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『五等分の花嫁∬』の続編制作決定について語ってみた件。

2021年3月26日、『五等分の花嫁∬』の最終回が放送された。そしてその後、『五等分の花嫁』の続編が制作されることが決まった。

そもそも原作が既に完結しているこの状態で、続編を制作するというのはかなり珍しい。それだけ『五等分の花嫁』の人気が凄いということだろう。

映画なのか?3期なのか?

続編と言われると様々な可能性があるが、主に考えられるのは2パターン。
それは映画制作か3期制作だ。

映画制作の場合、制作コストが抑えることが可能になり、利益率が高いということ。ファン目線で言えば、映画館で『五等分の花嫁』を見れることがメリットだろう。
一方で上映時間が90分だとすると、尺が足りなくなる可能性がある。もし、原作のラストまで映像化するのであれば、コミックス4巻分を制作する必要がある。TVアニメ1期はコミックス4巻を1クールで使っていたことを考えると、90分で4巻はかなり無理がある。前編・後編に分ける可能性も考えられるが、いずれにしてもクオリティに不安がある。

TVアニメ3期制作の場合、1クール分をまるまる使うことができるので尺はまあなんとかなるだろう。ただ、TVアニメで放送する必要があるのでその分のマージンが発生するというデメリットもある。とはいったものの、ファンには大して影響はないだろう。

そして続編制作決定のキービジュアルの右下のクレジットに「映画」と書かれていたことから、「ファンの間では映画が濃厚なのではないか?」といった声もあったり、「3期と映画をどっちもやるのでは?」といった声もある。
僕はクオリティを最重視してほしいので、できることなら3期を制作してほしいと思っているが、おそらく映画なのだと思う。

バイブリーアニメーションはほぼ確定

この続編制作決定についてだが、ほぼ間違いなく2期の制作段階から決定されていたことだろう。理由としてはあまりにも2期の進行が早かったことだ。
僕の見立てとしては1期同様にコミックス4巻分を2期に充てるかと思っていた。そうすればコミックス8巻のスクランブルエッグ編でキリ良く終わることが出来る。
だが、実際はそうではなく、尺をだいぶ削ってコミックス10巻まで強行突破した。これによってラストまで残り4巻となったので、続編制作が濃厚になってきた。

この制作の仕方は、最初から続編制作を見越しているとしか考えられない。となってくると、2期を担当したバイブリーアニメーションが続編を制作することも濃厚だろう。
作画については個人的には全く問題ないと思っているので、尺をフルに使ってくれるのであれば、良作に仕上がると思う。そしてクライマックスにはシャフトやWHITE FOXに下請けを依頼するのがいいと思う。

アニメオリジナル説を信じています

ここからは私見強めの意見だ。
僕は原作と違うラストを迎えると思っている。いくらアニメが人気だからとはいえ、コミックスが完結して1年以上経過しているのに続編を制作をするのはなんかおかしい。何かしら仕掛けてくれないと、僕は納得しない。笑
それに原作と違う展開で終わるほうが個人的に面白い。

そもそも『五等分の花嫁』で評価されているのはキャラクターの圧倒的個性だ。ストーリーではない。むしろストーリーに関しては批判も多かったはずだ(キャラが人気すぎるがために)。

原作では「あの子(一応ネタバレは避けました)」エンドで終わってしまうが、他のキャラクターのENDでも納得できると思う。

また、最近のラブコメはマルチエンドで完結することが増えてきている。『五等分の花嫁』だったら、原作通りのエピソードをTVアニメで放送し、ifエピソードを映画化することも考えられるのではないだろうか。だとしたらかなり熱いぞ。


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