見出し画像

「知っている」と「出来ている」の間にあるもの


GW明けの金曜日!今日は今年最後?の新入社員研修でした!


4月から始まった怒涛の新入社員研修ラッシュも、今日の研修をもってひとまず終了!受講者の皆さんにとって新入社員研修は、それぞれの配属が決まる前に同期間でのつながりを作れる貴重な機会ですが、今日の研修は残念ながらオンラインに切り替え…。当初はリアル開催を予定しておりましたが、状況が状況なだけに終日オンラインでの対応となりました。

学生から社会人へと変わる人生の中でも大きな変化の年ですが、特に今年入社された方はいろいろと大変な状況下での就職でしたよね。いつも研修をさせていただく時に、本当にここまでよく頑張りました(´;ω;`)と、親戚のおばちゃん的な気持ちでいっぱいでございます。本当によく頑張りました(´;ω;`)


新入社員研修で100万回お伝えした言葉



そんな中、私が担当させていただく研修は、インプットだけというより学んだことをすぐ活かす実際の仕事を想定したシミュレーション研修がほとんど。講義でつい3分前にお伝えして「知っている」はずのことが、ワークに入った瞬間スポーンと抜ける。そしてワークの振り返りの際に受講者の方から出てくるコメントが、「当初すぐできると思っていたけど、難しかった。すっかり忘れてました。」


そうなんです…。そうなんですよね!それは新入社員の方に限ったお話ではないんです!(自戒の念を込めて)そして100万回お伝えしたんじゃないかというくらい毎回毎回お伝えしたこと、それが、“「知っている」と「出来ている」は違う”ということ。


「知っている」と「出来ている」の間


知っているのに、いざとなったら出来ないことっていっぱいありますよね。私もあります(白目)。知っているからといって、出来るわけではない。それ自体が悪いことではなく、そういうものなんですよね。


では、どうすればこの「知っている」から「出来ている」状態になるのでしょうか。この「知っている」と「出来ている」の間には何があるのでしょうか?


やってみないと分からない


人が習慣化して成果を出すようになるまで、以下のようなステップを踏むといわれています。


知らない→知っている→”やってみる”→”わかる”→できる→している


車の運転で例えるとわかりやすいかなと思います。はじめは車をどのように操作したら進むのか知らない状態から、教習所に行って学んで知っている状態になる。そして実際に運転してみると何となくわかってくる。これを繰り返していくと、運転ができるようになる。そして免許を取り終えて数年後にはアクセルやブレーキ、ハンドル操作を意識しなくても、自然と運転している。


つまり、「知っている」と「出来ている」の間には、「やってみる」を繰り返して「わかる」という過程が存在しています。


仕事も一緒ですね。はじめは分からなくて当たり前。そこからできる状態、さらにしている(成果を出し続けている)状態になるまでも、この目に見えないステップを踏んでいくことが大切になります。学校のテストも、教科書を読むだけじゃなくてテストを受けるから自分がどのくらい出来ているのかわかるように、やってみないと何事も分からないし始まらないですね!


と、新入社員研修で100万回くらいお伝えし続けると同時に、自分にも言い聞かせるのでした笑 まず、やってみるーーーー!!!ですね!!一緒に軽やかに参りましょう!



**

◆マインドフルネスの小話配信をはじめました♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?