コロナ前の売上との比較(外食企業)
こんにちは。ユニコンの照井です。
2022年11月の外食企業の売上速報について記載していきたいと思います。
日本フードサービスにて毎月末に前月の外食の売上の結果報告をまとめてくれてます。(非常にありがたいです。)
それによると、外食全体でいくと、2022年11月度はコロナ前の2019年11月度と比較すると、100.7%とほぼコロナ前の水準に戻っております。ただし、前月10月度のときにも記載したように業種によってかなり変わってます。(10月度の記載👇)
業種別にみていくと、
ファーストーフードは、2019年対比で111.6%となっており校長に推移しております。特にWorld Cupなどもあったため、ファーストフードを購入してWorld Cupを家で観るなどの需要が多少あったようです。
一方でまだまだ大変なのが、パブ・ビヤホール、居酒屋業態となってます。
こちらは、2019年対比で61.4%となってます。これはWorld Cupの影響なども多少あるかと思います。特に日本戦が良い時間帯でやっていた日などはお店にとってかなり打撃がありました。
ただし、店舗数でみると2019年対比で75%になっておりますので、個店単位でいくと、2019年対比で80%くらいであると推定できます。
だいぶ個人客は戻ってきていると思われるが、まだまだ戻ってきていないのは、宴会需要とインバウンド、二次会、三次会の遅い時間の需要であると思います。
インバウンドのほうは、2023年だいぶ戻ってくると思われますが宴会需要も企業などが緩めてくると本格的に復活してくるかと思いますのでこのあたりを2023年期待したいと思います。
普段会うことの多い外食企業の経営者様はこの激動の3年間を逞しく乗り切っておられて本当に頭が下がる思いです。
2023年は明るい兆しが出る年になってほしいと思います。
使ったデータ👇