地方でTwitterオフ会に行ってきた話2
今回はオフ会に行ってきて感じた課題の向き合い方を考える話です。
~課題発見編はこちら~
ハブをみいだせ
前回の後半部分で、SNSの例え話をしました。SNSではタグ付けのイメージでしたが、実際には広報や営業のような人材が必要ではないかと考えています。これは現在、県や市などの自治体が県そのものを商材として全国(全世界?)を相手に行っている状態です。
ですが、
・県面積も大きく特色がエリアごとにあるため難しいこと。
・公的な組織ができることは限られていること。
・そもそもノウハウがない手探り状態でやっている恐れがあること。
・市町村の競い合いで団結しようという姿勢が見られないこと。
…などもう改善点は言ったらキリないのでは…という私の個人的な印象です。
なので、『ハブ』:イメージとしてはバズる仕組み。フォロワー多い人にリツイートされて伸びてる…ガクガク…の現象の“フォロワー多い人”つまりフォロワーを増やせる環境にある人がハブ:拠点・中核の機能を担っていると効果があるのでないかと考えます。
で、これは地元県に必ずしもいなくっても出来ると思いますし、すでに取り組んでらっしゃる方もたくさんいると思います。実際他県住みの皆さんは小さな宣伝部隊になってくれていますよね?
なんか面白い人/モノがあるらしい!それが〇〇県だった
この流れからでいいのではないかと。離れた地元出身者との距離感も近づき、これから移住者や関係人口となり得る人へのアプローチ材料になることが期待できそうです。
オブジェクトをどう設定するか
横文字使ってしまいました。オブジェクト=目的・対象をどのように設定するか、これも考えるべき活性化のポイントだと思います。
県は今、移住者増を目指して様々なイベントを打ち出しています。ですがそもそも国全体が人口減少にある最中、居住人口を増やそうという目標は小さなパイの奪い合いで、それに勝つことはなかなか難しいことです。そもそも税収が安定していることが行政・自治体として重要項目であるとすれば、税のとりどころを見直すのも必要ではないかと。ちなみに移民という手を使えば国内人口のパイとは別の皿から持ってこれるわけですが仕事少ない+薄給県では移民は居着かないor低賃金層が増えるだけなのでは…とこちらも課題が山積みの予感です。
というわけで、時代に合わせたアドバンテージを生かして稼ぐ方法にシフトすべきではないかと考えます。元手が少なく始められるソフト面での仕事、安い地価を生かした地域にとらわれないビジネス…この辺りに合う産業にはどんどん入ってきてもらい、自県民も活発に稼いでもらいたいなと。この辺はもっといろいろな情報を学ぶ必要がありそうです。
これらはどんな事業者を増やせそうか、民間から働きかけるにしてもプランニングやコネクションが必要そうですね!しっかりとした目的や対象像が必要というのはその辺りだと考えます。
私はどうなのか
今私の脳内で整理できたのはこのようなところまでです。なかなか言語化するのが難しい…
私はキャリアコンサルタントですので、人が描きたいキャリアの明確化や踏み出すための後押しには大いに尽力できるのではないかと、尽力したいと思っています。
それに、今はまだ持っていない武器も増やしていきたいものはたくさんあります。手っ取り早いのはお金ですが、それはけっこう難しそうです。自分自身のキャリアプランニングも必要ですね…!
私の壮大で長期的な野望ですが、
大人も学べる学校を作りたい
と考えています。
今の仕事に出会って、改めて“人の話を聴く”ことの重要さを感じています。これは知識と技術で身に着けられるものですし、仕事にも大いに生かせるものですのでどんどん聴ける人材を増やしたい。
同時に発信力、経済・社会学などの人ベースの学問を学べたり、自分の人生をリスタートさせられる環境を人々に与えたいと思っています。まあそれは、今の私の器ではなかなかきついので下地作りの30代になるのかなと、なんとなくイメージしていますね。
まとめ
今回のオフ会ではやはり、Twitterというツールによってどんな人柄かという前情報を得て信用し興味を持つことができていたからこそこれだけ考えが言葉にまとめられたと思います。
やはりオフ会は刺激がありますし、人との出会いから得るものって本当に大きいなと実感しました。
特に知っている人とばかり顔を合わせるこの田舎暮らしでは大変ありがたい機会でした。また接客業やりたい…!とも密かに考えるミイラでありました。
最後まで読んでくれてどうもありがとう。
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