創業物語。

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第28話。予想外の出来事だらけの中で。

プレオープンは、いつもお世話になっているお取引き先や関係者の方を招いて行われた。

この時、

まだ排気ダクトが完璧ではなく、店内は焼鳥の煙で、なかなかに煙い状態になってしまったのだが、みんな笑って許してくれたのが印象的だった。

そして、

口々に、「頑張って下さいね!」

と声を掛けてもらえた。

前に進むことへの期待感を、強く感じた。

いよいよ、

小さなやきとり屋から、移

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第27話。さらば創業の地。

2016年 2月。

新しい物件の契約も終わり、

僕が独立した場所での営業も、残り数日となった。

2月いっぱいで、思い出がたくさん詰まったお店での営業が終わると聞きつけた人たちが、

たくさん顔を出してくれた。

「どうせすぐ、近くで再開するんですけどね!」

そんな話をお客さんとしながらも、

僕自身、若干の寂しさを感じていた。

振り返れば、いろんなことがあったな、と。

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第26話。大きな決断。

2016年 元旦。

株式会社になって、初めての年明け。

会社にしたからといって、僕の気持ちが特別なにか変化したということはなかった。

強いて言うなら、税理士さんとのやり取りが増えたくらいだ。

ただ、会社の印鑑を作った時は、ちょっと感慨深かったかもしれない。

感慨深くはあったが、正直言って使えればなんでもよかった。

ネットで会社の印鑑を作ってくれるところを探してると、

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第25話。代表取締役 社長。

仕込みチームの、

かなえさん、けいたくん。

営業チームの、

まなみさんと、えりちゃん。

ほとんど素人の集団である。

まなみさんは、飲食店での勤務経験があったが、

チェーン店の居酒屋だった為、スキルがあるとは言えないレベルだった。

チェーン店は、極度に効率化されていたり、オペレーションの分業化が進んでいるので、

ただ作業をこなす、という風になりがちだ。

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第24話。2度目の長期休業。

また、僕は1人になった。

前回とは違い、なんの前触れもなく突然に。

ただ、状況は違えど、同じことがある。

それは、自分の気持ちだ。

僕は、変わらず前に進んで行こうと思った。

良くない出来事に、自分をコントロールされたくはないから。

そして、変わらないことがもう一つ。

「やらなきゃ、事業は死ぬ。」

ということ。

とんでもない事態に陥っても、決して諦めるという選択を

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第23話。突然の大崩壊。

7月のとある定休日。

今日は、スタッフみんなで北千住の有名な焼鳥屋さんに行く日だ。

この日に、リョウコさんから話をする時間が欲しい、と言われ僕は早めに北千住の駅に向かっていた。

スタッフが話をしたい、という時はだいたい良い話ではない。

それはもう分かりきっていた。

あとはどれくらい悪いか、だ。

「あ!お疲れ様でーす!」

「すみません、早めに来てもらって。」

駅中にあ

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第22話。全てが停滞した、その先に。

定休日を作り、スタッフに負担を掛けないようなシフト作りを心掛けて、マネジメントもひたすらソフトに切り替えた。

良いところを伸ばす。

そう言えば聞こえはいいが、

当たり障りなく、お店の質を高めることより、安定することを優先させた、ということだ。

はっきりと言えば、ただの妥協である。

僕は、もともとかなり忍耐強いタイプである。

そんな僕でも、成長に向かって前進しているのであれば

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第21話。トラブル。トラブル。トラブル。

2014年の最後の営業も終わり、

あとは大掃除をして、忘年会をやるだけ。

忘年会は、

日頃、お店に来てくれる常連さんも集めて、ワイワイやる予定だった。

最近、ちゃんとシフトに入れてないタカオくんも、こういうタイミングでみんなとコミュニケーションを取り、また仕事に復帰していってくれたらいいなと思っていた。

忘年会は、夕方からお店で始まり、タカオくんもちゃんと参加してくれた。

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第20話。経営者としての在り方。

新しいスタッフ3人で再スタートし、2周年を迎えたやきとり屋は、

まるで、嵐に飲み込まれた小舟のようだった。

仕込みの質は下がり、

通常のオペレーションは、全く安定しない。

大荒れに、荒れていた。

僕は、精神的にかなりの苦痛を感じていた。

カオリちゃんとダイくんを、

めちゃくちゃ時間をかけて、

お店を任せれるレベルまで引き上げたあとに待っていたのが、

この状況であ

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第19話。ガタガタで迎えた2周年。

休業4週目。

ヤマダ タカオ(19歳)

ナカガワ アサミ (17歳)

タカギ リョウコ(30歳)

*全て仮名です。

の3人を獲得し、

なんとか1ヶ月だけの休業で再スタートを切れるカタチになったが、

問題はここからだった。

1週間で、現場のトレーニングをしなければならない。

これは、正直に時間が足りない。

なので、

せめてお店を動かせるレベルを目指そうと考

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