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禅で目指すもの

禅というのはシンプルに見えるかもしれませんが、大変な修行をしています。
その境地まで突き抜けてしまえば、とどのつまり、そのまま仏になるということなのです。
密教にせよ、禅にせよ、最終的なゴールは一緒ということですね。

不立文字などと言いますが、禅はその字の通りで、単刀直入に示すということなのです。
日々、仏の行動をして、仏の言葉を述べて、仏の行動をするということを瞑想しているのです。

自分は何なのかということを追求しているのです。
強い自分は何なんかとということです。

それが禅の本質です。

ただし、神秘的な部分は大切ではありますが、そこに逃げ込んでしまっては本末転倒です。
それでは強い自分というものからは程遠いでしょう。

自分と向き合うということは目の前のことに向き合うということでもあるのです。

このように自分を見ていくということは重要になりますが、人は自分の顔を一生見れないために、自分のことを知るというのは難しいことなのです。
そもそも自分を知るためには、人間というものを知る必要もありますし、自然や宇宙とは何なのかというところまで考えが巡るものです。
禅はもちろんですが、それだけでなく、その背景に広がるものについてもアプローチしていきたいと思う方はぜひ一緒に学びましょう。


これからも良い記事を書いていきます。