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商業アカウントも人間関係が大事なのでは、という話

「へっぽこマーケターの日々」第14回です(前回更新は1/27)。

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今日一日見聞きしたことで、Twitterに関して考えたことを備忘録として書き留めておく。(これは走り書きであり、これから改めて裏をとっていく段階のものであると、予め断っておく)

当たりまえかつすごくシンプルな話である。ブランド/製品とファンという関係においても、Twitterでフォロワーとの繋がりを維持するということは、ある種、人間同士の関係維持の方法と変わらないのではないだろうか。

現時点でこの主張の根拠は3つある。

まずひとつめは、こちらの方のnoteにあったTwitterアルゴリズムの話

 アクティブの定義として「ツイート量が純粋に多い」「他者に対してよくコメントしている人、いいねしている人が上位に来やすい」はまことしやかです。また、「自分がいいねした相手や反応をした相手のタイムラインに自分のツイートが出て来やすい」とも言われています。

これはつまり、現在推測されているTwitterのアルゴリズムを踏まえれば、自分の発信を見てほしい人のツイートには反応すべきであるということが言える。

また、これは経験則でしかないが、日ごろから自分のツイートにリアクションしてくれている人には悪い気はしないものだ。逆に、こちらがリプライや引用RTをしても、相手が無反応なことが気にならない人は少ないのではないか(それはそれで羨ましくはある)

根拠のもうひとつは、『ウェブはグループで進化する』(ポール アダムス, 小林 啓倫 著)の以下だ。

情報が爆発的に増える世界においては 、意思決定はさらに難しくなる 。(中略)急増する情報と限られた記憶能力という状況を前にして 、私たちは意思決定の際に 、より他人の助けを求めるようになっているのである
あなたの友人の友人の友人が何らかの行動をとると 、それが友人の友人に影響し 、さらにそれが友人に影響し 、最終的にあなたへと伝わる

とあるように、人間は身近な人の発信に左右される。

つまり、自分の発信を受け取った相手が、さらに発信してくれれば、その先にいる彼らの友人・知人に影響を与えることができるということだ。

以上を踏まえて個人的に考えているのは、「フォロワーのリアクションに反応することが関係維持に繋がり、ゆくゆくは自分の発信を二次発信してくれる関係に発展する可能性がある」ということだ。

また、同じ理由で既に二次発信してくれている人も大事にする必要があるだろう。

アルゴリズムの件は公式の見解ではないため不確かではあるが、フォローする以上のアクションを相手に望むのなら、それ相応のコミュニケーションが必要なのでは、と感じるこの頃だ。

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いろいろなものを連ねて主張してみたが、それ抜きに実感として個人アカウントを運営していても同じことを感じる。Twitterはビジネスとプライベートのアカウント区分がないことだし、極端な例ではあるが商業だからリプライを無視していいなんてことはないと思っている。相手から作ってもらった接点を自ら捨てるようなものだ。顧客はいちばん低い体験でこちらをジャッジすることを忘れてはならない。


わたしをサポートしたつもりになって、自分を甘やかしてください。