見出し画像

安さと楽しさを両立できる旅?地方都市発を例にプランを立ててみた

初めまして。タイヤキと言います。自分は旅が趣味なのですが、行くことよりもその計画を立てることが好きなタイプで、休暇に大量のしおりを立ててしまうことが良くありました。自分はあまり財力がなく、旅のしおりを10つ作ってもそのうち9つは没案になってしまうことが殆どという、客観的に見れば無意味としか言いようがない事をよくしてしまうのです。しかし、ふと最近、没案でもそのままゴミ箱にポイするのも勿体ないと思い、こうしてnoteに掲載して誰かに内容をみてもらえれば良いなと思いついた限りです。プロの方やもっとこういったジャンルに通じていられる方からすると思うところが存分にあるかもしれませんが、温かい目で見てもらえると幸いです。

なお、敢えて内容は自分が住んでいる石川県金沢市を起点にしています。個人的は地方都市からの旅行の好例だと勝手に思っていますが、東京や大阪など大都市圏を起点としたものもいずれは作りたいと考えています。

プランの例 金沢発東北旅行

このプランは冬の東北地方を回るという内容になっています。日時は一応2021年初めとなっていますがコロナ関係もありますので年や日時はあまり当てにしないことをお勧めします。計画作りの一例として見てもらえると幸いです。

予定日:2021年2月7日~11日

金額:95653円 参考サイト:booking.com, jorudan

一日目 2月7日(日)

金沢駅から大宮駅へ 6:00~8:06 運賃:仙台駅まで10670円 指定席:大宮駅まで6690円 使う列車:かがやき506号
大宮駅から仙台駅へ 8;22~9:31  指定席代:仙台駅まで5150円 使う列車:はやぶさ103号

金沢からこのプランの観光の軸になる仙台市へ電車でアクセスする過程です。旅と言えば鉄道を使うと醍醐味が増すイメージがあり、また車窓から眺める景色も良いと思い、多少高くつくものの新幹線となっています。

画像1


バスで仙台駅から瑞鳳殿前へ 9:43~9:58 運賃700円 使うバス:るーぶる仙台バス
瑞鳳殿観光 10:00~11:00(一時間程度)

画像2

バスで瑞鳳殿前から仙台城跡へ 11:28~11:38 運賃:260円 使うバス:るーぶる仙台バス 
仙台城跡観光 11:40~12:15(30分程度)
昼食 12:15~13:00(一時間程度) 1000円まで
仙台城跡前からバスで仙台駅前へ戻る 13:08~13:52 運賃:260円 使うバス:るーぶる仙台バス

仙台での観光は徒歩にしようかと思ったのですがバスを使うことにしました。以前旅行した際に徒歩で無理に通した結果、大きく時間を割いてしまった経験があったので、若干計画を立て辛いかもしれませんがバス移動がやはり鉄板だと学びました。

仙台駅から松島海岸駅へ 14:21~15:04  420円 使う電車:仙石線
松島海岸到着
松島海岸駅から徒歩で瑞巌寺 15:00~15:30 (かかる時間はスマホのマップを参照)
瑞巌寺を鑑賞 15:30~16:30(一時間程度) 700円(拝観料)

画像3

瑞巌寺から徒歩で松島海岸駅へ 16:30~16:50
松島海岸駅から仙台駅へ 17:12~17:51 420円 使う電車:仙石線

松島海岸観光のあたりの過程です。松島海岸には瑞巌寺以外にも数多くの観光地があったのですがこのプランでは各観光地の営業時間の終了に間に合わないと判断し、しかしだからと言って前半の瑞鳳殿を妥協するわけにもいかないと思ったので省きました。旅行の計画をする際は作り始めの段階からある程度一日に余裕を持たせるべきだと思います。

夜の仙台を観光 18:00~21:00 2000円まで
ホテルにチェックイン 21;00 6900円 ホテル:三井ガーデンホテル
就寝 23:30

一日目はこれで終わりです。基本的に宮城県の仙台やその近場を観光する形ですが、仙台はこの旅行を通して何度も中継点になるので、初日から慣らしておくという仕様も意識してあります。

二日 2月8日(月)

主に内容は平泉の観光です。猊鼻渓という景勝地も入っています。

起床 6:00
チェックアウト 6:50
仙台駅から一ノ関駅へ 7:06~7:40 運賃:平泉まで1980円 指定席代:一ノ関まで1870円 使う電車:やまびこ297号
一ノ関駅から平泉駅へ 7:50~7:57 使う電車:東北本線 
平泉観光 8:00~13:00 諸々合わせて2000円まで

画像5

若干平泉に時間を割きすぎた気もしますが、この辺りで行き来を激しくすると運賃がかかってしまう事情などもあり、節約などの観点からこのような荒唐無稽なプランになっています。

平泉駅から一ノ関駅13:29~13:37 運賃:猊鼻渓駅まで590円 使う電車:東北本線
一ノ関駅から猊鼻渓駅へ 14:17~14:46 使う電車:大船渡線
猊鼻渓船下り 15:00~16:30 1800円
猊鼻渓駅から一ノ関駅へ 17:08~17:38 仙台まで1980円 使う電車:大船渡線
一ノ関駅から仙台駅へ 17:55~19:33 使う電車:東北本線
ホテルにチェックイン 20:00 5873円 ダイワロイネットホテル仙台
就寝 23:00

画像4

※猊鼻渓船下りなどは予定が変わる場合もあるかもしれないため(特にこの時世)、若干危険です。代替えのプランを作っておいたほうがいいかもしれません。


2月9日(火)

この日は個人的にこの旅行のメインである冬の山寺が入っています。時間の大半を山寺に割り振っていますが、そういう事情です。また、夕方に本数が少ないバスに乗るというそこそこ難易度が高い関門があります。

起床 7:00
チェックアウト 8:00
仙台駅から山寺へ 8:18~9:13 860円 使う電車:仙山線快速
山寺観光 9:15~15:50 拝観料含め500円まで

画像6

山寺駅から山形駅へ 16:01~16:25 240円 使う電車:仙山線
バスで山形駅前から蔵王温泉BT 17:40~18:17 1000円 使うバス:三交バス 290番
チェックイン 18:30 10000円 蔵王温泉ル・ベール蔵王
ロープウェイ&ライトアップ鑑賞 18:30~21:00 3000円 
就寝 23:00


2月10日(水) 

旅行のクライマックスのようなポジションを持っている日です。スキーヤー向けみたいなところが若干あり、万人受けする内容ではないかもしれません。また、前日の山寺の比ではなく丸一日を蔵王に使っているのであまり参考にはならないかもしれないです。

画像7


画像8

起床 7:00
ロープウェイ&樹氷観光 9:00~17:00(ほぼ丸一日) 3000円 (スキーもする場合諸々の費用で+4000円
蔵王温泉BTからバスで山形駅前 17:20~18:05 1000円 使うバス:三交バス C2
山形駅から仙台駅へ 18:47~20:07 1170円 使う電車:仙山線
ホテルにチェックイン 20:00 6570円 三井ガーデンホテル仙台
夕食 1000円まで
就寝 22:00


2月11日(木)

最後の日であり、名残惜しむような穏やかな観光をする日にしてあります。最終日という内容なのでそれでも少し焦るような日程になっているのが良くなかったと思っています。

起床 5:00

仙台駅から郡山駅 7:01~9:30 会津若松駅まで3410円 使う電車:東北本線
郡山駅から会津若松駅へ 9:38~10:55 使う電車:磐越西線
会津若松駅前からバスで鶴ヶ城入り口🚏へ 11:20~11:40  210円 使うバス:会津バス ハイカラさん
鶴ヶ城観光 11:40~15:00 410円

画像9

鶴ヶ城から徒歩で会津若松へ 15:00~15:40 
会津若松駅から新津駅 16:39~19:14 運賃:金沢まで7270円 使う鉄道:磐越西線
新津駅から上越妙高駅へ 20:13~22:00 指定席代: 上越妙高駅まで1470円 使う列車:しらゆき10号
上越妙高から金沢駅へ 22:17~23:21 指定席代:金沢駅まで3170円 使う列車:はくたか577号

プランはこれで終了です。どうだったでしょうか。かなり私的な趣味に寄ったものになってしまっているため直接有用にはなりませんが、何か自分でどこかへの旅行を企画する際に『こういう風に作るのか』などという程度に参考にしていただければ幸いです。