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宗教間の隆盛

かつて、僧が地位を上げていました。
大昔は僧が薬師として、医療に携わっていたからです。

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仏教には魔を封じる術もありますから、平安時代ごろになると、そちらが重視されるようになりました。
神道や陰陽道もそのような術がありますから、競争が激しくなるわけです。

僧と神道が中心となって儀式はとり行いました。僧でもなく、神道に属していない陰陽師の地位は高くありませんでした。

しかしながら、陰陽道の知識は多岐に渡ります。宗教的な咒の知識にとどまりません。占いも行う必要がありましたし、占いのために、元々天文についても知る必要がありました。


現実面でも政治などが絡んできます。一つの分野を極めているだけでも凄いことなのに多くのことを知っていたわけです。頼りにならないわけがありません。

その知識で徐々に信頼を勝ち得ていきますが、ついに室町時代に出世が起こります。

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足利義満さまの時代には殿上人の位を授かるわけです。つまり天皇の玉座の近くまでいけるということです。

決して位の高くなかった陰陽師が知識で上がっていくのは大変だったでしょうが、複数の知識を持っていると言うのは視点が多いですから強いです。わたしもスピリチュアルの能力だけでなく、占術のロジックも同時に解説するのはそのように視点を増やしてほしいと言う思いもあります。
関心のある人はぜひ一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。