Summer Bash Fest 2024を楽しみつくす方法 #2
Erolin(以下、E):どうもErolinです。Summer Bash Fest 2024、今回は後編ということで。前編はどうでしたか?楽しく読んでもらえたなら良いのですが。
▼前編はコチラ
仕切田ドン(以下、ド):いや、俺は楽しかったよ?
E:アンタは好き勝手しゃべってただけでしょうが。軌道修正も大変なんですよ・・・まったく。
ド:火薬田ドンのDVD、誰かプレゼントしてくれたら良いな~とか思ってたよ。
E:やかましいわ!そのうち誰かに本気で怒られますよ。まぁとりあえずは後編も2人で色々と話していければ。
ド:好きなことして楽しんでるのに、怒られるのとかホント嫌だからねぇ。
E:ではあらためてフライヤーをドーンと。
ド:うん、何度みてもロゴが全然読めない。
E:ドンさん前編からそればっかりだね。読む努力をしなさいよ読む努力を。
ド:だからバンドのロゴって努力して読むもんなの?俺おかしくないと思うんだけど・・・。
E:はいはいわかりましたよっと。では後編いきましょう。
■悪魔とダンスフロア
E:前編テキストの最後はTERMINATIONでした。彼らもある種の黒さをまとったバンドでしたが、同じく大阪にてまた別の質感で黒さを放っているのが”SLUG”です。
ド:こりゃまた意味深な画像で。写真もないのね。サタニズモ。直訳したら悪魔主義か。
そういや悪魔的な存在?って言い方が沢山あるよね。よく言われるのはサタン、デビル、デーモン。
E:それって確か宗教、主にキリスト教の話が交じってくるんですよ。恐らく一般的にはサタンが悪魔の代表格って認識でOKなはず。
ド:俺はオカルトっぽい話はあんまり信じてないから。ジャグラーの波くらいかな。あれはロマンの塊。
E:また脱線する。なんで悪魔からパチスロの話になるんすか。ひとまずサウンド面の話をすると極端なまでに暴力的で。
ダウンチューニング、ノイズ、スローパートと交互に挟まれる爆速パート、そして高まりきった後のモッシュパートなど。
ライブも照明を落として演奏することが多く、観ていて色々ヒヤヒヤすることも多々なんですよね。
ド:砂嵐の向こうで音が鳴ってるみたい。
E:良い表現しますね。SLUGという言葉自体も、ナメクジだったりそこから派生してノロマとか怠け者、あとは銃弾とか偽造硬貨とか・・・バンドとしてどの意味でつけたのかはわかりませんが。でもなんかこう、綺麗な言葉では使われてないですね。
ド:このバンドも全貌が見えない良さがある。そういや最近はいよいよ老眼気味になってきたよ。
E:はいはい、もうド中年ですからね。そういやSLUGは東京のBelmadigulaとスプリットのテープを発売したそうです。このご時世にカセットテープですよ。あとは11月にEARTHとの共演も決まったりとかトピックも多めです。
ド:地球と共演たぁスケールがデカい。
E:無視して次いきますね。お次はまた黒さの解釈の違い、これまた大阪の”UNHOLY11”、フロムWest Side Unityですね。
ド:ロゴはやっぱり読めないな。あ!ここのボーカルの子にベストモッシュパート3回くらい撮り直しさせられたよ。
E:しかも何回聞いても同じ曲だったんでしょ(笑)まぁでも極端なくらいモッシュにこだわりありますからね。
神聖なものとかではないですが、少なくともあの身体を激しく動かすことが、彼やUNHOLY11、そしてWSUというクルーにとってもすごく特別な行為になっているんだと思います。
ド:激しいダンスしてるだけなのに、不思議なもんだね。
E:そしてそれをバンドでも表現しているという。90's後期から言葉が独り歩きしちゃったともいえる極悪ハードコア、でもある意味では究極のダンスミュージックの到達点の一つだと思っている人も少なくないはず。
そしてUNHOLY11もそれを強く意識しているかどうかはわかりませんが、間違いなく挑戦はしているんじゃないかと。
ド:ダンスフロア~に華やかなひ~かり~。クラブ行きたくなってきたな。カラオケでもいいけど。
E:無視無視。そして彼らも遂にお待ちかねの正式単独音源をリリース。Summer Bash Festの直後にはBloodaxe Festivalにも出演しますし、今後に期待大な存在です。
ド:ジャンルに関係なくほっといたら高齢化していくばかりだし、若い子たちの存在は貴重だね。
■カラッと乾いたグルーヴ
E:続きましてはUNHOLY11と同年代ということで、東京から”DOZEONE”ですね。
ド:いいねぇ東京の若者って感じで。シティーボーイ。POPEYE。昔のPOPEYEってエロい特集多くなかった?
E:ホットドッグプレスもエロ本みたいなもんでしたからね。ってかこの子たちはPOPEYEって感じじゃないでしょ。
結成は2022年で、Vice City Slave, SPEAKEASY, Embrace The Wingsなどのメンバーで構成されています。
ド:お、こりゃまたカラッとした音だね。重々しい感じのバンド紹介が続いたから余計に思うのかも。あ、そういえば彼らはロゴ読めましたよ。
E:そうですね、NYHCの中でもDistrict 9みたいな、ノーマルチューニングでHIPHOP的なグルーヴも感じるスタイル。
メンバーが別で所属しているバンドとはまた色が違うのも興味深い点です。
ド:なんか若いのにシブい感じだね。ただ単に派手じゃないというか。
E:引き算、といった話じゃないですけど、過激なものとか過剰なものとかって世の中に溢れているじゃないですか。それはエクストリームな音楽の世界でも一緒だなと思っていて。
でもそういった中で、20代半ば前後のメンバーがこのようなスタイルをチョイスするセンス。良いじゃないですか。
ド:単なる逆張りとかじゃメッキが剥がれちゃうからね。そこに愛はあるんか?って話。
そういやアイフルのCMでチワワと一緒に出てたオジさん、確かあの人めちゃくちゃ人生波乱万丈なんだよね。
E:またどうでもいい情報を・・・。じゃあ次はそのカラッとしたスタイルの話で繋いでみましょう、大阪の”RAZING STAFF”ですね。
ド:あ~また顔出ししない感じに戻っちゃった。でもロゴは読めたよ。
E:そういうとこばっか注目しないでください。彼らもまたNYHC周辺をベースとしながら、少し郊外のコネチカットとかニュージャージーとかペンシルバニアとか。そういった地域のメタリックなバンドからの影響大だと思っています。
ド:確かにカラッとしてる。ノリがいいよね。
E:これは少し古いMVですけども。あとはツインボーカルのスタイル、複数ボーカルの文脈のところですね。ShockwaveをはじめとしてFolsom、ロンドンのTRC、アルゼンチンのNueva Eticaなどなど。
サウンド面を含めて全体的にインスパイアされてそうで、イケイケドンドンな僕も好みのラインです。
ちなみに現在は2本目のマイクとして、同日にTERMINATIONではドラムで出演する夏朗くんがサポートしています。当日もダブルヘッダー、WRONGSTATEも含めて彼も非常に多忙な人間ですね。
ド:ダブルヘッダーといえばやっぱりブライアントの4打数連続ホームランだよねぇ。近鉄いてまえ打線。あれはスゴかった。
E:もはや脱線どころじゃないでしょう。何年前の話してるんですか・・・。
■ハードコアパンクは自由だ
E:ということで後編もいよいよ後半です。また気付いたら大阪のバンドばっかり残っちゃった。やっぱりこういう計算できないところあるんすよねぇ。
ド:勢いは大事なんだけどね。
E:まぁそういう勢いっていうワードだったり、色々と打算的なこと抜きにして、みたいな話でいえば”MASTERPEACE”ですね。
ド:ちょっと今の繋ぎかたはムリヤリじゃない?
E:自分でも思いましたが、まぁ見逃して下さい。結成20年越え、今回のラインナップでもベテラン枠に入ると思いますが、コンスタントな音源リリースや活発すぎるほどのライブスケジュールなど、活動ペースでいうと未だに最も勢いあるんじゃないかという。
ド:なるほどね~。音もめっちゃ勢いあるね。爆走。暴走。
E:これまでに様々なジャンルをまたいでインプット/アウトプットを繰り返してきたMATERPEACEですが、近年は細かなところを削ぎ落としたような爆走型の曲が増えている印象もあって。
その爆走ナンバーがライブで矢継ぎ早に繰り出される様子は、特にバックの楽器隊のストイックさに惚れ惚れします。
ド:あと他のバンドに比べると、上手く言えないんだけど和の感じ?がするというか。
E:Vo.のゴッちゃんとかは音楽を沢山聴いているので色んなインプットはあると思うんですけど、いわゆる往年のジャパニーズハードコアや黎明期のジャパニーズロック以降~からの影響も強いと思うんですよね。
Lip Cream、じゃがたら、忌野清志郎など、名前を挙げるとキリないんですが。
ド:そういった下敷きがあるということね。勝手かもしれないけど、そうすれば理解しやすいかも。
E:ハードコアやパンクが本来もっている自由さだったり、破壊的な衝動だったりとか、そういうものを葛藤しながらも追及していると思っています。
そして、世代も離れていますし影響を受けたものもカブっている部分は少ないと思いますが、自由という点で共通項があるかなと思っているのが”Tive”ですね。
ド:お、こりゃまた他とは雰囲気の違うアー写だね。確か前回のアー写はキティちゃんと映ってなかった?
ほんでロゴよ。読めないどころじゃないよ、もはや記号✨じゃん。キラキラしすぎ。
E:でも目を凝らすとちゃんと「TIVE」ってわかるのが凄い。可愛いのにトゲもあって良いじゃない。
やっぱりこういう斜め上にタッチできる感性、ホントに大事にしてほしいなと。
ド:確かに自由ではある。バンドのサウンドにも出ているよね。
E:音の方も斜め上のアプローチ多いと思います。打楽器のグロッケンを使ったり、癖のあるコード使いや複雑なキメのリズム、思いもよらない転調や、曲の始まりと終わりの境目をなくしたりなどなどアイデアに満ち溢れています。
ライブの構成もSEを挟んだりだとかでよく練られていたり、個人的には今一番観ていてドキドキするバンドかもしれません。こないだのTurnstile大阪サポートアクトはグッときましたね。
ド:ドキドキねぇ。あの頃のジュディマリのYUKIちゃん可愛かったなぁ。女の子がコピーバンドするときのジュディマリ率の高さ、そりゃもう凄かったんだから。
E:オジさんの昔話は若い子にマジで嫌われるから注意しましょうね。
■カバーと秘伝のタレ
E:さぁそしてバンドはいよいよラストですね。イベントの主催も兼ねている”SAND”です。
ド:はい、怖い。もはや主催が顔出さないっていう。でも去年の、マコッさんのインタビューはたくさん再生回数もまわって大感謝。
あらためて見返すと、ちゃんと話していた今春のFurious World Festも開催しましたもんね。有言実行。
E:SANDに関してはもはや問答無用って感じなんですが、今回もちょっとした仕掛けを用意してくれているみたいなんですよね。
ド:誰かのカバーとか、そういうやつだ。毎年のように何かしらやってくれるよね。
E:直近の回だとDyingrace, Straight Savage Style, Next Step Upなどですね。来てくれた人が楽しんでくれたら、とのことらしく。
もしかしてドンさん、今回は何か情報もってたりするの?
ド:えっとね・・・これ絶対言わないでくださいよ?今年はね、IR●TEのG●NEを、さらにガジェ●ト警部のイントロ付きでやるらしいんですよ。
E:井上公造じゃん。いちいちネタが古いんすよ。あと写真が井上小公造の方になってるから。
しかし、IR●TEのG●NE!レペゼンCastle Heights。楽しみですね~でもこれ伏字の意味あるのかなぁ・・・。
ド:アンタもはや動画も貼っちゃってるじゃん!ちなみに井上公造ってハワイが好きすぎるっていう理由で芸能界引退したんだよね。
E:もう公造ネタ引っ張らなくていいすよ。どうでもいい情報いらないし。
そういやガジェ●ト警部のイントロは確かDevice Changeもやってた記憶があるんですよね。
既に当時IR●TEのビデオとか観てたのかな?とか思ったり。東海~名古屋の先輩方はよくNYに行っておられたので。
ちなみに来日時もやっていましたが、アイオブザタイガーのイントロもよくプレイしていました。赤坂ミニマラソンで森脇健児がアップ始めるやつ。
ド:秘伝のタレみたいな話だな。継ぎ足して良い味を受け継いでいくみたいな。
E:よくあるけどあれって衛生面どうなんですかね?まぁまた脱線してしまいそうだしもういいか。ひとまずバンドの紹介はこんな感じですかね。
■個性派ぞろいすぎるDJ陣
E:さて、お次はDJのご紹介です。まずはこのサマーバッシュではもはやお馴染みになってきました、”DJ HOLIDAY(SFP/不死身亭一門)”氏。そう言わずもがな、Struggle For PrideではVo.を務められてます。
ド:やっぱり佇まいが良いよね。色気があるというか。
E:どういう意図があるんだろ?とか、観たり聴いたりしていても色々と考えさせてくれる余地があるというか。去年だったかな?REAL-Tかけてるときとかドキドキしましたよ(笑)
ド:人前で音楽をかけるという行為、他人や場所を介することで、その音楽がもっている力以上に雄弁になったりすることがあるってことかなと。これも深イイ話だ。また紳助が出てきよるで。
E:大先輩方の紹介するときにはお願いだから脱線するのは控えてくださいね・・・。
さぁ、ということで大先輩が続きます、これまた常連組の一人、DIYパンクマスターこと”DJ SHIGA CHANG”です。関西パンクDJの第一人者。
ド:よく出演してるよね。パンクス!って感じ。いい意味で派手。ある種のパンクのイメージ通りなところがあるというか。パンクスというと、こういった方をフワッと思い浮かべたりする。
E:話してみるとオープンマインドで面白い方です。各種サブカルチャーにも詳しすぎる。
そういったところがDJでも自由に出ていたりしますね。アイドルや歌謡曲とかもポンポン流したりだとか。
ド:ハードコアのイベントだからって、ライブの合間もパンクやハードコアばっかりだと疲れちゃうもんね。
俺だったらAMラジオとかみたいに落語とかかけるかもしんない。バーカンでも煎餅とかおかきとかアラレとか売ったりしてね。
E:そんなことしたら次のバンドがライブやりにくすぎるでしょ。はい続きいくよ、今回がサマーバッシュには初出演、”DJ 2yang”さん。
ド:めちゃくちゃ甲子園のラッキーセブンやんか。あれ?でもこれよく見たら阪神のフラッグと違うな。
E:これ2yangさんの人柄を表しているというか何というか(笑)、JUDGEのフラッグで見事にタイガースとカラー合わせているっていう。最高の写真でしょ。
あと、JUDGEのこの曲の2:33~くらいはベストモッシュパートすぎる。
ド:すげー面白い。実際どういう方なの??
E:ざっくりでいえば、地元石川でのレコ屋から大阪Time Bomb Records、そして1☆狂(一番星クルー)というグループに属したり、恐らくずっと兼務していたとは思いますが現在は本業デザイナー/イラストレーターなどなどって感じかと。
タイムボム勤務の時代には、NYHCの盤を口でリフを歌いながら売っていたなんていう逸話もあります(笑)
Second To Noneの4404さんがタイムボムで働いていたのは馴染みある人も多いと思いますが、その前の話ですね。
ド:口でリフ歌うって、どんな店員なの・・・。
E:所属されていた1☆狂の紹介文の一節、めっちゃ好きなんですよね。語弊を恐れずにいえば2yangさんがそのまま体現している気もします。
グループがまだ現役ならZuluの単独大阪編にも出てほしかったくらい。
ド:情報量が多くて追いつかないや。
E:絵や服など、かなりユニークなショップも展開されているので要チェックです。当日のDJは本当に何かけるのか想像つかない。ラガとハードコアが軸になるとは思いますが。
ド:あなた2yangさんのことだいぶ好きでしょ。
E:たしかに憧れの気持ち強いっすね~。あの頃のカジカジの中の漫画書いてたのも最近知ってビックリした。俺、絵の上手い人って無条件に尊敬するフシがあるんすよね。
ド:あなた絵心ないもんねぇ。
E:しょうこお姉さんとか草なぎ画伯とか馬鹿にできないレベル。さぁDJもラストになります、1982s同い年の星こと”DJ CE$”くんです。
ド:今回のラインナップを象徴するような、最後の最後で顔を出さないスタイル。
E:そりゃたまたまでしょ。前の3人は普通に出してますし。
ということで皆のセスくん。セッさん。敏腕マネージャー。情報通。相談役。顧問。銭湯好き。色んなコンセプトで作られているMix作品がどれも素晴らしいので是非チェックを。
あと所属しているshe luv itから、サマーバッシュ当日にリリースがあるとのことですよ。
ド:デザインも色々と凝ってるね~。
E:意味ありげでハイセンス。あとセスくんは飼っているパグのキャムちゃんが可愛すぎます。
ド:ワンちゃん好きに悪い人はいない。ニャンコ好きにも悪い人はいない。俺も飼いたい。愛がほしい。
E:最後のはよくわかんないすけど、あなたアレルギー持ちでしょ確か。身体かゆくなったり喉痛くなったりするじゃない。
ド:相性によるんだよ。いや、でもよく考えたら飼いたいというよりも、飼われたいのかもしれない。
E:いい歳したオッさんがKinki Kidsみたいなこと言ってんじゃないよ!またホンマちゃんとせーよ、ってセっさんに叱られるわ。
まぁということで出演陣の紹介はここまでになりますね。
■まだまだあるよお楽しみ
ド:そういえば、何やらお得な特典があるんだって?
E:さすが井上小公造さん、耳が早い。このブログを見た方で、Summer Bash Festのチケット購入証明をすると、それぞれの下記店舗で様々な特典を受けられるという形とのことです。
ド:こりゃお得な。どのお店も会場サンホールの近くだし、気軽に立ち寄ってほしいところだね。
俺はカレー屋でラッシーをサービスでもらえるのとかメチャ好きなんだよね、ちょっとした優しさが次も行きたくなるキッカケになるし。
E:遠方から来られる方も結構おられると思いますし、イベント関連のショップはもちろん、大阪という土地やアメ村周辺も楽しんでもらえたら良いですよね。
しかも自分が主催する、No Right単独公演の翌日まで使用可能なので、連泊する方などもしおられたら是非って感じです!
ド:お楽しみはまだまだあるんでしょ?
E:はい!こちらも毎年恒例、バーバーショップ”Eight”さんから出張カットブースですね。
無料でやってもらえるってことで、割と出演者の人もここでカットしてもらったりしています。バシッと決めてステージへ、っていう。
ド:俺も切ってもらおうかな。いつものスーツ姿でマイク持ちながら切ってもらったら絵的に面白いかもしんないし。
E:結構ヤラしいとこありますね。映える田ドン。
ド:あとはフランクフルト?
E:そうですそうです。やっぱり片手で持てるフードってありがたいんですよね。
ド:他人のTシャツにケチャップつけたりしないように注意だね。
E:白Tだと悲惨なことに。串も危ないから持ちながらピットインはやめておきましょう。
ド:モッシュ論争、柵論争、ときてネクストは串論争だな。串をピットに持ち込むのはどうなんだ!?っていう。
E:その前に早くもドリンク論争ってのが起こってますよ。ライブハウスのドリンク値段がうんたらかんたらと・・・。
ド:そこへ串論争をブッ込むんだよ!
E:うるさいな~絶対そんな論争ならねーよ!はい!串論争!もうここで終わります!!!!
E:さっきのドリンクの話とは少し繋がってくる話かもしれないですけど、やっぱりお酒とかコンビニとかで安く済ませようとしちゃう人もいるじゃないですか。
ド:サマーバッシュも再入場はOKにしてるからね。
E:そういうところで、やっぱり還元というか、ちゃんと落とすべきところにお金を落としていきましょうっていう。バンドのマーチとかも地続きの話として。
ド:コンビニがハードコアやパンクに何してくれるわけでもないもんね。
E:そうですそうです。自分だって何か同じものを買うときは顔の見える人のところから買うようにしますから。
なるべく主催側の気持ちも汲んでもらいつつ、皆さん楽しんでもらえたらと思います。そうすればきっと皆んなで長く楽しめるはず。
ド:歳とっても行ける場所がいいよねぇ~。
E:話が巡り巡って、ALL AGESっていう!案外と気持ちいい終わり方かもしれません。今回も長々とありがとうございました!
■あとがき
ということで今年も最後までお付き合いいただきありがとうございました。どうしても皆さん紹介しようとするとボリュームたっぷりになるので、例年よりも読み口はライトにしてみようと工夫してみた感じです。
イベントが楽しみなのは勿論なのですが、毎年のラインナップや様子を振り返ってみると、その時その時の「ムード」みたいなものがよく表れていて面白いと思うので、少し俯瞰的に見てみても面白いのではないでしょうか。
移ろいゆく時代の中で独特の風向きやトレンド、時事問題などその他もろもろ絡みあったもの全てをひっくるめたものが「ムード」なのだと思っています。自分もよく考えますが、一般社会との接続点みたいなものを踏まえると、どれだけアングラなカルチャーでもきっとどこかで相互作用しているものなんじゃないかと。
また時間が経ってから、あのときはこうだったね~なんてスルメ的な楽しみ方ができたら良いですよね。これも自分が良く思うことですが、刹那の熱量が高ければ高いほど余韻が長く続いたり、昔話にも花が咲きやすかったりするものだと信じています。
爆発的に熱狂し、それを共有することが、もしかしたらそれが未来にグレイトなアーティストを産むキッカケになるのかもしれません。そうしたらオジさんたちもまだまだ楽しめるってもんです。それは意外とシンプルなことなのかもしれないと思っています。
ホッコリしたところで?、ではあらためて9/14にサンホールでお会いできるのを楽しみにしております。See Ya~!
■Summer Bash Fest 2024
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