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有料化が世界の分断に拍車をかける?

今、世界で最も注目されているイーロンマスクが、Twitterを買収したことが、Twitter界隈で話題になっている。「Twitterが有料化されるのではないか?」という噂が流れていて、「有料化されたらTwitter辞めよっかなー」みたいなツイートも見かけるようになった。

さて、現在、世界は徐々に分断されている。今まではグローバリズムの時代、つまり、世界が一つになる時代だった。それが、徐々に壊れようとしているのだ。
そしてグローバリズムの対義語はナショナリズムだが、おそらく、これからの時代はナショナリズムとは少し違うものになる。国籍とか関係なく、本当に様々な世界が展開されるようになるのだと思う。

そこに、サービスの有料化だ。現在も「オンラインサロン」という名目で、新たな世界が形成されようとしている。サロンによって金額は異なるが、オンラインサロンのほとんどは、月額or年額で会費を支払うことが条件となっている。このことから、世界を明確に区切る一つの手段が「有料化」にある、と僕は考えている。

Twitterがもし有料化されれば、有料に抵抗がある人は、Twitterから消えていくだろう。一方、Twitterが仕事に欠かせなくなっている人は、月額1,000円でもTwitterを利用すると思う。僕も多分、利用する。
しかも、有料に抵抗がある人の多くは、リテラシーが不足している場合が多い(僕の私見)。そういった人がTwitterから消えると、Twitterの言論がより健全化されるのは間違いない。

だが、そうなると、リテラシーが高い人はTwitterの中に、それ以外の人はTwitterの外に、みたいなことになる。これはある意味、世界の分断に拍車をかけることになるのではないだろうか。

とはいえ、もはや、世界の分断にネガティブイメージを持つ必要はない。世界が分断される流れを好奇的に眺めるのが、良いのかもしれない。

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