連休初日、魔法瓶のポテンシャルに感動したはなし
今日から休みだ。この連休はもちろんどこにも出かける予定は無い。ただ一日寝るだけの日は過ごすまいと心に決めた。
8時位に起床。さて今日は何をするか。筋トレしまくろうかと思ったが、両肘の内側が痛い。筋肉痛だ。昨日はそんなに腕立て伏せをしていない。しかも、腕よりも胸に効くように意識していたので、今まで腕が筋肉痛になったことはなかった。
「もしや、一昨日の鉄棒か」
若い方は分からないと思うが、筋肉痛が二日後来るというのは、本当なのだ。
朝起きて、まずシャワーを念入りに浴びた。パーフェクトホイップを泡立て顔も綺麗に優しく洗った。
なぜなら、昨日シャワーを浴びていないからだ。正直ここ2週間で、数回シャワーを浴びずに寝た日がある。ずっと家にいるし、WEB上でしか人と会わないので、そのまま過ごす日があった。
ちなみに、髭は、顔の前だけ剃っている。もみあげ部分は1か月位剃っていない。シャワーと、髭については、在宅あるあるだと思っているのだが、どうだろうか?
あと、髪を切っていない。僕はマンションのエントランスから、徒歩10秒以内の、一年中マスクをしているおじさんが1人経営している床屋さんに行っている。
恐らく、行っても問題ないと思っているのだが、「人にも会わないし、いいか」という理由で、かれこれ髪を2か月弱位切っていないと思う。
面倒なのが前髪だ。ぺちゃんこの髪質なので、前髪が伸びると邪魔で仕方ない。シャワー後は前髪を猛烈にドライヤーで上げた。セットもへったくれもない。そうすると幾分か気にならなくなった。
もちろん変だ。なんだかバブリーな前髪になった。
セットを終え、午前中は、radikoでナイツのちゃきちゃき大放送聞きながら、部屋の片づけをした。子供の頃の勉強机の中も整理したりしていると、懐かしいものがたくさん出てきた。
今の生活には、全く必要の無い物なのだが、昔のものはやはりなかなか捨てられない。
Jリーグチップスのカードや、小学校からの文集、その田卓研時代の卓球ノート等。たくさん出てきた。
こんなものまで保管してある。これを持っている人は、いるのだろうか?
中学時代のお絵かきも出てきた。絵は唯一持っている漫画ドラゴンボールだ。
ここで、「今日は絵を描くか」と思った。前々から真似て描いてみたいと思ていイラストがあるのだ。しかし気分が乗らず、今日は止めた。
その後、メルカリで商品が売れたので、速攻でファミリーマートへ発送に行った。レジをしてくれたのは、高3か大学生?くらいの若いお姉さんだった。唐揚げを揚げつつ、唐揚げのボックスを組み立てていた。
確かこのお姉さんにレジをしてもらったのは2回目のはずだ。なぜ覚えているかというと、メルカリ発送がもの凄く丁寧だったのだ。
通常、メルカリで商品を発送する際は、レジで、伝票を入れるシートを商品に貼り付け、そこに伝票を入れる。それを「はい、お願いします。」みたいな感じで、出品者が貼って入れるのだが、前回は全てそのお姉さんがやってくれたのだ。
その時「あれ、新人さんかな?」と思ったが、名札には研修中とは書いていなかった。それで顔を覚えていたのだ。あと愛想も良かった。
今回も愛想良く対応してもらい、「伝票どうするのかな?」と思っていたら、今回は僕が貼るように言われた。やはり、「前回はマニュアルを覚えていなかったのかな」と思い、こちらも愛想良く「お願いしまーす!」と言い、店を出た。
最近は、スーパーとコンビニでなるべく、愛想良く対応しようとしている。この時期、誰だってレジになんか立ちたくないと思うので、少しでも軟らかい対応をしたいと思っているからだ。
ファミマからの帰り、天気がめちゃくちゃ良いので、そのまま散歩しようかと思ったが、メールを送る用事が出来たので、そのまま帰宅した。
帰宅途中まぶしい太陽に照らされた、僕の腕はいつにも増して真っ白だった。「そういえば、本当に日光というのを浴びていないな」と思い、その場で午後やることを決めた。
12時頃に、既に連休中の親父が昼飯を作って食べ始めた。僕がパソコンでメールを打つ前で、良い匂いがする。でも、今日は夜飯まで何も食べないと決めていた。
3月にダイエットをして、そのまま継続していたが、最近なまっており、少しずつ戻り始めていた。今朝の体重は61.2㎏だった。
午後から何をするかというと、読書に決めた。場所はベランダだ。日光浴をしながら読書というわけだ。
ベランダ読書に向けて少し準備をした。まずリビングにあるイスをベランダへ持ち込む。また、前髪が邪魔になり、何かゴムみたいなのがないかと探した。洗面所で母親の化粧品が置いてあるところを探したのだが、イメージしている物がない。
たまたまあったゴムもどきを頭に巻き、前髪が目にかからないようにした。
柴崎岳か、田中陽子みたいなのをイメージしていたのが、鏡の前にいたのは、眼鏡で髭の生えた河童みたいな髪型の自分だった。
「なんか聖☆おにいさんのイエスみたいだな。全然イケてない。」聖☆おにいさん読んだことないのだが。
飲み物は、ビールだと最高に気持ち良。しかし、ダイエット中なので、ノンアルコールレモンサワーを準備した。
そのままだとすぐにぬるくなると思い、魔法瓶に氷を詰め、それに入れながら飲むことにした。ちなみに、魔法瓶はタイガー製のピンクの母親のものだ。
そして、何を読もうかと、ひとり暮らしから持ってきた段ボールを覗いた。少し悩み、東野圭吾の変身を手に取り、ベランダに向かった。ここに書いた段ボールだ。↓
真っ白な腕を見て、僕は上半身裸、下はハーフパンツで、読み始めた。Spotifyで最新洋楽ヒットチャート50を聞きながら。(邦楽は本に集中しにくい。)
読み始めるて数分。「あ、これはあついな」気温の暑さではなく、肌への直射日光が熱く感じたのだ。
それでも、久しぶりの日光を直接感じないともったいないと思いながらも、30分後にはTシャツを着ていた。肌が赤くなってきた、「確実に肌に悪いだろうな」と思い裸は止めた。ちなみに、腕は日光のせいで真っ白ではなくなったが、確実に水分を奪われたような肌になってしまっている、、、
変身のあらすじとしては、主人公が突然事故に巻き込まれ、死にかけたのだが、世界初の脳移植手術で一命を取りとめる。手術成功と思われたが、徐々に凶暴な性格になっていき、主人公は移植された脳の持ち主を探す。
晴天のベランダで読むには、全く適さない話である。また序盤で、「あれ、これかなり古い?」と思い、後ろのページをめくると、1993年の作品であるとのこと。「27年前!古い!」と驚きながらも、実はあまり古さを感じずに読み進めた。
読んだ感想としては、「んー」という感じ。感情が激しく動くことが少なかった。
えーこの後どうなるの?ドキドキ
主人公が可哀そう。シクシク
男女のシーンで、ゾワゾワ
これがほとんどなかった。ただ淡々と読み進めた感じ。でも、一度もページを止めることなく13時に読み始め、16時半に読み終えた。ノンアルコールは、レモンとシークワーサーを飲んだ。身体は少し汗ばみ、顔は熱かった。
顔を洗い、少し休んでから、次の本を探した。段ボールの中にすぐ読めそうなものがなかったので、親父の本から選んだ。以前読もうとして読んでいなかった、ある男だ。これも350ページ位なので変身とほぼ同じ。
こちらは、理枝は2歳の息子を脳腫瘍で亡くし、その後離婚。故郷に戻り、大祐という男と再婚するも、大祐を事故で亡くしてしまう。死後、大祐が全くの別人だったと全く意味がわからない事実が判明する。というこちらも、晴天の下で読む内容ではない。
変身と違い、ある男は、たくさん知らない単語が出てきた。主に音楽だ。知らないミュージシャンが出てくると、最初は気になって調べる。聞いているSpotifyで調べ、それをBGMにして読み進める。
これは、本の中とリンクする感じがして、気持ちが良い。しかし、知らない単語が出過ぎると、いちいち調べるのが面倒なので、途中から無視して読み進めた。
このわずらわしさが、先に読んだ変身ではほとんどなかった。調べないと全くわからない、もしくは調べてみたいということが少なかった。それがあり、淡々とページを読み進めることが出来たのだと、実感した。
両親が夕飯を食べ始めるのも無視して本を読み進めた。日が落ちてるので、もちろん部屋の中だ。
19時半ごろになり、「てんぷら揚げるから!」と言われ、夕飯を食べることにした。食べ終えてから、残りを読み進め、こちらも3時間半くらいで読み終えた。
「変身よりは面白かったかな。」これが感想。こちらもなかなか感情を揺さぶられる場面が少なく、最後、理枝と息子の悠人の場面でグッと来たが、涙は出なかった。
もっと、ドキドキ、ゾワゾワ、ワクワク、メソメソ、したかったのだが、、、
今回の最後、長々と一日を書いてきたが、今日感激したことがある。それは、
魔法瓶スゲぇ!!!
ということだ。魔法瓶に氷をいれ、13時からベランダでノンアルコールサワーを入れて飲んでいたのだが、19時半になっても氷がまだ残っていた。
感激した僕はそのまま夕飯時に、魔法瓶に氷を足し、ハイボールをつくり飲んだ。改めて書くが、使っているのは、母親のタイガー製のピンクの魔法瓶だ。
魔法瓶はもちろん保温も可能で、在宅勤務中は白湯を入れて飲んでいる。毎回やかんでお湯を沸かし、湯飲みで飲むのが面倒だったので、魔法瓶を使うと、手間もガス代も節約でき一石二鳥なのだ。
これが今日一番の発見だ。
ちなみに、僕だったら、勝手に母親が普段使いの魔法瓶に酒入れて飲むのは許せないと思う。まあないと思うが。その為、魔法瓶購入を検討している。
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