタをやろうかな、と思ってます。いいぞもっとやれ、と思ってもらえたらハートのマーク押してね。

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