Teru Mizuki

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最近の記事

いとをかし

「切ない」とか 「悲しい」とか 「かわいい」とか 「萌え」とか 「尊い」とか そういうのが 因果をつくり ストーリーを紡ぎ 3次元を形成し ぼくらをつなぎとめる。 その中にどっぷりつかるのもよし。 でも その外側に抜け出てしまったほうが もっともっと 自由自在に楽しめる。 「いとをかし」も 「げにあわれ」も 「限りなくかなし」も 自在に創りだし、動かすことができる。 ひとたびその「原液」を手にしてしまえば 現実世界はもっともっと愉しくな

    • 目標は立てるな

      あけましておめでとうございます。 てるです。 てるは今年は正月らしいことは何一つしておりません。 それがこの2020年という年にはぴったりの過ごし方かな と思っております。 ところでみなさんは「今年の目標」をたてたりしましたか? 目標を立てたほうがうまくいく人と そうでない人がいる。 それはそのとおりだとおもいます。 しかし それでもやはり てるは「目標は立てない」「立てたとしても絶対に人に言わない」 ことをおすすめします。 まず、 なぜ目標を「立

      • 孤独

        孤独ってソリッドでエッヂが効いてて 触れれば血が出るイメージかな。 でも、本当の孤独って もっともっと軽やかで もっともっと自由だ。 理解されないことへの 怖れや怒りや寂しさが まったくない。 「あれ、全然わかってなかったんだ!ウケるwww」 てなもん。 かのシュタイナーでさえ 「これを聞いて何をそんな虫みたいな顔をしてるんだ」 「驚いて飛び上がり天井に穴を開けるのが本当だ」 と言ったというのに。 (真に孤独な人は穴をあけるだろうけど) 自立して

        • 愛こそが

          五感といいますが 実は人間の感覚は一つしかありません。 それは何感? それではシンキングタイム、スタート☆ 正解は 触覚です。 僕たちは 目で触れ、耳で触れ、鼻で触れ、舌で触れ、皮膚で触れ 心で触れ、精神で触れています。 これらを区別なく直に感じることを 直感といいます。 いわゆる 第六感、超能力、神通力というのも 触覚が優れているのです。 直感を鍛えるには能動的に感じることです。 見るのでなく観る。 聞くのでなく聴く。 鼻で効かせ、意識して

        いとをかし

          ちょっとストップ

          「今」しかない。 よくスピリチュアル界隈ではそういったりします。 本当でしょうか? あなたの「今」目の前にある物事。 認識した瞬間、それはもう「過去」です。 ぼくたち(=脳みそ)にとって 「今」ほどないものはないのです。 脳は暇になると妄想をはじめます。 妄想とは「過去」であり、それに基づくまだ起きていない「未来」です。 ですから 脳にはきちんと仕事を与えましょう。 仕事とは 1,現在地(=ここ)をできるだけ正確に把握すること 2,在りたい未来をイメ

          ちょっとストップ

          『成長』

          この夏が勝負だと思って ぼくとしてはかなりの額の自己投資をしてきた。 わかったことは ぼくはクソだ ということだった。 ぼくの想定していた底よりずっとずっと。 この現実を受け入れるには長い時間がかかるな。 そんなぼくと これを読んでいるきみに 我が師の言葉を贈ろうとおもう。 「『これでいいのかな…』と思って進んでいるときほど成長しているときはない。」 楽しく生きれればそれでいい 成長したいなんてこれっぽっちも思わないけど こんなに苦しいなら せめて

          いしのうつわ、つちのうつわ

          前回、「土の食事」と「石の食事」の話をしました。 今回は器(うつわ)の話です。 そう、 器にも土の器と石の器があります。 土の器とは文字通り素焼きの土器。 石の器とはガラスや磁器はもちろん 釉薬のかかった陶器もここに含まれます。 この二つの差は 水やお酒を入れると顕著です。 石の器は香りなどの「美味しい風情」を前面に押し出します。 「美味しい味」=「前味」は上へ上へ登ってくるからです。 一方、 土の器は水分を急激に吸うため 内部に独特な対流が生まれる

          いしのうつわ、つちのうつわ

          いしのたべもの、つちのたべもの

          ぼくは美味しい酒が大好きです。 特に日本酒とワイン。 日本酒なら並んでいる銘柄をみれば そこがどういうお店か大体わかります。 食と酒にかける熱量の割合は 一般のそれより多いかもしれません。 最近またおもしろいお店にいきあってしまいました。 扱う日本酒の蔵・銘柄は一種類のみ。 たしかに美味しい銘柄ではありますが 最高にウマい!というよりは普通に美味しい。 希少価値が高いわけででもない。 ご主人いわく 食事には 「石の食事」と「土の食事」があるといいます

          いしのたべもの、つちのたべもの

          中心にかえろう

          みなさんはどのようなストレス解消法をお持ちですか? 音楽を聴いたり映画を観たりする人もいれば スポーツなどで思い切り身体を動かす人もいるかもしれませんね。 ストレスは必ずしも解消する必要はないとは思いますが いつでも自分の中心に戻ってこられる そんなアンカーアクションを持っておくことは 大きな強みになるはずです。 そして、 それを見つけるときには 大切なポイントがあります。 それを知ることで 自分にあった方法をカスタマイズしていくことができるのです。

          中心にかえろう

          きみしかいない

          「一輪のバラが美しく咲くことで庭全体が美しくなる」 ぼくの好きな言葉です。 潜在意識を勉強していると 「他社貢献」が重要な鍵であることわかります。 (なぜか?という話はまた今度) ぼくにはそもそもこの「他者貢献」という概念がありません。 そして、そういう人は今の時代はたくさんいると思います。 もちろん頭ではどのようなことかおおよそ理解できます。 でもこれを自然にとらえ、実行できる人は稀です。 この他者貢献こそが いわゆる「成功する」「うまくいく」「お金を稼

          きみしかいない

          Crew

          「この世界の片隅に」という映画を観ました。 めっちゃできがよかった。 戦中戦後というのは非常に悲惨な時代だと そう習ってきたし、そう思ってきました。 でもね 愛したり愛されたり 悩んだり成長したり 人間の営み 生の光は そんなに簡単に抑えられない。 人は弱いようで ものすごく強いんだ そう思いました。 ぼくには 思い描いている世界があります。 だれもが自身の素のエネルギーにくつろぎ それをまっすぐに表現できる世界です。 だからぼくは 日々少

          針は極北を

          今回はリーディングについてかいてみます。 リーディングといっても様々です。 一般的には 対象の可視化されていない情報を読み解き(あるいはそのように見せかけ)ターゲットの絶大な信頼を獲得する技術のことをいいますが(←これもとても大切なことです。) ここではもっと広く 「潜在意識の領域にアクセスしその情報を読み解くこと」 とします。 これはほとんどのひとは 普段からやっていることです。 ただ、人間には「言葉」という便利で優秀な隠れ蓑がありますから 意識的に活用

          針は極北を

          あと一歩だけ

          おもいたったらやってみる というのがぼくの習慣で きょうも思い立ってこれ観てきました ところで 継続は力なりと言います。 これは本当にその通りで リズムを刻むこと 刻み続けることそのものに魔法がある。 ぼくが魔法とかマジックというとき それは潜在意識の領域で起きていることを指しています。 この地球で一番パワフルにリズムを刻むことができるもの それは行動です。 実際に手や足を動かすこと 言葉を発すること 受動的刺激とは比べ物にならないほど 大きな振

          あと一歩だけ

          手もとに誠実と感謝を

          「ネガティブな感情にはどう付き合ったらいいですか?」 こういう活動をしているとよく出会う問です。 ぼくの答えは「それが過ぎ去るまでうずくまってただただ待つ」です。 もう少し元気があったらマンガを読んだり映画を観たりするかもしれません。 もっといい方法もきっとたくさんあるのでしょう。 でも、これって対処法です。 人それぞれだし その時々によっても違う。 社会生活をおくるうえで 自分のパターンを知っておくことはとても大切です。 ですがここではもっと大切な話をし

          手もとに誠実と感謝を

          行動の星

          前回、比較や二極を超えた女性性の発想を 行動に移すのが男性性の役割だといいました。 行動に移すことで 男性性はご褒美を受け取ることができます。 そのご褒美とは ほっとすることです。 言葉にするのが難しいですが 今のところこ「ほっとする」がぼくの実感に一番近いです。 ほっとして光がもれる という感じ? 力が抜けていると同時のとてつもなくパワフルです。 女性はどこかで この感覚は失われることがないことを知っています。 男性性側からすると行動したときだけこ

          マリアはそとから微笑む

          ぼくには数年来の疑問があります。 活躍している人たちの中で 男性はどんなに成功していてもどこか寂しさをかかえ 女性は決して少なくない問題を抱えていたとしても溌剌と輝いている。 なぜか? それはぼくが男性だからそう思うのだとか ぼく自身の何かしらの投影がそんな見方をさせているんだとか いわれたりもしました。 それはそのとおりなのでしょう。 ですがここでは ぼくのこの印象がそうだと仮定したうえで ぼくの最近の考えを述べてみたいと思うのです。 ところで み

          マリアはそとから微笑む