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かばんに、ひとくち 「旅茶グラノーラ」がリリースされました!ご紹介とデザイン小話

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旅茶グラノーラ。略して旅グラ。ヴィーガン&グルテンフリー、ひとくちタイプのグラノーラが 「旅茶時間」さまよりリリースされました。今回、ラベルデザインを制作させていただいています。

本当に美味しい、ので味わいの魅力をひたすら書きたいくらいですが、その前に制作フローについてまとめてみたいと思います。
いいからおいしさが知りたい、という方(素敵です)は、目次で飛ばしてくださいね。まずご購入を検討の方 (素敵です!) は、下記へどうぞ。
(ウェブ&取り扱い店舗)

「ひとくちグラノーラ」の捉え方

英語では "Granola Bites" と親しまれています。ミルクをかけたりするサラサラタイプに比べ、手でつまんで食べられるのが魅力。

今回の商品は「旅とお茶で暮らしを楽しむ」をテーマに活動されているチームのプロデュースで、各国をイメージしてフレーバー開発。提案したいのは「持ち運べる旅」でした。その辺りをわいわい話しながらキャッチコピーをブレスト。「かばんに、ひとくち」というフレーズに落ち着きました。

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「ナチュラル&ヘルシー」の捉え方

ヴィーガン&グルテンフリーのグラノーラ。お話を伺った時にはパッケージをクラフトバッグにすることは決定していました。ヘルシー&ナチュラルの要素はじゅうぶんに健在。あとの課題は「かばんに、ひとくち」という"ウキウキ気分"を伝えること。

クラフト素材を活かした、NY的な、インダストリアルな、ミニマルな感じ笑 は、ヘルスコンシャスなオシャレさんたちの目には自然と入ってくるでしょう。が、「かばんに楽しい旅を持ち歩く」というコンセプトまで持っていっていたので、ここでミニマル回帰はないかな、と思いました。

フードイラストを制作(ポイントは、アナログです)

そんなわけでクールなオシャレには走らずに、3つのフレーバーの水彩イラストを仕上げることに。

私は、常に「ペンと水彩とスケッチブック」です。iPad もペンシルも持っているのですが、どうしてもまだ自分の出したい世界は、デジタルでは作れない・・。紙に描いたものを撮影しデータ化、印刷に使えるレベルまで修正していきます。

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素材ができたら、やっとデザイン。あとはイラストレーターと仲良くやりながら、試行錯誤を繰り返し徐々に詰め、ブラッシュアップしていきました。

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フレーバー① イギリス|アールグレイ&檸檬

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イギリスフレーバー。品のいい柑橘 (檸檬&オレンジピール)とアールグレイの香りがしっかり感じられます。アールグレイはもともとベルガモットの香りがついているお茶なので、柑橘とはよく馴染みます。お茶というと優しい味わいを想像しそうですがそうでもなく、凛としたイメージのフレーバーです。

フレーバー② タイ|ジャスミン&ココナッツ

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これは、夏にぴったり。実は私は、あんまりココナッツフレーバーって選ばないのですが、これはそんな人に試してみていただきたい。ココナッツの、口に残る繊維感はまったくなくて、サラサラと繊細です。そこにジャスミンの爽やかな香り。噛めば噛むほどじんわり味わい深くなっていく。今のところ、いちばん人気なんじゃないかなと思います。(近親者結果)

フレーバー③ エストニア|カカオ&クランベリー

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最後は、ちょっとまろやかなイメージのエストニアフレーバー。カカオの塊感のせいかお菓子っぽいテクスチャーではありますが、もちろん白砂糖も使っていないし、食感のアクセントのチョコチップもハイカカオ。クランベリーの酸味は強すぎず、ほどよい存在感です。

実は、おすすめしたい食べ方

さんざん、コンセプト確認しておいてなんなのですが・・個人的にはこれら、無調整豆乳(プランツベースのミルクならなんでも)をかけても食べてみていただきたいんです!

お茶の香りが豊かなこの商品たち。お茶成分が抽出されるということはもちろんないのですが、味わいが非常にしっかりしているのでミルクをかけるとソイティーのように楽しめます。

ひとくちサイズになっているとはいえ、最後には崩れたものが袋に残るので、最初は出先で楽しんで、残りにはミルクをかけてみるのも良いと思います。

デザインも楽しみましたが、食べるのはやっぱりもっと... 同じくらい、至福です。

ネット販売はこちらより。

店舗はこちらでお取り扱いいただいています。

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