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3DCADを教えるときに気を付けていること

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3DCADを教えている学校の先生や企業で新人教育を担当されている方、パソコンスクールのインストラクターの方などの役に立つ情報を提供しようと私が3DCADを教えるときに気を付けてい… もっと読む
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【番外編】3DCADを教わるときに気を付けること

どうも、テルえもんです。 4月から新しい学校、職場に行くという人もいらっしゃるかと思います。 新入社員研修や新しいことを学ぶようになる方もいる中で、今回は番外編として、これまで3DCADを教えるときに気を付けていることについて書いてきましたが、教わるときに気を付けると良いことを書いていきたいと思います。 ①予習学校の授業を受ける際に予習を必須とされるものと、されないものとあったかと思います。予習は、漢字の通り、習う前に、あらかじめ勉強しておくことで、授業の理解を深めるこ

3DCADを教えるときに気を付けていること!続編(Part9)設計と加工

どうも!テルえもんです!! このnote、昨年までは最低1ヵ月に1回は投稿しようと取り組んでましたが、今年は1週間に1回投稿を続けて10週連続になります! ただ、そろそろ、、、やらなきゃなあ~という憂鬱とまではいきませんが、ノルマ的な気持ちが出てきています。自分で決めたルールなんですけどね。 ちょっと耳にしたんですが、1週間に1回とか、1ヵ月に1回とかではなく、毎日することにした方が憂鬱な気持ちになりにくいと聞いたんですが、本当でしょうか?? 例えば、1ヵ月に1回だ

3DCADを教えるときに気を付けていること!続編(Part8)緊張と準備

どうも、テルえもんです! 3月になり、住んでいる岩手県北上市も暖かくなり雪も溶けてきました♪ #春が近づいてる さて、続編もPart8となりました。#いつまで続くのだろう? このnoteですが、毎週投稿を続けてきていて、もう少しで10週連続になります。#継続は力なり さてさて、今回は「緊張」と「準備」について書いてみたいと思います。 テルえもんが講師をしていて、たまに言われることとして、「緊張しないんですか?」って聞かれることがあります。 大勢の人前でスラスラ話

3DCADを教えるときに気を付けていること!続編(Part7)

前回の記事で3次元CADが嫌いになる理由として、「コマンド(機能)が多くて操作が煩雑で覚えるのが大変」と書きましたが、今回は、この部分について少し詳しく書いていきたいと思います。 一般的な機械設計用の3DCADは、多くの機能が搭載されています。汎用的に使用できるようになっており、板金設計、金型設計、配管など、様々な用途で使う機能・コマンドが搭載されています。 これら全てを使いこなせるように覚える必要はありません。 各々の業種、業務にあった使い方をすれば良いのです。 例え

3次元CADが嫌いになる、難しいと感じてしまう理由、そして、教えるときに気を付けていること

さっそく、みなさんに質問です。 3次元CADは、お好きですか?↑漫画「スラムダンク」っぽく聞いてみました笑 トシ、3次元CAD、好きか?←漫画「シュート」風 さてさて、 どうも!今月も3DCADを中心に思ったことを書いていこうかなと思っている、僕、テルえもんです! #ほんと思い付き #気分に合わせて これまで「3DCADを教えるときに気を付けていること!」続編(Part●)というタイトルでnote書いてきましたが、そろそろ何となくタイトル変えようかなと思って変えまし

3DCADを教えるときに気を付けていること!続編(Part6)

なんとなくシリーズ化してきた「3DCADを教えるときに気を付けていること!」6回目となりました。 今回は、これまでと内容を変えて、テルえもんがセミナー時にプロジェクターでスクリーンに映して説明を行うときに、使っているパソコンの設定やツールについて紹介します。 テルえもんが普段使っているパソコンがWindowsになるので、Windowsの設定方法とツールになりますので、ご了承ください。 プロジェクターでスクリーンに映してを想定した設定ですが、オンライン配信のときや、動画制

3DCADを教えるときに気を付けていること!続編(Part5)

どうも!テルえもんです♪ 前回、3DCADでエラーが起きる原因について書き、最後に設計変更に強いモデルを作成するコツについて紹介しましたが、今回、より詳しく説明していきます。 設計変更に強いモデルを作成するコツエラーが起きるのは、参照関係が壊れてしまうためです。 参照している線や面が削除されてなくなってしまったり、パラメータ値の変更によって参照したものにエラーが起きると芋づる式にエラーが連動してしまいます。 なので、1番は、エラーがでる可能性があるような形状、要素とは参

3DCADを教えるときに気を付けていること!続編(Part4)

書籍「Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 」がAmazonでの評価100件を超えたことから、何か記念に!お役に立つ情報を配信したい!と思い、はじまった私、テルえもんが「3DCADを教えるときに気を付けていること!」の続編、Part4です。 そして、このたび、書籍「Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 」の重版(増刷)が決まりました! これも皆様のおかげです。この場を借りて感謝申し上げます。これからも有益な情報を提供できるように努めてまいり

3DCADを教えるときに気を付けていること!続編(Part3)

書籍「Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 」がAmazonでの評価100件を超えたことから、何か記念に!お役に立つ情報を配信したい!と思い、はじまった私、テルえもんが「3DCADを教えるときに気を付けていること!」の続編、Part3です。 noteでマガジン化しました! 3DCADでの寸法の付け方について今回は、距離や角度などの寸法の付け方、追い方について書きたいと思います。 3DCADには、専門用語で言うと「ヒストリー型」と「ノンヒストリー型」の2種

3DCADを教えるときに気を付けていること!続編(Part2)

書籍「Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 改訂第2版」が、Amazonでベストセラー、評価数が100件となったことを記念して、テルえもんが3DCADを教えることについて書きましたが、その時に書ききれなかったので、続編です。 設計基準となる「平面」という考え方前回、スケッチを「平面」に描いて、それを押し出しや回転などのフィーチャで立体化することを説明しましたが、どの「平面(平らな面)」に、どういうスケッチを描けば良いかを考えることが重要になります。 私が教

3DCADを教えるときに気を付けていること!書籍「Fusion360マスターズガイド」ベストセラー・評価数100件記念!

おかげさまで執筆させて頂いてる書籍「Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 改訂第2版」が、Amazonでの評価数が100件になり概ね高評価を頂くことができました。また、2021年1月10日朝9時現在でAmazonランキングの3Dグラフィックス部門で第1位・ベストセラーとなっています。 ご購入くださった皆様、本当にありがとうございます。 この場を借りて厚くお礼申し上げるとともに深く感謝申し上げます。 お礼と感謝を込めまして、今日は私が3DCADを教えるときに