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パウエルFRB議長議会証言に米利下げ時期のヒントなく、ドル円上昇。


【7/9相場概況】

東京時間、ドル円は仲値で161.13円まで上昇となるが、その後は160.80円前後まで失速。欧州時間、米10年債利回りの上昇を受け、ドル円は161.10円まで上昇するなど堅調。NY時間、パウエルFRB議長は米上院銀行委員会の議会証言で、金融政策について「会合ごとに判断する」「最近のインフレデータは2%目標への穏やかな進展を示唆」「より良いデータが増えればインフレに対する確信が強まるだろう」「インフレが持続的に2%に向かうという確信が高まるまで利下げは適切ではない」と発言。全体的に大きな変化はなく、利下げ時期に関するヒントがなかったことから、議会証言後は米10年債利回りが上昇し、ドル円は161.51円まで上昇。
 

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