＃7. 宇宙エナジーTERUの「インド・ネパール放浪記」

こんにちは！宇宙エナジーTERUです。
今日も、僕のnoteに来てくれて　ありがとう！

このお話は、かれこれ40年ほど前、僕が若い頃にインド・ネパールを放浪した時のスピリチュアルで不思議な実話です。

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新・宇宙エナジーTERUの「インド・ネパール放浪記」

フォローしてくれると嬉しいな。よろしゅうおたのもうします。

ところで、
ガンジス川に毎日通っていたら
そこで出会ったインドのオッチャンに、

｢兄ちゃん　これから何処に行くんや？｣

と、聞かれましてん。

｢リシケシに行こと思うてまんねん。｣

と、答えますと、

｢あそこにはホンマもんのグルがいるで。
必ず行きなはれや。｣

と言われましてん。

｢グルって何ですのん？｣

と尋ねたところ、

｢グルちゅうたら、
聖者のことやないけ！｣

って、

そんなことも知らんのかいな。
という顔で見られましたわ。

僕は、リシケシは
修行僧がたくさんいて
面白そうなとこやな
くらいにしか
考えてなかったんですわ。

なんだか、
面白い展開になってきた。

そんでもって、
バスに揺られ揺られて
グルがいるという
リシケシに向かいました。

リシケシに着いて、

グルっていったい
どこにいてはるんやろか……？

と思っていると、

インド人のオッチャンに
声をかけられましてんな。

｢兄ちゃん　
グルに会いに来たんかいな。｣

と言うので、

｢へい、そうですねん。｣

と答えますと、

｢ほな、案内しよか。｣

ってことになりまして、
連れていってもらうことになったんですわ。

道中、そのオッチャンが、

｢グルに会うんやったら、
何か買って持っていったほうがええで。｣

と言うので、
果物を買って
持って行くことにしました。

そのグルは、
山の洞窟の中に住んでいる
というので

山道をエッチラオッチラ
歩いて行ったんですけど、

疲れたので、
石の上に座って
しばし休憩しました。

タバコを吸っていたら、
そのオッチャンも一本くれと言うんで、
2人で景色を見ながら
吸ってたんですわ。

…　…　…　…　…　…

ここで脱線

インドでは、
タバコを一本ずつから買えますねんで。

面白いですやろ。

そして、
色んなもんが

値段がついてませんねん。

だから交渉制なんですわ。

けど、
だいたい日本人は ぼられます。

僕も、最初はぼられましたけど、
生活している内に
交渉力がついてきました。

それが楽しいんですな。

「これなんぼでんねん」
って聞いて

「せやな、20ルピーかな」
っていうやんか。

それで、高いな～と思ったら
そこから離れて
インドの人がなんぼで買うのか
チェックするねんな。

チェックしてから
また行って

「あのおばちゃんには
10ルピーで売ってたやんか。

僕には20ルピーって言うてたやんか。
おかしいんちゃう？」

って、言うねんな。

そしたら、

「お前は日本人やから
ジャパニーズプライスや。」
って、平気な顔で言うわけ。

「でも、僕はお金もってへんから
まけてーな。」

そんなやり取りしながら
「まぁ、チャイでも飲んでけ。」
みたいになって。

そんな風に
交渉を楽しむんやな。

…　…　…　…　…　…

さて、話を戻します。

休憩が終わって、
再び歩きだしたんですけど

しばらくあるいていると
何やら洞窟が見えてきました。

オッチャンの話だと、
この洞窟の中に
グルが住んでいるとのことでした。

洞窟の前まで来ると、

｢洞窟には兄ちゃん一人で入りや。　
わしは帰るから。｣

と、言いはりますので、
案内してくれたお礼に
いくばくか渡すと

｢ほな、兄ちゃん　
グルから教えを受けるんやで。｣

と言って、
スタスタと帰っていきました。

この洞窟の奥に
グルがいるんかいな…。

つづく

最後まで読んでくださり、
ありがとうございます。

また次回も、
よかったら読みにきてな。

コメントももらえたら
めっちゃうれしいです。

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