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企業分析~AI CROSS株式会社~

決算書を読んだり、企業分析をするのが最近楽しくて、より質を高めるためにアウトプットをしたいと思いnoteも書いていくことにしました。
こういうの慣れてないので、ここ違うよとか、おかしいところがあればご指摘くださいませ。

今回はAI CROSS株式会社(AOSモバイル株式会社)です。
企業向けに、コミュニケーションを通じてEngagementを高めるためのビジネスコミュニケーションプラットフォーム事業を行っている企業です。

AI CROSS株式会社概要

■設立日  :2015年3月(上場:2019年10月)
■従業員数 :34人
■市場   :マザーズ
■代表者名 :原田 典子

■事業内容:
ビジネスコミュニケーションプラットフォーム事業
-メッセージングサービス開発・運営
-ビジネスチャットサービス企画・開発・運営
-AI Analytics サービス企画・開発・運営

1.SMS送信サービス

主に本人認証など変更されにくく、確実に届けることができる手段として使用されることの多いSMS。
市場自体は年率30~40%増で伸び、2021年度登録顧客数は2万法人以上に拡大と予想されています。

日本経済新聞 ミック経済研究所、「爆発的な拡大が予測されるA2P-SMS市場」を発表

ほぼ4社で寡占状態になっており、AI CROSS株式会社が提供するAIX Message SMSはシェア2位(25%)となっています。

個人的には電話番号という存在自体がいつまで存在するのか疑問ではありますが、5G普及による次世代SMSには注目してます。

2.ビジネスチャットサービス

InCircleというチャットサービスを展開しています。
特徴は純国産・セキュア・シンプル。

チャットワーク、Slack、LINE WORKS、Microsoft Teamsに比べるとシェアが低いというかこの会社を調べるまで名前も知りませんでした。。
セキュリティ意識の高い企業や官公庁が利用とのことなので市場規模も大きくなりづらいですね。

InCircleをベースとして手軽にテレワーク環境が構築できるEASYテレワークというサービスも3月から開始しているようです。時流に乗ってはいますが、微妙ですね。
今後テレワーク絡みで大きい情報漏洩等があれば注目される可能性はあります。

3.AI Analytics

これはコーポレートサイトや決算関連の説明資料を見たんですが、結局他と比べて何ができるかというところがわかりにくく、未知数でした。

企業としてはAIを駆使して展開をされる予定だと思うのですが、コーポレートサイトなどもどこか古臭く本当にAIとか使いこなせるのかな。。と思ってしまいます。

まとめ

既存サービスでは将来性があまりない印象でしたが、5Gと絡むことによってより真価が発揮されるかと。
同業のアクリートに比べると色々と手を打っている印象があり、そこは好感が持てました。

色々決算書なども読んで思うところもあったんですが、結果決算説明資料と似たような内容になってしまいました。。慣れないことでアウトプットするのは難しいですね。

めげずにまた書いてみます。


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