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男性の皆さん、爪綺麗にしていますか?

今日、久しぶりに、爪を切って整えた。在宅勤務の為、人に手を見られることがない為、爪を普段より伸ばしたままだったのだ。


僕は、学生の時は、爪を伸ばしたい派だった。なるべく爪先の白い部分を伸ばしたかった。恐らく、綺麗な爪=女性の爪という考えしかなかったのだろう。

しかし、僕の爪は軟らかく、指からはみ出るくらい伸びると、爪の端に切れ目が入って、切らざるを得なくなるのだ。

自分の爪が軟らかいことに気付いたのは、高校生の時。

部活の練習後、後輩と一緒に帰っている途中。神戸市営地下鉄に乗っている時だ。後輩の爪が物凄く伸びていた。「爪、長っ!」と気付き、よく見ると、僕の爪と違う感じがする。

「そんなに伸ばして、折れない?」と聞くと、全く問題ないとのこと。そう、後輩の爪は硬い為、伸ばしても爪に切れ目が入らないのだ。

なぜか、その流れから、後輩は僕の頭に爪を立てた。

「痛っ!」

自分の爪では経験したことのない感触。というか痛み。爪ではなく、刃物を頭に乗せられたみたいだった。

「それ、凶器だから、切った方がいいよ!」と思わず、後輩に言ったのを憶えている。

その時に初めて、自分の爪は軟らかいというのを認識したのだった。

それからも、爪の端から切れ目が出るまで、伸ばしていたのが大学生まで。

社会人となり、ビジネスマナーを学ぶと、男が爪を伸ばすのは、色々と良くないと知った。それからは、爪はこまめに切るようにした。


子供の頃、爪に関する話が2個ある。

小学生の時、学校の机に小さい穴が開いてあった。なぜか分からないが、授業中にその穴が気になった。「この穴を埋めたい。」と思い、授業中にその穴へのりを注入した。

のりはもちろん、アラビックヤマトだ。

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アラビックヤマトを穴へ注入する。人差し指で、穴が埋まったか確認する。指にのりがつく。のりが乾いてから、指からのりをそーっと剥がす。指から乾いたのりを剥がすのは、物凄く気持ち良い。

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卓球をしている人は分かると思うが、まさにチャック層をラバーから剥がす時の快感だ。


その快感を味わってから、僕は指にのりを塗りまくった。もちろん授業中にだ。乾いたら、のりを剥がす。「チョー気持ちいい」

授業中、指にのりを付けて剥がす。という遊びは、すぐに飽きた。


中学生となり、授業中、指にのりがついているのに気付いた。もちろん、そーっと剥がす。「あぁ気持ちいい、懐かしい。」

こっそり、のりを出し、指に塗ってみた。指だけでなく、爪にも塗ってみた。そうすると、爪がもの凄くキラキラするのだ。「おー爪が綺麗になった!」と興奮。

もちろん、爪から剥がす時も気持ちいい。「これは一石二鳥だ!」と更に興奮。

しかし、男で爪がキラキラしているのは、気持ち悪いと思い、誰にもばれないように、授業中だけその遊びをしていた。


もう一つは、一時期、足の小指を切りまくって、無くそうとしたことがある。

これは、かつてGACKTが、HEY!HEY!HEY!に出演した際、「足の小指の爪って必要なくないですか?だからどんどん深爪して無くそうとしてるんですよ。」とかなんとか言ったのだ。

「確かに、足の小指の爪ってなくても困らないな。」と思い、僕も真似して、足の小指の爪を切りまくった。しかし、残念ながら、無くすことは出来なかった。

今でも、足の指で小指の爪だけが、指と一体化しているみたいに、切りにくいのは、当時の影響が残っているのかもしれない。


話は戻って、今。

先月3月にふと、「爪綺麗にしよっかな」と思った。

2018年、実家に戻ると、使い古した爪を綺麗にするやつがあった。こんなやつだ。

ちなみに、これを知ったのは、島田紳助さんの番組。紳助さんが「これ、軽くこするだけで、爪めっちゃ綺麗になるんですよー」と紹介していたのを、中学か、高校生の時に見た記憶がある。

実家に戻ってから、たまにこれで爪を綺麗に磨いていた。

これ以上に爪を綺麗にしたいと思い、YouTubeで検索した。調べると、爪の甘皮という部分を処理するというのが、ネイルケアの基本ということを知った。


早速、お風呂に入りながら、綿棒で甘皮を上に押し上げてみた。

「おぉー甘皮めっちゃ上がるやん!」

上がって甘皮を見て、「これを除去したい!」という衝動に駆られ、甘皮処理グッズを買ってみようと思った。

まずは試しにと、100均で買ってみることにした。


仕事後に、最寄り駅にある100均に行ってみる。まずは、なんとなく筆記用具売り場に行き、身体を100均に慣らす。店内を観察すると、化粧品関係の所に、ネイル用品が売っているようだ。しかし、そこには、女性客がいる。

33歳独身の僕は、恥ずかしくて、そこに近づくことが出来なかった。

少し時間を置いたが、女性客は、女子高生二人に変わっていた。

「あぁダメだ。あそこに割入って、商品を探すメンタルはない、、、」

僕はそのまま何も買わずに帰宅したのだった。


数日後、強い気持ちを持ち、再度最寄り駅の100均に向かった、、、

※トップ画は、今朝撮った伸びた爪


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