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禄命術と三つの命

禄命術で使用するのは生まれた際の生年月日と時間の干支です。
そこから、受胎した月の干支を算出します。これは天源術と同じ様に受胎の情報を使います。

それらの情報を対照して、占っていきます。

ちなみに、禄命術では、年の十干を禄としますし、年の十二支を命としますし、年の干支を身とします。禄・命・身と三つの要素が重要なので、三命術とも言われます。

虚星(思想としての星)を導きます。

干支から五行の強弱というものを判断して、人の運勢を占っていくのです。

これだけの要素がありながらも、実際には科学としての星の動きも判断するホロスコープ的占いが一緒になっていましたから、実は禄命術ができる人というのは、宿曜関係の占術も扱うことができます。

元々は符天暦を使って惑星の位置を計算するような途方もない占いだっただけに大変な作業量でした。

概要しか話していませんが、物凄く複雑な占いだったので、簡略化が進んだのだと思われますね。

占術というのは多種多様な技法を用いますが、それだけ過去から続いてきた多くの要素があります。
そういう理論も分かっていくことで、見えない世界の部分を補完し、現実面においても怪しまれない力の使い方が可能になってくると思います。
スピリチュアルと占いという感性と理性が両輪回るような活動を行っていますが、そのようなことを深めていきたい方はぜひご一緒しましょう。



これからも良い記事を書いていきます。