エビカレー

午後、いい天気だし出かけたいと思う。けれど買いたい物も見たいものもなにもない。そういうときは秋葉原へ向かう。アニメオタクなので秋葉原をぶらつくだけで楽しい。歩いて駅に行き電車に乗る。ニンジャスレイヤーってどこの国の人が書いているの原作はなんなのという話で盛り上がっていたら目的地である秋葉原を過ぎていた。ニンジャスレイヤーは翻訳版がTwitterで連載されているらしい。「いいよ。このままカレーを食べに行こう」神保町で降りた。カレー屋が無限にある神保町だけど、お店を探すのはめんどくさいし大抵並んでいてめんどうくさいからなにも考えず以前行ったことがある店に行く。時刻は13時、やっぱり並んでる。めんどいので並ぶ。最後尾に立つと耳がちくちくした。モスキート音だ。Kindleで本を呼んでいたらわりとすぐに店内に通される。以前来たときと同じ席に案内された。注文したのはエビカレーにチーズトッピング。メニューにチーズがあるともう絶対チーズを乗せたい。いやでも牛丼にはチーズでまろやかにするより七味と紅生姜をいっぱい掛けたい派。味噌汁にも七味を入れたけど人前ではやらない派。エビカレーはカニくらいエビの味が染みていておいしかった。あんまりエビカレーって頼んだことなかったけどこれからは頼んでみようかな。カレーパンを持ち帰り、またモスキート音にちくちくされながら店をでた。まだ若いかもしれん（20代）。御茶ノ水を通過して秋葉原に向かって歩く。楽器屋さんと病院が目に入る。高校生のころ、当時流行っていたアニメけいおん！の影響で文化祭限定でバンドを組んだとき、ギターが欲しくて父さんと一緒に御茶ノ水に行ったっけ。主人公の唯が持っているような赤いギターを買ったけど、結局文化祭ではギターを持たずボーカルだけした。秋葉原ではオタクショップを巡り巡って、アニメイトで気づいたら一万円使ってた。怖いね。シェアサイクルで帰った。