【アニメ】ワンダーエッグ・プライオリティを見ないのはもったいない件。
アニメ好きの皆さんは今期、どんなアニメを見ているだろうか。
2021年冬クールはとても豪華だ。『リゼロ』『転スラ』『五等分の花嫁』のようなビッグタイトルはもちろんのこと、『弱キャラ友崎くん』『無職転生』のような注目の新作アニメも多数ある。
一方で皆さんは『ワンエグ』をご存知だろうか。『ワンエグ』は『ワンダーエッグ・プライオリティ』の略称だ。詳しくは公式サイトを見ていただければと思う。
『ワンダーエッグ・プライオリティ』も非常にクオリティが高い。今期、作画に関しては『無職転生』が評価されている。だが、クオリティだけでいったら『ワンエグ』はずば抜けている。作画だけではなく、演出も音楽もかなりレベルが高いのだ。その上、テーマの切り口も鋭くメッセージ性がある内容である。なぜ話題にならないのかが不思議だ。
そもそもアニメ好きの多くの人は、話題になるような作品しか見ない傾向がある。それはすごくもったいないことだ。ネット上の意見に惑わされず、本当に面白いと思うアニメを探してみてほしい。
そして『ワンエグ』のテーマはマジで鋭い。
本当に切り口が鋭いと思う。メインテーマはおそらく『自殺』だ。そしてそれにつきまとうのがイジメ、パワハラ、セクハラ、LGBT、家庭環境、体外受精、AI、といった感じだ。アニメでこのようなテーマを扱うことも中々ない。
作画もClover Worksが手がけていることもあってクオリティが高い。ストーリーは元々ドラマを制作していた方が脚本を担当しているので、今までのアニメとは切り口が異なるクオリティになった。また、アニプレックスも制作に携わっていることもあって、OP・EDの質も極めて高く、BGMも非常にセンスがいい。
アニメオリジナルの中では確実に上手くいっているはずだ。だが、全く話題にならない。原因は間違いなく宣伝だろう。アニメオリジナルなのだから、元々のファンが少ないはずなのに、公開ギリギリまで情報を伏せていた。僕みたいな物好きなアニメファンなら、ワンエグの存在に気づき、ワクワクしながら待つ。だが、多くのアニメファンからしたら、ワンエグという存在そのものを知ることすらできないのだろう。
どちらにしても本記事を読んでいて、まだ『ワンエグ』を見ていない人がいるのであれば、絶対に見てほしい。これを見ないのはさすがにもったいなさすぎる。
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