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月と星と摩周湖と (今回は自己紹介)

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【簡略ver】
# あきら
#元教師 、ベンチャー企業
#米オンライン学生 2020年1月~
◆住んでいた国:🇵🇭 🇮🇩 🇰🇪 🇹🇭 🇱🇦 🇸🇪🇯🇵 
◆🗣English/ລາວ/ไทย/bahasa/日本語 *すべてペラペラではありませんが
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あきらです。
今回は自己紹介ということで、簡単な紹介↑と、今までを少し書いていければと思います。次回は「月と星と摩周湖と」のタイトルで、弟子屈(てしかが)での経験について書きたいと思っています。


【少し長めver(読了1分ぐらい)】


私は以前から考えていることがあります。
それは「〜したいけれども、その機会がない」状態とはどういった状況なのか、ということです。

大学時代、海外のストリートチルドレンのボランティアを経験しました。

ベトナムの路上には冷戦の影響をいまだに受け続け、貧困生活を余儀なくされている子どもたちがいました。

インドのマザーテレサの家を訪れた際には、生まれながらにカースト制度の影響を受け、差別されている子どもたちとも出会いました。

ケニアのNGOメンバーの際、国の学校建設が遅々として進まない現状に、現地の人々は自分たちの私財と労働で建てることを決めていました。

他にも、日本人学校教諭として赴任していたインドネシアでは、障害者というだけで座敷牢のような場所へ連れていかれるということが隣町でおこっていました。

「〜をしたいけれども、その機会がない」という状況は世界中で起きていました。

また日本でも同様なように感じています。

私自身、幼少期の度重なる引っ越しは、どうも引きずっていたのかもしれないと大人になってから知りました。社会人になってからもスケールは違えど、同様です。
組織の求めることと、自分のやりたいこと、つまり自己実現のための対価と「ありのままの自分は何がしたいんだろう」との葛藤は付き物です。
個人だけでなく、家族の病気や介護は、物理的な自由から遠ざかることにもなります。
仕事で人を雇う側である経営者であったとしても、会社や社員のため、時間の自由が人一倍制約されることもあるのではないかと思います。

これまで私自身、7カ国、計10年程度海外生活を経験できましたが、「~はあるけど、~はない」という「機会の損失」を伴うことを目の当たりにしました。そして、この状況は様々な要因で生じていることを実感しています。

こうした背景から、特別支援教育に携わっていた際、
「旅行に行きたいけれど、障害をもつ子どものことを考えると二の足を踏んでしまう・・」
というお母さんたちの言葉は、私にとってとても衝撃的でした。

単なる「旅行」であっても、障がいを理由に自由に行くことができない。
この「機会の損失」を知った時、世界各地を旅してきた私にとって衝撃でした。

「何か自分にできることはないか…」
そのときに感じたのが、以前働いていた旅行系ベンチャー企業(フィリピン・セブ島)での経験を活かせるのではないか、という思いでした。

結果、クラウドファウンディングに挑戦し、2019年に障害児とその家族をフィリピンへ連れていくことができましたが、最近までは福祉の先進国であるスウェーデンで大学院に通い、今年帰国🇯🇵

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さて、弟子屈での出会いは本当に人間交差点です。
会釈だけの出会いもありますが、ちょっと立ち止まってお茶したり。

いろんな時間を楽しめたらと思います☕️


最後まで読んでくださり、ありがとうございます:)

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